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七尾市が舞台の青春漫画「君は放課後インソムニア」に注目！
テレビアニメ化＆実写映画化決定

オジロマコトさんが手掛ける七尾市を舞台にした漫画、「君は放課後インソムニア」のテレビアニメ化と実写映画化が1月に発表されました。製作時期やキャストなどは未定ですが、原作漫画の舞台となっている七尾市にも注目が集まることに期待が高まります。

市では、令和3年8月からふるさと納税返礼品カタログの表紙にイラストを使用し、話題となりました。市が舞台に選ばれたことに感謝し、全国へアピールする絶好の機会と考え、さらなる魅力発信に努めます。

主人公が通う高校は七尾高校がモデル

同作は不眠症に悩む高校生の男女の物語で、主人公の2人が通う学校は七尾高校がモデルです。教室や運動場など多くの場面で登場します。その他、御祓川大通り沿いなど市内の風景も描かれ、市民であれば気付く人も多いと思います。まだ読んだことがない人は、ぜひ漫画を読んでみてください。

あらすじをチェック

不眠症に悩む高校生の中見丸太は、文化祭の準備を抜け出して入った物置となっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲と出会う。同じ悩みを抱える者同士、寄り添うことで、安眠を得られることを発見する。

2人は、不眠症を解消しようと天文台を安眠の場として作り変えたり、眠れない夜をおもしろくするための「夜のおたのしみ会」を発足させたりと、さまざまな活動を行う。活動を通して、共通の悩みを解消すると同時に、2人の距離も縮まっていく。

漫画の場面に、七尾市の風景がたくさん！細かな描写に感動！

（写真キャプション）七尾美術館前交差点、七尾駅北交差点、七尾城跡本丸、御祓川に架かる尾湾橋

インタビュー「作者オジロマコトさん」

テレビアニメ化、実写映画化が決まったときの気持ちは？
とてもうれしいです。楽しみにしています。

七尾市を舞台に選んだ理由は？
次回作の舞台の候補として、自分で旅行に行きたい場所だった能登を考えていました。実際に足を運んでみると、七尾市には海や川があって、高校や商店街、病院がコンパクトに集まっているので、この漫画の舞台として魅力的だと思いました。
高校のクラスでは接点のない2人が、秘密基地のような場所で出会うという物語のイメージがすでにあったので、七尾高校に天文台があるのを見た時に、ぴったりだと感じました。

印象深い七尾での思い出は？
来る度に発見がありますが、夏に大変な思いをして登った、七尾城跡の頂上から見た景色は、特に印象に残っています。

見どころは？
不眠症で悩む丸太と伊咲が高校の天文台で出会い、そこから天文部の活動を通して関係が近づいていく物語です。2人が通う学校や、周囲の街並み、ゲームセンターや、夜中に散歩する道などに、七尾市の実際の風景が随所に出てきます。

市民の皆さんへ
この漫画を描く上で、七尾市のたくさんの方々に応援していただきました。これからもいろいろな場所が漫画に登場すると思います。皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。

オジロマコトプロフィール

2003年デビュー。代表作に「富士山さんは思春期」（双葉社）「猫のお寺の知恩さん」ほか。