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更新日:2023年3月3日

2~5ページ(テレビアニメ「君は放課後インソムニア」4月より放送開始)

テレビアニメ「君は放課後インソムニア」4月より放送開始

オジロマコトさんが手掛ける七尾市を舞台にした漫画「君は放課後インソムニア」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)のテレビアニメが、4月からいよいよ放送されます。6月には実写映画の上映も決定しており、原作の舞台となっている七尾市にも注目が集まることが期待されます。
テレビアニメの放送に先駆けて主役の中見丸太(なかみがんた)を演じる声優の佐藤元(さとうげん)さんと曲伊咲(まがりいさき)を演じる田村好(たむらこのみ)さんに、作品への意気込みや七尾市の印象などを伺いました。

作品のあらすじ

不眠症(インソムニア)に悩む高校生の中見丸太は、文化祭の準備を抜け出して入った物置となっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲と出会う。
同じ悩みを抱える二人の、つかの間の眠りと秘密を共有する不思議な関係が始まる。

中見丸太役佐藤元さん

原作の読者でもある佐藤さんが感じる作品の印象は?
なんて柔らかくて温かい世界観なんだろうと思ったのと同時に「眠れない」ことへのいら立ちや不安が本当に細かく描写されていて、世界中の人が共感してくれる作品だと思います。
僕も似たように眠れない時期があって「何で、どうして自分だけ」とすごく不安になりました。この作品のおかげで、実は眠れずどうすればいいか分からない人はたくさんいるということ、それぞれがそれぞれの理由でこの激動の時代や人生と闘っているのだなと感じました。
丸太を演じる中で、ここを見てほしいというところは?
丸太は、「世界とは、生きることとは何か」ということを、眠れないからものすごくネガティブに考えてしまう内向的な人物です。しかし、演じていくうちに「本当はこうありたい」という本心が見えてくるようになったので、決してその一瞬の本音は逃がさないようにしました。めちゃくちゃ繊細だけど、本当は優しくてそれを表に出すのが苦手だからぶっきらぼうになっているだけの可愛いやつなんです。
実は丸太は、自分の過去と一番近いキャラクターで、丸太の「朝が怖い」「今日をずっとひきのばしてた」という言葉には共感しかありません。だからこそ、自分の過去をさらけ出すように、不安や恐怖を抱いている世界中の人に一人でも共感してもらえるように演じました。
七尾市の印象は?
自然豊かでおおらかなイメージです。伊咲役の田村さんから花火の動画を送っていただいたこともあり、漫画の中の「静かだけど町全体が温かい」そんなイメージもあります。
行きたいところ見たいものがたくさんあるので、いつか必ず七尾市には伺いたいと思っています。その際はぜひ、皆さんのおすすめの場所を教えてください!特に食べることが大好きなので、食関係は大歓迎です!
市民の皆さんにメッセージをお願いします。
作品を通して、七尾市の魅力が世界中に伝わればいいなと、その力に少しでもなれたらと思っています。
また、同じく世界中の眠れず不安な夜を過ごす人に、背中をさすって抱きしめて「大丈夫。大丈夫」と温かい涙を自然と流してもらえれば、これ以上役者冥利に尽きることはありません。僕自身も経験した「眠れない辛さ」「不安」「何か分からない恐怖」「漠然と抱える孤独感」を一緒にほぐしていけたらなと思っています。
世界中にこの温かいインソムニアの夜の輪が広がりますように。

曲伊咲役田村好さん

伊咲を演じることが決まったときの気持ちや伊咲の印象は?
オーディションをきっかけに君ソムを知り、「本当に自分が合格ですか?合ってますか?」と事務所の方に聞き返してしまいました。初めてオーディションで合格をいただいたのですごくうれしかったです。
伊咲は、最初は明るくて太陽みたいな子と思っていましたが、原作を読めば読むほど、明るいだけではなく他者にも優しさを分け与えられる子という印象を持ちました。
伊咲を演じる上でのこだわりは?
「芯の強さ」です。感じたことをストレートに伝えられる伊咲の強さに注目していただきたいです。
田村さんが好きなシーンや聞いてほしいセリフは?
丸太が職員室で馬鹿野郎と主張するシーン
普段明るい伊咲の、多くを語らない「わたしを残してね。」
伊咲と丸太の夜の千里浜でのシーン
あの時、あの場所にいた伊咲と丸太にしか出せない感情を、と思いながら収録に挑みました。
昨年の七尾港まつりに、田村さんが訪れていたと聞きました。実際に七尾の地を訪れた感想や、エピソードを教えてください。
初めて訪れたはずなのにどこか懐かしくて、自然と「ただいま」って感情が溢れてきました。現在私のツイッターのヘッダー画像になっている七尾の景色。「空って、緑って、こんなに鮮やかだったんだ」と感動が止まりませんでした。
お祭り当日、タクシーの運転手さんに能登食祭市場までとお願いしたところ「港まつり行くの?楽しんできてな〜!」と、マスクをしていても分かるくらいのスマイルと優しさをいただいてしまいました。
市民の皆さんへのメッセージをお願いします。
改めまして曲伊咲役を演じさせていただく田村好と申します。
声はもちろんですが、BGMや効果音、アニメだからこその「君は放課後インソムニア」を最後まで見届けていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします!

