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毎日の生活の中で、テレビ・ゲーム・インターネット・習い事などの占める時間が多く、時間的に余裕がない『忙しい子ども』が増えています。情報分野が急速な発展を遂げている現代社会で、子どもの読書環境は以前に比べて大きく変わってきています。
子どもの心身の健全な成長のためには、大人も真剣に考え、一緒に行動することが大切です。
第二次七尾市子どもの読書活動推進計画ができました
子どもの健やかな成長を願い、国が「子どもの読書活動の推進に関する法律」を制定したことに基づき、平成18年度に「(第一次)七尾市子どもの読書活動推進計画」を策定し、子どもの読書活動を推進してきました。今回、新たに「第二次七尾市子どもの読書活動推進計画」を策定し、さらに読書環境の充実を図ります。(※詳しくは、七尾市立図書館のホームページをご覧ください)
子どもたちの読書の現状
毎年子どもたちにアンケートを行い、子どもの読書に関する実態調査を行ってきました。その結果、『朝読書の普及』や、『学校図書館司書の全校配置』など具体的な取り組みの成果として、学校での読書時間は増えました。
一方で、「家では本を読みますか」という問いに対し、「あまり読まない」「全然読まない」と答えた子どもの割合が高く、依然として家庭での読書時間が少ないこともわかりました。
朝読書:始業前の15分間に学校で読書をする運動
本を読まない割合
小学3年生
平成17年度:41.5% 平成22年度:32.5%
小学5年生
平成17年度:44.0% 平成22年度:41.1%
中学2年生
平成17年度:57.5% 平成22年度:54.8%
『家読(うちどく)』って何だろう?
第二次計画では家族で読書の時間を共有する『家読(うちどく)』という読書活動を推進します。
『家読(うちどく)』とは「家族で一冊の本を読む、あるいは家族それぞれ別の本を読みながら、同じ読書の時間を共有する」ことを目的とした活動で、全国的にも広がりを見せています。
家族で本を読み、感想を話し合うことがきっかけとなって、会話が広がり、家族の絆が深まるという効果があります。読書月間にあわせて、おすすめの本のリストも作成しましたので、お気軽にお問い合わせください。
皆さんの家庭でも家族の絆を今一度確かめてみてはいかがでしょうか?
[問]
補正予算額(一般会計)1億3,095万6千円
主なもの
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