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2月4日(火曜日)
場所:七尾市役所
能登島小学校の5年生16人が八崎教育長を訪れ、能登島の水産業をテーマに成果を発表し、作成したポスターとパンフレットを手渡した。
児童は能登島の復興PRを目的に3事業者を取材し、取り組みやこだわりなどをまとめた。ポスターなどは七尾駅や一本杉町の仮設商店街に設置され、瀬成美空さんは「観光客や地元の人に見てもらいたい」と期待した。
八崎教育長は「地震に負けずに頑張る人たちを応援する内容で素晴らしい」と感想を伝えた。
2月10日(月曜日)
場所:公立能登総合病院
能登わかば農業協同組合が、地域貢献活動の一環として、車いす11台と災害用毛布40枚を公立能登総合病院に、車いす5台と災害用毛布80枚を市役所にそれぞれ寄贈した。
公立能登総合病院での贈呈式で、寺西清悟組合長が「地震直後の地域医療を支えてくれて感謝。患者に寄り添った医療を目指してほしい」と話した。
寄贈された車いすは体の不自由な人が利用できるよう、災害用毛布は非常時に備えて各施設にそれぞれ配置される。
2月12日(水曜日)
場所:七尾市役所
市は、地震直後から避難所への炊き出し支援などを受けてきた災害支援団Gorillaと災害時の相互協力に関する協定書を結んだ。協定締結により、持続可能な支援体制の構築と、災害時の迅速な支援活動の強化を目指す。
締結式に出席した茅野匠代表は「手を取り合うことで、スムーズな災害支援を行うことができ、復興にもつながる」と、茶谷市長は「これまでの災害支援に感謝。連携することで災害に強いまちづくりを目指していきたい」とそれぞれ話した。
2月14日(金曜日)
場所:七尾市役所
4月から自衛隊に入隊予定の奥原優和(まお)さん、小藤響さん、芝垣祐輝さん、寺西幸心さんの激励会が開かれ、関係者が新たな門出を祝った。
激励会で、自衛隊石川地方協力本部の梶川裕本部長は「不安定な国際情勢や自然災害が頻発する中での入隊を決意してくれたことに感謝。目的意識を持ち、仲間と協力して困難を乗り越えてほしい」と励ましの言葉を送った。
芝垣さんは「災害時に被災者に寄り添った支援ができる自衛官になりたい」と力強く抱負を語った。
2月21日(金曜日)
場所:七尾市文化ホール
保健指導や授業力の向上などに尽力した学校職員とスポーツや文化活動などで顕著な成績を収めた小中学生の功績をたたえ、表彰式が行われた。
市立学校職員表彰6人、市若林スポーツ賞53人、市若林スポーツ奨励賞41人、市教育奨励賞個人の部16人、団体の部3団体が表彰された。
受賞者を代表し、中島小学校の出﨑より子養護教諭は「感謝の気持ちを忘れず精進する」と、七尾東部中学校3年の大星美津樹さんは「受賞を励みに、学校生活で努力を続ける」とそれぞれ謝辞を述べた。
2月21日(金曜日)
場所:和倉町
被災した事業者のなりわい再建に向け、市内では2カ所目となる仮設商店街が和倉温泉お祭り会館駐車場でオープンした。平屋のプレハブ4棟には、飲食店や木製家具店、理容店などの8店舗が入居し、3年間の入居期間のうちに本格的な再建を目指す。
経営している店舗が地震で被害を受けた中華食堂北京の板垣道久さんは「震災後は、避難所での炊き出しや和倉温泉屋台村での営業を中心に行ってきた。今後は仮設店舗で温かい料理を提供しながら元の場所での再建を目指したい」と力を込めた。
2月26日(水曜日)
場所:ケアハウスビハーラの里
能登島野崎町で4人きょうだいの長男として生まれた勝光さん。若い頃は、妻と共に運送業を営みながら5人の娘を育て上げた。現在は、頭の体操を日課とし、書道やカラオケを楽しみながら施設で穏やかに過ごしている。
市からお祝いの花かごを受け取った勝光さんは「今日は私のお祝いのために集まってくれてありがとう。いつも支えてくれる皆さんのおかげで楽しい日々を過ごすことができています」と周囲の人たちへの感謝を示した。
2月28日(水曜日)
場所:認定こども園ひまわり
花や緑に親しむことで園児が豊かな感性を育てる「花育」を目的に、春の花を題材としたフラワーアレンジメント教室が開かれた。
教室に参加した年長児19人は、モモや菜の花などの色や香りを楽しみながら、それぞれに思い思いの作品を作り上げた。舘島新君は「すごく面白かった。上手に出来てうれしい」と笑顔を見せた。
講師を務めたフラワー装飾技能士の小林由佳さんは「花を扱う体験を通して、園児たちに優しい心を育んでもらえたら」と期待した。