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~知的に障害がある人たちが地域で安心して暮らしていくために~
「ちょっと助けが必要な人」と「ちょっと手助けしてあげたい人」を結ぶカードです。
カードには、緊急連絡先や皆さんにお願いしたいことが書かれています。
まず、知的に障害がある人の特徴を知ってください。『言葉を使う・記憶する・抽象的に物事を考えることが苦手』です。『社会の仕組みや流れに適応するのが難しい』という面もあります。そのため、人との関わりやその場の出来事に機敏に対応するのが難しい場合があり、困っていても自分から「手を貸してください」「お願いします、○○してください」などと言えない場合があります。
皆さんの優しい心で、そっと寄り添ってください。
「困っているみたいだけど、どうすればいいかわからない」「手助けしてあげたいけど、どうしてあげたらよいのかしら」と思ったことはありませんか。そんな時には「ヘルプカードを持っていないかな?」と考えてみてください。そして「どうしましたか?」と皆さんから一声かけていただければ助かります。このカードを利用しながら、皆さん一人一人の理解が進み、支援の輪が広がることが大きな力となります。
皆さんの理解が大きな力に
知的障害がある子の母親
川崎 宏子さん
親も子も、住み慣れた地域で安心して暮らしていきたいと思っています。以前からこんなカードがあればいいなと思っていました。頭ではわかっていても、実際に自分がその場に居合わせた時どう対処すればいいのかわからないと思います。そんな時このカードがあれば、助けてもらえる可能性が広がりますし、それなりの対応ができると思います。同じ地域に住む人の中に理解してくれる人がいるというのは大きな力となります。地域で暮らすためには皆さんの助けが必要です。皆さんの力を少しだけ貸してください。
地域へ溶け込むきっかけに
七尾市障害者福祉団体連絡協議会 会長
八崎 和憲さん
行政と一体で作成したこのカードに、名前(七尾市・中能登町・警察署)が明記されたことが非常に大きな成果です。カードを作った直接的な効果は少ないかもしれませんが、何かあったときにほんの少しお手伝いをしてほしいのです。
知的障害がある人もその保護者も、地域の中で生活することを望んでいます。地域のつながりの中で一緒に歩んでいく。このカードが、障害のある人が地域へ溶け込むきっかけとなることを願っています。特に災害時には、皆さんの支援が不可欠なのです。
[問]
競技志向の高いシニア世代のスポーツの祭典 石川国体20周年記念
軟式野球競技 七尾市開催
平成23年9月16日(金曜日)~20日(木曜日)
競技種目
軟式野球・水泳・サッカー・テニス・バレーボール・バスケットボール・自転車競技・ソフトテニス・ソフトボール・バトミントン・空手道・ボウリング・ゴルフ
東日本大震災復興支援「とどけよう スポーツの力を東北へ!」
日本スポーツマスターズに関する詳細は※軟式野球競技に関する詳細は次ページをご覧ください。
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