ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(災害広報第2号発行) > バックナンバー平成23年 > 9月号 > 広報ななお:平成23年9月号20・21ページ
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東日本大震災から間もなく半年。被災された方々の悲しみ、ご苦労は日に日に増しているようだ。特に福島原発の放射能汚染で帰宅のめども立たず、耕作できない農地を前に途方にくれる方々にどんな支援ができるのだろうか。七尾市で農地を用意しますから、七尾で農業しませんか?と呼びかけているが、なかなかふるさとを離れられないようだ。
小学生の約7割が亡くなった(行方不明者を含む)宮城県石巻市大川小学校では、いつも「先生の話をよく聞いて行動するんだよ」と話していたが、先生の指示で校庭に集まった子どもたちは津波にのまれてしまった。「どうして迎えに行って連れて帰らなかったのかと悔やまれてならない」と、保護者は涙ながらに話していた。
一方で、日ごろから津波の避難訓練を徹底指導していた岩手県釜石市の小中学生約3,000人は、『自分で判断して高台へ逃げた』ため、ほぼ全員が無事だった。
防災計画や避難計画は、こんな災害があったらとの『想定』のもとに作られる。しかし、災害は想定通りには起きないし、想定しないことが起こるのが災害である。だからといって防災計画や避難訓練が無駄なわけではない。むしろ、いろいろな場合を想定して、計画を立てて訓練しなければ生命や財産は守られない。災害が発生したら、日ごろの訓練をもとに自分の判断でいかに速やかに避難できるかが一番大事なようだ。
志賀原発から20~30キロメートル圏内に入る七尾市では、これまで原発事故に対する防災対策は十分とられておらず、避難訓練もしていない。国に対して、原発の防災対策を重点的にすべき範囲(現在は10キロメートル)の拡大を求めているが、いまだに見直してくれない。この見直しがなければ、七尾市の防災計画の見直しもできず、対策もとれず本当に困っている。
市民の生命・安全を守るのが行政の最優先課題。安全・安心なまちづくりに向けてがんばろうと決意を新たにしています。市民の皆さんも、日ごろから防災に心がけ、自分の安全は自分で守るよう努めていただきたいと思います。
市長へのメール「前略、市長さん」では、市民の皆さんから市長へのご意見・ご質問などをお待ちしています。
1.まちづくりに関すること、2.生活環境に関することなど前向きなアイデアをお聞かせください。(個人・グループどちらでも可。1組30分以内)
日時・場所
申し込みは1週間前まで(公務により中止になる場合があります)
[問][申]
広報広聴課 電話53-8423
「幻日」
市川 森一|講談社
「檻の中の鼓動」
末浦 広海|中央公論新社
「春を背負って」
笹本 稜平|文藝春秋
「樹液そして果実」
丸谷 才一|集英社
「いのちの旅 光に誘われて」
青木 新門|時鐘舎・北國新聞社
「戦争へ、文学へ「その後」の戦争小説論」
陣野 俊史|集英社
「勤めないという生き方」
森 健|メディアファクトリー
「お金の防災マニュアル」
鈴木 雅光|すばる舎
「錦秋の小京都・郡上八幡」を訪ねて!
日時
10月21日(金曜日)
主な史跡・施設
宗祇水・慈恩禅寺・やなか水のこみち・吉田川など
受付開始日
9月27日(火曜日)午前10時~
受付場所
市内各図書館
参加費
6,000円(受付時に支払)
定員
先着40人
[問]
七尾市立図書館のホームページでは、各図書館の最新情報が見られます。また、全図書館の蔵書検索もできます。ぜひご利用ください。
平成23年度文化庁 優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業 ‘11能登七尾演劇祭
表に立つ役者のために、スタッフがいる。スタッフが支えるからこそ、役者は舞台に立てる。「表」あっての「裏」、「裏」あっての「表」なのです。役者が輝いている芝居ほど素敵な舞台はありません。「友達」の中で、キラキラしている13人の役者たち。ぜひご堪能下さい!
作:安部公房 演出:樋口泰子 出演:無名塾/総指揮:仲代達矢
安部公房の傑作に無名塾が挑みます!
「友達」は、私が無名塾で初めて演出を手掛けた作品です。初演の時、演出一年生の私が公演に向けてなんとか前進出来たのは、プロの役者、プロのスタッフに囲まれていたからです。それは、再演である今も、全く変わりません。
日時
会場
能登演劇堂
入場料
3,000円(当日500円増・未就学児入場不可)
<インフォメーション>
劇団ドリームチョップ『風が吹く、遠くから。』(仮)
日時
10月16日(日曜日)時間未定
会場
定林寺(七尾市中島町)
入場料
1,000円(未就学児入場不可)
[問][申]
(公財)演劇のまち振興事業団 電話66-2323
夏季特別展 9月11日(日曜日)まで開催中!<会期中無休>
長谷川等伯展~『信春時代』―等伯のプレリュード~
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)観覧料 一般700円・大高生350円、中学生以下無料
次回展覧会は……「秋の所蔵品展」
日本画・洋画を中心に約50点を展示。
会期
9月17日(土曜日)~10月30日(日曜日)
休館日 毎週月曜日(9月19日、10月10日は開館、翌日休館)
開館時間は「長谷川等伯展」と同じ
観覧料
一般350円・大高生280円、中学生以下無料
[問]
石川県七尾美術館 電話53-1500
9月23日(金曜日)~9月25日(日曜日)
いけばな池坊展
写真展同時開催
9月11日(日曜日) 農村レストラン開催
親子ザリガニ釣り大会 同時開催
[問]
のと蘭ノ国 電話54-0300
「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」
日時
9月10日(土曜日)
9月11日(日曜日)
料金
大人1,000円 高校生以下500円
[問]
サンビーム日和ヶ丘 電話68-2277
世界の巨匠たちとガラス
あのガラスたちが絵画、彫刻、陶芸作品と初共演!
会期
9月10日(土曜日)~11月6日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
個人(高校生以上)800円 中学生以下は無料
会期中のイベント
[問]
能登島ガラス美術館 電話84-1175
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