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更新日:2025年4月1日

令和6年度第3回七尾市図書館協議会会議録

開催日時

日時:令和7年2月25日(火曜日)午後3時00分~午後4時00分

開催場所

七尾市役所5階災害対策本部室

出席者

杉田委員長、山口副委員長、池江委員、堀委員、荒巻委員、鴻野委員、芹田委員(計7人)

見里館長、奥原副館長、作井副館長、網谷主幹、宮本専門員、(計5人)以上12人

欠席者:寺口委員、寺井委員(計2人)

傍聴者数

0人

会議内容

1.開会

2.委員長挨拶

(委員長)挨拶

3.答申

(事務局)
第2回協議会で事務局が提出した諮問書「持続可能な図書館運営について」に対する答申書を委員長から館長にお手渡しをお願いする。

【答申書「持続可能な図書館運営について」受け渡し】

(事務局)
答申書をいただきありがとうございます。
本当に時間の短い中、委員長をはじめ委員の皆様から、たくさんのご意見やアイディアをいただいた。先ほどの委員長のお話にもあった通り、全てを今すぐできるわけではないが、今後図書館運営をしていく中で、皆様からいただいたご意見やアイディアを1つでも2つでも具現化と言うか、具体的な取り組みとして進めていければと思っている。
また、委員の皆さまに今後の図書館運営をご覧いただき、進捗状況などにご意見をいただけると励みにもなるのでよろしくお願いしたい。本当に貴重なご意見をありがとうございました。

4.議題

(事務局)
それでは4.の議題に入りたいと思う。
七尾市図書館規則第8条第1項第2号により、委員長は会議を招集しこの議長となるとなっているので、杉田委員長、議事進行をお願いする。

(委員長)
時間が限られているので、速やかな議事進行に努めさせていただく。皆様のご協力をお願いする。
では議題(1)令和6年度事業について事務局から報告をお願いする。

(事務局)
議題(1)令和6年度事業について、資料に基づき報告

(委員長)
委員の皆様、ご質問があれば挙手の上お願いする。

【質疑】
(委員)

子ども読書活動推進事業の中でうちどくということが書かれているが、自分は馴染みがなかったので、どういうことなのかを教えていただければありがたい。
また資料を見ていると、大変魅力的なイベントにたくさん取り組んでいて、自分はあまり参加できていないがいいなと思う。その中で、前回の審議の中でも出ていたが、企画やイベントなどの見直しは考えているか。

(事務局)
うちどくノートについて、主に小学校に配布していて、毎年新1年生には全員分と、他定期的に年に1~2回学校から追加の要望に応じて配布している。学校それぞれの取り組みをしていただいていて、夏休み冬休みの休み中に使用している学校もあれば、毎月1回など決めて使用している学校もある。10ページに渡り子どもたちが自分の思う本を読んで感想を書いたり、家族の感想を書く欄もあったり、おすすめのリストを自分で書いたりという、そのようなノートになっている。
そのノートを学校からお借りし、司書さん方に抜粋していただき、さらに子どもたちに活用して欲しいという私たちの思いで、見本としての書き方紹介に展示させていただいている。
ちなみに、小学校ではこのうちどくノートだが、中学生になると読書通帳といってそれに似たようなまた別のものがある。

(事務局)
今ほどはうちどくノートの活用についての話しだったが、本来の目的は子どもの読書活推進ということで、ただ本を読んでもらおうというのではなく、家族と同じ本でもそれぞれ別の本でもいいので読む時間をとって、お互いに感想を言い合い、親子のふれあいも含めて進めていけたらということで始まった活動になっている。

(委員)
それは良いと思う。

(事務局)
イベントや事業の見直しについて、答申でもご意見を頂いており、その辺も含め少し整理できるものがあるのかどうか一度行事の棚卸しをしてみようかと思うので、これは7年度以降の課題ということでさせていただく。

(委員)
巡回配本は学級文庫か。この本は学校の生徒は借りられるのか。

(事務局)
移動図書館が行き、まず各教室にこちらの図書を一括して置き、それを生徒が当然借りることはできる。

(委員)
借りて家に持って帰られるのか。

(事務局)
移動図書館の事業は大きく分けて2つに分かれている。学校のことだけで言えば、1つは、本はともだち号というバスに本をたくさん積んで行き、子どもたちが選ぶ個人貸し出しの事業がある。そちらで子どもたちは自分の好きな本を自由に借りていくことができる。
もう1つは学級文庫、クラス単位の配本という形で貸出するパターンもある。それはクラスに設置していただき、それぞれ朝読書の時間や昼休みなどに自由に本を読めるような形になっている。
学校ごとの先生の方針で、なくしたら困るので家に持ち帰らないよう指導をしている学校もあれば、学校の中だけで読むという形をとっている学校もあり、一概にこちらで全部持ち帰っているということは言えない。

