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更新日:2025年9月4日

令和7年度第1回七尾市子どもの読書活動推進計画策定委員会会議録

会議の名称

令和7年度第1回七尾市子どもの読書活動推進計画策定委員会

日時

令和7年6月5日(火曜日)午後3時~午後4時00分

場所

七尾市役所401会議室

傍聴者数

0人

出席者

荒巻委員長、坂井副委員長、中村委員、木下委員、中川委員、多田委員、溝口委員、木村委員、中島委員(計9人)

八崎教育長、酒井館長、奥原副館長、森専門員、吉野主査

(計5名)

以上14人

欠席者:永江委員1名

会議内容

1.開会

(教育長)

委任状交付

挨拶

2.委員長挨拶

(委員紹介・事務局紹介)

(館長)

挨拶

3.議題

(事務局)

七尾市子どもの読書活動推進委員会設置要綱第5条第2項により、委員長及び副委員長は、委員の互薦により選出するとあります。これに基づいて選出していただきたいと思います。

初めに、委員長を自薦、他薦構いませんので選出をお願いいたします。

(委員)

前回に引き続き、荒巻委員は読書活動に大きなウエイトをお持ちの方ですので、ぜひお願いしたいと思います。

<承認>

(事務局)

次は副委員長をお願い致します。

(委員)

去年から参加されてます坂井純子さんを推薦したいと思います。

<承認>

(事務局)

委員長を荒巻委員、副委員長を坂井委員お願いします。それでは、荒巻委員長坂井副委員長は、席の移動をお願いいたします。

(委員長)

挨拶

(事務局)

七尾市子どもの読書活動推進委員会設置要綱第5条第3項により、委員長は会議の議長となるとあります。また、第6条第1項により会議は委員長が招集する。とありますので、次回の会議より委員長名で招集いたしますので、よろしくお願いいたします。それでは、委員長、議事進行をお願いいたします。

(委員長)

令和7年度七尾市子どもの読書活動推進計画の策定について説明。

(委員長)

資料1資料2のについてご質問ございませんか。

(委員長)

今いただいた訂正の資料の上の方の第五次令和7年の3月はあってますか。

(事務局)

こちらは、国の計画になります。国の第五次ですので令和7年3月であっています。以前の資料では令和7年度とありましたが間違いを修正いたします。

(委員長)

今後はこの日程に沿って策定作業を進めていくということでよろしいでしょうか。

<一同承認>

(委員長)

それでは続いて資料3について説明をお願いします。

(事務局)

資料3について説明。

(委員長)

資料3の説明ありがとうございます。事前にこのアンケートを読まれた感想,それから現在お子様と関わっている方で何か感じることなどありますか。

(副委員長)

しびびの会ではストーリーテリングをしています。ストーリーテリングというのはお話だけで絵がないので、耳で聞いて想像している。子どもたちに高度なことを要求しているのですが、最近の子どもたちの様子を見ていて気になることがあります。語彙力なんですが、言葉を知らないことを感じるようになりました。

この間、「がらくた」っていう言葉が昔話の中に出てきたのですが、2年生の子が難しいのか「がらくたって何」と聞いてきました。「がらくた」って、結構わかりやすいものと思っていましたが理解できていなかった。昔話の方が、難しい言葉がたくさん出てきたり、昔の道具の名前とかも出てきてますが、子どもたちは、もしかすると分からないまま聞いていると思います。昔の子どもたちは、話の前後から推察して話の内容を想像していたのではないかと思うのですが、今の子どもたちは、そのまま聞いているように思います。語彙力っていうものは、昔の子はどうやって身についていたのかと考えていますその語彙力、想像する力っていうことは、とても大切なことなので、分からないことが多いと気になります。

(委員長)

健康推進課の方はどうですか。

(委員)

普段健診で赤ちゃんと接していて、メディアの時間が多いなって思っていて2.5時間とか見ている。多い人だと1日に3時間4時間、見てるよってことが多くて、それはやっぱりここのアンケートにも、スマホとかゲームとかを利用して、読書量が減っているのと何か共通してるなと思っていました。そういう子には発達面言葉が遅いとか成長に影響が出てきている。成長・発達の気になる子の背景をみるとメディアやスマホの影響が大きいのかなと感じています。