七尾高校の生徒が作品ゆかりの地を取材しました!

取材は昨年8月に行いました。

七尾高校

写真キャプション:今回取材を行った七尾高校の奥矢詩乃さんと髙間千華さん
七尾高校屋上からの景色と第8集のカバーイラスト。
オジロマコトさんの手によって忠実に描かれている。

中央茶廊

写真キャプション:中央茶廊の入口前。こちらも実際の風景を忠実に再現。
店主の窪丈雄さんは、趣味のウォーキングを兼ねて、漫画に出てくる場所などを巡って撮影し、長年にわたってフェイスブックに投稿している。
「まず地元の人が、七尾の街のことに興味を持ってほしい」と話す窪さん。インソムニアで七尾を知った人たちが観光に訪れた際には「街の人がガイドをしてくれたらいいな」と期待した。

取材を終えて

奥矢詩乃さん
七尾高校が舞台となっていることは私の自慢です。映像で見るのがとても楽しみです。取材を通じて、七尾をもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちが、より多くの人に広がればと思いました。私も七尾のことを知り、発信できる人になりたいです。

髙間千華さん
私たちの通っている七尾高校を舞台としてテレビアニメ化・実写映画化されることは、とてもうれしく七尾市民として誇りに思います。七尾の街並みを市外から来た人たちに案内できるよう、もっともっと七尾を知っていきたいと思いました。

奥矢さんと髙間さん、取材お疲れ様でした!

原作者のオジロマコトさんからコメントをいただきました!

テレビアニメ放送を目前に控えての気持ちは?
アフレコの見学をした際に、アドリブシーンがあったりして、監督やキャスト、スタッフの皆さんの手で新たに生まれたものを、テレビで見るのが楽しみです。
オジロさんが描いたキャラクターたちが、アニメーションとなったときの印象や感想は?
アニメでカラーで描かれる背景が本当にきれいでした。動き、声、音楽も入って、それらが一つになっていく過程を見られて、こうやってアニメって出来るんだと思いました。
オジロさんはアニメにどのように関わっていますか?
背景・小物など美術設定やキャラクター設定の監修、絵コンテのチェック、アフレコの見学などです。
テレビアニメの注目ポイントは?
漫画の連載はまだ続いているので、アニメではどこまで描くのか、とても良いまとめ方をされているので、終わり方に注目してもらえれば。
今春発売予定の第12集予告では、青柏祭のでか山や府中町の法被を着た倉敷先生が描かれていました。今後も、これまで出ていない七尾の風景や祭りといったものが登場する予定はありますか?
絶対登場するかはわからないのですが、能登食祭市場の770体のひな人形は、いずれ出せたらと思っています。
丸太と伊咲たちも2年生となり天文部の後輩もできたことで、これまでとは違う一面も期待できますが、今後の見どころは?
4月発売予定の12集でもまた大きな変化があります。高校生活を描き切るつもりですので、楽しみにしていただければうれしいです。
市民の皆さんに一言お願いします。
去年、久々に開催された港まつりの花火大会、やっぱりすごくよかったです。人もいっぱいいて街がにぎやかで、すごく良い街だとあらためて思いました。アニメで七尾の景色がたくさん出てくるので、楽しみにしていただければと思います。

原作&実写映画も要チェック!

原作漫画は第11集まで発売中

丸太は16歳の誕生日を迎え、高校2年生に進級。学年が上がったことで、天文部にも新たな仲間が加わり、丸太と伊咲の高校生活はさらににぎやかになる。
2人はそれぞれの未来を描きながら、物語は2度目の春へ。
このカバーイラストが目印!

映画「君ソム」6月全国ロードショー★

実写映画が6月に公開されることが決定しました。曲伊咲を森(もり)七菜(なな)さん、中見丸太を奥平(おくだいら)大兼(だいけん)さんが演じます。

詳しくは、公式ホームページをチェック!

作品を楽しむことが一番の応援になります。
漫画とテレビアニメ、映画を楽しんで、地元から「君ソム」を盛り上げよう!

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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