本文へスキップします。

ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(5月号発行) > バックナンバー平成24年 > 2月号 > 広報ななお:平成24年2月号 6・7ページ

ここから本文です。

更新日:2013年2月1日

広報ななお:平成24年2月号 6・7ページ

 平成24年七尾市成人式

お母さんへ

手紙なんて、ちゃんと書いたことないから恥ずかしいけど、口で伝える方がもっと恥ずかしいから手紙にしてみます。

もう自分が成人だなんて時間が経つのは本当に早いね。もうすぐ、お母さんが私を産んだ年齢に追いついちゃうよ。年齢だけが成長してしまい、自分自身は何も成長していない気がして不安になるな。

思えば、この20年間、お母さんに起こしてもらう事から私の一日は始まって、高校行ってからは、毎日、お弁当作ってくれたね、とってもおいしかったよ。

家に帰るのが夜の午前8時や午前9時になっても、ずっと待っていてくれたね。お母さんも毎日、疲れていたのに、ありがとう。

それなのに、イライラして無視することもたくさんあったね。自分じゃ、なんにも出来ないのに、ごめんね。

高校決める時、就職先決める時、どんな時も「これでいいのかな?」って相談したね。そして、どんな時でも、「いいんじゃない」って賛成してくれてさ。そのおかげで自信持てたんだよね。

お母さんが自分のことよりも人のことを優先するようにさ、私も人の役に立てるよう頑張っていこうと思います。いっぱい働いて恩返しするから待っててね。
20年間の中で一番心配かけて、一番迷惑かけたのはお母さんだね。だけど、一番感謝してるのはお母さんだよ。

だから、私は、お母さんみたいな優しくて、いつも笑顔で、一番に子どものことを考えてあげられる母親になるからね。

どんな時でも頑張れって背中おしてくれてありがとう。

どんな時でも一番の味方でいてくれてありがとう。

そして産んでくれて、20年間育ててくれてありがとう。

 

567人の新成人を迎え、七尾サンライフプラザで『平成24年七尾市成人式』が行われた。

成人式実行委員会が選んだテーマは、『キセキ』。

~生まれた奇跡。歩んできた軌跡。その中で、みんなと出会ったミラクルを起こすべく集まった私たちは、可能性を秘めて、今一歩一歩進んでいる。これからのキセキを私たちが七尾(ここ)から発進!~

実行委員会メンバーが企画した内容は、手作り感ある心がこもったものばかり。住む場所や職業の違いなどで、打ち合わせなどの集まりは悪かったが、さまざまな問題を乗り越え、式当日までやってきた。メンバー自ら数カ月練習してきた豊年太鼓の披露や、中学校時代に全中学生で合唱した『心と心で』を、新成人全員で合唱。すべての新成人がひとつになる雰囲気を感じた。また、広報ななおで募集した『おめでとう・ありがとうの手紙』を実行委員が朗読し、そのBGMにはピアノ伴奏『キセキ』を弾くなど、心のこもった式となった。

故郷七尾で仲間と再会したこの瞬間から、新成人の『キセキ』の物語が始まる。

 

6・7ページのPDF(PDF:826KB)

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?