(委員長)

PTA連合会の方は読み聞かせに小学校へ行かれていますがどうですか。

(委員)

読み聞かせをしていて、その時間を楽しくしたいと思っています。子どもたちに苦痛にならないために、分かるように読みながら内容の前後を想像させることより、分からない言葉を説明しながら読んでいます。

朝の読み聞かせの時間は限られているので、長い文章の本が読めず、短い文章の本を選んでも途中でチャイムが鳴ってしまいます。理解してなさそうな子がいることがわかると、その子に伝えたくて、内容を想像させる前に分かりやすく、説明をして手を差し伸べてしまっています。分からない子をそのまま置いていきたくないっていう気持ちがどうしても働いてしまいます。昔よりも同じような子どもたちが教室にいるというより、いろんな子がいるので、支援員の先生がついてたりすると、その子の表情を見て内容を理解して欲しいと思ってしまいす。また、読み聞かせを聞いて子どもたち皆に共通の認識を持たせたいと思うことが反省です。

(委員長)

学校司書としてどう思いますか。

(委員)

子どもたちと普通に会話して「何それ、何それ」って言う子がすごく最近多い。子どもたちは、親や家族でもいます。「ごはん」「今日、学校の先生に怒られた」ってLINEで来るというふうに聞いて、もう語彙力がないなって思います。結局、家族で一緒に過ごす時間が、どこにあるかというとテーマパークへ行くときだけのような気がします。ご飯も別々に食べるっていう家庭がすごく多いので、絵本がやっぱり増えて、高学年でも絵本を選んでいる子が多くなっていると感じています。

(委員長)

これが小中学校の現状なのですが、高校生はまた違う状況ですか。

(委員)

そうですね。先ほどの委員が言ってたように生徒と話していて私はわからない言葉があるといいますか、生徒たちが使用する流行り言葉は分からないですね。関係はちょっとないかもしれないんですが、図書室で新聞を毎朝掛け新しいものに変えていますけど、新聞を読む生徒が少ないなと思います。

(委員長)

最近は携帯で調べることが出来るので、知識の本いらないのかなと思います。また語彙力がなかったら、理解できてないことになります。今の子どもたちは選択肢がたくさんありすぎて、安易にゲームなどに行くのは仕方ないですね。それを読書の方に持っていくことが難しいです。

(委員)

中2の息子は読書は嫌いじゃないんですけど例えば走れメロスを読むときに、これを読めば一分で分かる本が流行っていてそれを読んでいます。私から見たら、それって読書っていうのかなと思いながら借りてきて読んでいます。

世の中がそうなのかもしれないですけどコスパって言ってまとめの本を読んでポイントだけ押さえてるので「知ってるよ走れメロス」と言われるのですけど世の中の動きとして読書離れはまとめ本や短編集の人気でも分かるかと思います。

(委員長)

ありがとうございます。

(委員)

学校で出ている宿題を見ても全部短編集から出ていたり、学校でまとめたものが出ていたりします。芥川龍之介にしても、一冊の小説を読むのではなく、まとめを読んで理解できるようになっています。

(委員)

語彙とは離れますが、私自身絵本や本が好きで孫の誕生日には、絵本や本を必ずあげるようにしてるんです。6年生の男の子ですが、「少年少女日本の歴史の本」を学校でも、歴史が始まることもあり、繰り返し読んでいます。あと、子ども一人で読むこともありますが私が一緒に読むことを大切にしています。

(委員長)

だから本好きになったのですね。子ども部屋を与えて1人でいると好きなゲームとかに行くのは当たり前ですよね。お父さん、お母さんも忙しくて子どもたちに読み聞かせ等できていないのではないでしょうか。

そういった背景から子どもたちの読書に向かうことが減ってしまうことは仕方ないのかなと思いました。そういう環境だから読書離れが進んでいるのだと思います。せっかく五次の策定委員会に関わっているのでみなさんで、考えていきませんか。