(委員長)
他に何かあるか。
ないようであれば、この議題(1)令和6年度事業報告についてご承認いただければ、恐縮だが拍手でお願いする。
(全委員承認)

(委員長)
次に議題(2)令和7年度事業計画(案)について事務局から説明をお願いする。

(事務局)
説明の前に、令和7年度の事業計画(案)ということで資料を用意させていただいているが、答申をつい先ほどいただいたので、内容が反映されていないものになっている。新年度第1回協議会では、7年度のしっかりしたものをお示しできるかなと思う。
とはいえ、4月から新年度の事業がスタートするので、今の段階で、私ども図書館の方で計画している新しい取り組みというか、変更になるようなところが何点かあるので、その辺りをこの場で7年度の準備計画ということで説明させていただきたいと思っている。
資料の取り組み方針(案)の語りの部分などは、正にこの答申の内容が含まれていないので、これは参考程度ということでご認識いただければと思う。

(事務局)
議題(2)令和7年度事業(案)について、資料に基づき説明

【質疑】
(委員)
取り組み方針の中の、絵本コーナーの充実というところで、新しい取り組みというボードゲームの館内貸し出しというのはとてもいいなと思う。やはり絵本コーナーというのは、静かに本を選んで静かに座って本を読むものだという固定観念が、多分家族の皆さんにも子どもたちにも埋め込まれているのではないかと思うので、このボードゲームがきっかけになり、そうではなくてみんなと触れ合えるのも図書館の大きな役目だということも意識できると思う。
また、司書の方もおそらくこのボードゲームをやっている人の中に入りやすいのではないか。今までの本の貸し出しでの接点よりも、ボードゲームを通しての接点の方がとても柔らかいものになってくるので、それをきっかけとして司書の方に声をかけやすくなり、本を選ぶときにアイディアをもらったりなどというふうになるのではないか。
方針であげられたと思うが、その温かい触れ合いというか、そのような図書館の雰囲気が生まれるのではないかと思う。本当に楽しみな取り組みだと思い聞かせていただいた。

(委員)
移動図書館で、小丸山小と中島小が新たに増えたということで、小丸山小は結構人数も多い中で負担にならないのか。
それぞれの学校の蔵書数も充実している方かなと思う中で、どういうことで新たに要請があったのか。

(事務局)
全校に今一度巡回に関しての希望を調査したところ、新たに小丸山小と中島小で要望があり追加になったという経緯である。希望があることは良いことであり、移動図書館担当の負担が増えるかもしれないが、効率的に行えるよう努力したい。

(委員)
私が学校にいた時、職員お二人で手が回らないような雰囲気もあり、例えば小丸山小などもおそらくそうなるようで大変に感じる中で、本当にありがたい話だと思う。

(委員)
事業の記録写真からも昨年の家族よむよむフェスタは大盛況だったのではと思われるが、内容のボードゲームやクラフトなどは例年のことなのか。

(事務局)
その年その年で中身に違いはある。

(委員)

多数の申し込みがあったということは、それだけこの事業がとても楽しいもので、親子の触れ合いにもなり、いろいろなことができるという意識が皆さんの中に浸透しているということだと思うので、先の答申からずれる話になるが、このような取り組みも図書館で大いにしていただきたいものの1つだなと私自身は思う。

(委員)
絵本コーナーでボランティアをしていた時に、棚に並んだボードゲームが見えたが、運用はいつからか。

(事務局)
寄贈でいただいたもので、その登録が完了した段階でありまだ整備中ではあるが、新年度に向けて先行して今は仮運用している。
土日に家族連れでいくつも遊んでくれたり、滞在時間も長くなったりし、賑わい感も出るのでありがたいなと思っている。次年度に向けてもう少しやり方の工夫などをし、整備を進めていきたいと思っている。

(委員)
我が家などでも使われなくなったものが並んでいるが、使い古しでも使ってもらえるのか。児童館などは多分そういうものを使っているのかなと思わせるような、結構年季の入ったものがある。子どもが大きくなったら使わなくなる家庭も多いように思うが、それを思うとボードゲームは持続的ではないようにも思う。
図書館では予算を組めるのか。

