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メンタルヘルスボランティア花の会が、令和3年度ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰を受賞し、高沢美和子会長ら3人が茶谷市長に報告した。精神障害者やその家族と交流するリフレッシュカフェの開催など、長年にわたり地域福祉に貢献していることが評価された。
高沢会長は「カフェを通じて、精神に障害がある人たちの悩みや思いを聞いてあげたい」と述べ、茶谷市長は「長年携わってこられたことが受賞の要因。これからも寄り添っていただけたら」とたたえた。
市内10小学校の6年生が和倉温泉魅力発見・PR隊に任命され、和倉小学校の6年生26人は、あえの風で旅館の仕事を体験した。
客室で布団を敷く作業や、フロントや売店での接客方法など、実技を通して細かなおもてなしの心を学んだ児童たち。梶濱瑠夏さんは「売店では、賞味期限を伝えたり、お土産用の袋を渡したり工夫していた。周りの人や、市外の人にも和倉温泉の魅力を伝えたい」と話した。児童は体験内容をまとめて、魅力を発信するチラシづくりなどに取り組む予定だ。
カ子子さんは中島町別所で5人きょうだいの長女として生まれ、中島町山戸田の山下家に嫁いだ。6人の子宝に恵まれ、家業の野菜作りや米作りにいそしみ、90歳まで草刈り機を担いで除草する元気な姿を見せていた。
施設職員や入居者との会話を楽しみにしているカ子子さん。子どもたちから長生きのお守りや祝福の花束が贈られ「家族のおかげで長生きできた。感謝している」と涙を浮かべた。これからも元気にお過ごしください。
中能登町で生まれ和倉町の辻家に嫁ぎ、6人の子宝に恵まれたしさのさん。着物を仕立てる和裁の腕が良く「辻さんの仕立てた着物は着やすい」と評判で、旅館で働く人からよく依頼された。
17年前の施設開所時から入所するしさのさんは、職員から思い出をつづった寄せ書きを贈られると、うれしそうに受け取った。長男の裕さんは、しさのさんの兄は107歳、姉は104歳まで長生きしたこともあり「110歳まで生きられるのでは。県内の最高年齢を超えて長生きしてほしい」と話した。