(事務局)

先ほども質問の中に保護者の方の、家庭の時間の作り方、皆さん本当に悩んでいて、極端な話仕事をやめないと時間の捻出が難しいという意見があります。今の皆様のお話聞いたりすると、たくさんの保護者の方に対してのアプローチ方法をどうするか、考えていきたいと思っています。四次計画の段階で、本来でしたら保護者の方向けに研修会等をしたいと思っていました。

策定の段階でそういった内容の計画もいれたのですが、コロナ禍になりましてそういう集まって何かをするということ自体に制限がかかってしまい四次計画の間にはできなかったという部分があります。読書環境について悩んでいる保護者に向けての発信の仕方を皆様と考えていきたいと思っています。先ほどのLINEの話を聞くと壁が厚いと感じます。

(副委員長)

最近の子どもたちは、昔話を知らないと思うんです。以前「したきりスズメ」を読んだのですが知らなかったです。5大昔話の1つなんです。

また「ももたろう」も登場する動物が、犬、さる、キジではなくて犬、さる、鳥としてとらえられていることに驚きました。そのことで今まで読み継がれていた日本の昔話を伝えていくことの大切さを感じました。家でできないのでしたら、学校や保育園、おはなしボランティアの方がおはなし会で昔話をすればいいと思います。

(委員)

保育園ではお遊戯会などでの演目で鬼が出る話でも「鬼」がバイキンマンになったり、鬼退治に行くのでも「バイキン山」で一緒に行くのが「ドキンちゃん」とかで対象がアンパンマンになっています。最後もパーティーをして終わることが多いです。

(事務局)

パロディも悪くはないのですがやはり、元の物語を知っていることが大切だと思います。

(委員長)

自分たちは英語をペラペラとしゃべることが出来ないのは、英語を知っていても使う機会がないからと同じで子どもたちも同じで言語ってまず耳からたくさん入って、それを表出して身についていくと思うんです。そうなると耳からたくさん入れる場が減っているとしたら、それを確保しないとだめかなと思います。以前保育園を訪問した時に、私がびっくりしたのは、外遊びや室内あそびして、時間になったら先生が何も言わなくても、一定の時間になると教室に行くんですね。ゲームなどで遊んでいたことをやめて手を洗って決められた部屋のところで座ってるんですよね。赤ちゃんから、年少年中それぞれのところで、読み聞かせが始まります。保育園のそういった読み聞かせの習慣づけをしていると思います。親が難しいと保育園や学校でお願いするとか何かしらの手だてが、今本当に必要なのかと思います。昨年の地震でどの家庭でも今の生活で精一杯だと思います。

(委員長)

第五次計画に向けて皆さんのお力を貸してください。また、アンケートの報告は承認でよろしいでしょうか。

(委員長)

承認を頂いたということで本日の議事すべてが承認ということでよろしいでしょうか。

(事務局)

アンケートの報告しかできなかったのですが、現在、図書館として、各小・中・高の図書室の貸出しの統計の資料を集めています。貸出し数からも読書環境についてヒントになるかと思います。

今回のアンケート結果の中にその貸出し数の統計の資料を作成したものに合わせて今回の会議録を皆さまのお手元に届けたいと思います。

今、いろんなご意見いただいたものを、皆様各団体へ戻られまして、五次計画について、忌憚のないご意見やこれからこういうのは取り組めるんじゃないかなというご意見がもしあるようでしたら事務局へ寄せていただければ、計画の方に反映させていけると思いますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

(委員長)

ありがとうございます。ここで事務局にお返しします。

(事務局)

ありがとうございました。副委員長からの挨拶です。

(副委員長)

挨拶

(事務局)

これにて令和7年度第1回七尾市子どもの読書活動推進計画策定委員会を閉会させていただきます。

次回は9月に書面会議を予定しています。また11月に第2回の会議をしていきます。

お問い合わせ

所属課室:教育委員会七尾市立図書館

〒926-0046石川県七尾市神明町1番地(七尾駅前 ミナ.クル3階)

電話番号:0767-53-0583

ファクス番号:0767-53-0617

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