(事務局)
当面は今ある分で回していく形になるかと思う。

(委員)
ボードゲームはどちらからの寄贈か

(事務局)
秋頃に東京のアルティコという会社から図書館へ寄付をしたいとの話をいただいた。
夏のよむよむフェスタの時にボードゲームが賑わっていたということもあり、先ほど話に出た予算を考えた時に、なかなか予算でボートゲームを買うのは厳しいだろうということで、せっかくなのでボードゲームをいただこうかとなり、話を進めさせてもらった。
棚も一緒にいただき、届いたのが年末頃で、今準備をして、図書館の新しい魅力の1つとしていければというところで進めている。
今後、そのボードゲームを増やすというのは、なかなか何かタイミングがないと厳しいかなというところは正直ある。

(委員)
使ってもらわないと意味がないものの、使うものはいずれは傷んでくる。せっかくいい取り組みなので、破損なども見込んだ上での継続可能を考えて欲しいところだが、どのようにするのか。

(事務局)
現段階では、市の予算でどうこうするということまでは考えが及んでいない。また、破損したらどうするのかといったところも含め考えていきたい。

(委員)
話を聞いていて、楽しそうな感じのゲームなのだろうと思いながら、自分は子どもとあまり接する機会がないので、いろいろと想像はするが、これは具体的にどんなものなのか。昔あった人生ゲームのような感じか。

(事務局)
方向としては、人生ゲーム的なものもないことはないが少ない。カード、トランプ的なものの他積み上げるものなどがある。日本の子どもたちが今まで親しんできたというよりも、外国で遊ばれているようなものが少し多めにある。
20~30種類あり説明書が付いているが、今はまだ私たちも遊び方なども把握できていない状態である。今度3月20日に、その中の1種類を使って皆で遊んでみようというイベントを行う予定であり、そうしたこともしながら少しずつ、私たちも使い方を学習しながらやっていきたいと思っている。
追加になるが、ボードゲームなので、機械やスマホのゲームと違い、だいたい数人~8人ぐらいの集団まで遊べるようになっている。

(委員)
答申では月曜日を休館にという話だったかと思うが、本はともだち号の移動図書館が月曜日に入っているのは、そちらの職員もそれでいいのか。

(事務局)
今現在、移動図書館の職員は土日祝日が休みで、こちらの図書館の土日勤務の割り当ては当たっていないので、こちらが月曜休館になったとしても、向こうは月曜日は普通に出勤という形になっている。

(委員)
市立図書館を利用しているが、図書の選定から貸し出しができるまでの日数ややり方など、流れを教えてもらえないか。

(事務局)
大まかには、選書をして発注、納品されたら納品チェック、それを登録し装備をして出せる状態になる。

(委員)
期間的には大体1ヶ月、2ヶ月などかかるのか。

(事務局)
本にもよるが、ごくメジャー、売れ筋な本であればすぐ入ってくるが、マイナーな出版社だったりすると少し時間がかかる場合もある。出版社、書店の方で品切れしている場合は取り寄せに時間がかかったりということもある。

(委員長)
他にご意見等何かあるか。
ないようなら議題(2)令和7年度事業計画(案)にご承認いただけたら、拍手をもってお願いする。

(全委員承認)

(委員長)
議題(3)その他令和7~8年度委員の選任について、事務局から説明をお願いする。

(事務局)

議題(3)その他令和7~8年度委員の選任について説明

【質疑】
(委員)
せっかく来年度新たな試みをしていただくところ、私自身の問題になるが、再選となると自分が感じることは自分の範囲内なので意見がなくなってくる。
それよりも、新たな方が新たな見方でしていただいた方が、より建設的ではないかと個人的には思っている。

(委員)
当て職の方というのは、学校図書館協議会の会長さんだけか。

(事務局)
完全な当て職というのはそうである。

(委員)
意思表示は誰にすればいいか。
地区から出ている場合は地区のコミュニティセンターに言えば良いか。

(事務局)
各地域づくり協議会に文書を送る予定なので、打診していただきたい。

(委員)
この案内はいつ頃いくか。

(事務局)
予定では締め切りが3月11日火曜日までになる。

(事務局)
何度も申し訳ないが、本日答申をいただき、7年度から少しずつでもそれを反映していこうと思っているので、委員の皆様にはぜひ引き続き見守っていただければ幸いに思う。

(委員長)
本日の審議内容について全てご承認をいただいた。速かなる進行にご協力をいただき、誠にありがとうございました。
それでは事務局にお返しする。

5.閉会

(副委員長)挨拶

(事務局)閉会

以上

 

お問い合わせ

所属課室:教育委員会七尾市立図書館

〒926-0046石川県七尾市神明町1番地(七尾駅前 ミナ.クル3階)

電話番号:0767-53-0583

ファクス番号:0767-53-0617

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