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発災→復旧→創造的復興→持続可能なまちづくり
令和6年能登半島地震からの復旧・復興を目指すための指針となる「七尾市戦略的復興プラン」を策定しました。計画の期間は、令和6年度から令和10年度までのおおむね5カ年です。
七尾市では、このプランを基に、国や県、各種団体などと力を合わせて復興に向けた新たなまちづくりに取り組んでいきます。
すべての暮らしと営みに幸せを~みんなの笑顔が輝くまち~
この将来像は、七尾市が令和6年能登半島地震によって失われた「輝き」を取り戻し、また、新しい姿に復興を遂げることにより、「七尾に生まれて良かった」、「七尾市に住んで良かった」、そして「七尾市に行ってみたい、住んでみたい」とあらゆる世代が実感でき、さらなる将来に向けて「希望」を持ち、震災を乗り越え、安心・安全に暮らせる「喜び」「笑顔」に満ちあふれた、にぎわいのあるまちを目指していくという想いを込めています。
これを10年後の七尾の姿として、これからのまちづくりを進めていきます。
ふるさとの文化や自然を大切にし、みんなの幸せを願い、安心と優しさに包まれた、夢あふれる未来に羽ばたく七尾市を実現するという市民みんなの想いが込められた「市民のねがい~七尾市民憲章~」は、震災後も時代に流されることないの不変不朽なものであることから、これを復興の基本理念とし、この理念に基づき、一日も早い復旧・復興を目指します。
七尾市の復旧・復興は、行政の力だけでは成し得ません。みんなで一つのものを作り上げるチームという意識が大切です。市民一人一人が復興の主体となり、市民と行政が力を結集し、七尾市の創造的かつ戦略的復興に向けて「4つの柱立て」と相互の連携により、総合的かつ一体的な取り組みを推進します。
社会インフラの強靭化と人と人とのつながりの強化により、災害に強い地域社会をつくります。
地域資源を活かした生業の再建・創出と、人材の確保等により経済活動の活性化を図ります。
能登へのヒト・モノ・カネと情報の流れを回復させるとともに新たな交流も生み出します。
将来にわたって「まち」を持続させていくため、次代を担う子どもたちを安心・安全に育むことができるまちをつくります。