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更新日:2022年1月4日

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七尾ふるさと文庫館2月12日オープン!

市立図書館では、ふるさとコーナーをリニューアルした「七尾ふるさと文庫館」を2月12日にオープンします。

七尾ふるさと文庫館は、直木賞作家の杉森久英さんをはじめとした郷土の「文学」や「歴史・文化」、「漫画」をパネルなどで、分かりやすく身近に感じてもらえるように紹介します。

子どもから大人、観光客など誰もが気軽に楽しんで、「ふるさと七尾」を再発見できるよう、図書館の新たな魅力を発信します。

見どころ1森久英エリア

伝記小説のパイオニア・第一人者森久英(すぎもりひさひで)

伝記作家の第一人者であった杉森久英さんは、明治45年3月23日に一本杉町で生まれました。昭和37年に、同郷の作家島田清次郎の短い生涯を描いた「天才と狂人の間」が第47回直木賞を受賞しました。その後、昭和60年には、自伝的小説「能登」で平林たい子文学賞、昭和61年には、「近衛文麿」で毎日出版文化賞を受賞しています。さらに、昭和54年に出版した「天皇の料理番」が、平成27年までに3回テレビドラマ化されました。

(写真説明)
杉森さんの直筆原稿や台本、直木賞受賞記念品、著書などを再現した書斎に展示、紹介します。

杉森久英記念文庫活用研究会会長林良子さん

杉森先生との出会いは、先生が「天皇の料理番」の取材で金沢に滞在していた時に、紹介されたことでした。その時「能登」の構想を描いていた先生は、私が先生の生家がある一本杉町周辺に詳しいことから取材の同行を希望され、ご一緒しました。「能登」が平林たい子文学賞を受賞した時は、喜びとともに安堵しました。

この度、先生をはじめ七尾にゆかりのある皆さんの作品が七尾ふるさと文庫館として図書館内で紹介され、とてもうれしく思います。畠山文化をはじめ、郷土の文学や歴史に触れる場所として多くの人に訪れてもらいたいです。

見どころ2んがエリア

人気歴史漫画「センゴク」の作者下英樹(みやしたひでき)

人気漫画家の宮下英樹さんは、石崎町に生まれました。3年間のアシスタントを経て、平成13年に「第44回ちばてつや賞大賞」を受賞し、同年「ヤングマガジン」でデビュー。平成16年から連載している「センゴク」は、信長・秀吉・家康に仕えた仙石秀久の一代記を、綿密な取材・考証に基づいて描いた大人気作品となっています。その後「センゴク天正記」「センゴク一統記」とシリーズを重ね、現在は第4部となる「センゴク権兵衛」を連載中。

(写真説明)
宮下さんの原画やゆかりの品も展示します。宮下英樹著センゴク権兵衛1~25巻講談社発行

見どころ3史文化エリア

史跡七尾城跡(能登畠山氏の居城)
史跡七尾城跡は、「日本百名城」に選ばれています。全国でも有数の規模と構造を誇る戦国時代の「巨大山城」で、城下町につながる屋根筋は「七つ尾」と総称され、七尾の地名の由来とされています。

長谷川等伯(七尾が生んだ画聖)
長谷川等伯(1539から1610)は、戦国時代の天文8年に畠山氏家臣・奥村宗道の子として生まれました。代表作には日本水墨画の最高傑作と称される国宝「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)があります。そこに描かれた松林は、ふるさと七尾を離れる時に見た松林といわれています。

七尾ふるさと文庫館には、七尾の歴史や文化について学べる資料を数多く展示します。ふるさと七尾を身近に感じてください。

利用案内

住所:七尾市神明町1番地ミナ.クル3階
開館時間:午前10時から午後6時
休館日:年末年始、資料整理日

 

問い合わせ
市立図書館
電話番号53-0583

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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