ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(災害広報第1号発行) > 広報ななお2022(令和4)年12月号テキストブック版 > 2~3ページ(長年の功績に光秋の叙勲、七尾市文化賞・産業賞)
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長年にわたりそれぞれの分野で尽力された方々が、栄誉に輝かれました。
国や公共に功労のある方や、社会の各分野で優れた功績のある方が受章
旭日双光章矢田町長岩廣明さん(84歳)現北陸信越舶用工業会副会長
瑞宝双光章中島町奥吉田釜井文雄さん(76歳)現行政相談委員
瑞宝双光章本府中町久保潔さん(74歳)元日本郵政公社職員(特定郵便局長)
瑞宝単光章小島町山口美貴子さん(64歳)元西湊保育園園長
危険業務従事者叙勲警察官や自衛官、消防士など危険を伴う仕事で功労のある方が受章
瑞宝双光章石崎町前浜等さん(68歳)元七尾市消防司令長
瑞宝単光章千野町塚林外喜夫さん(73歳)元石川県警部補
市の文化・産業の振興発展に関し、特に功績が顕著な方が受賞
産業賞
細口町坂井助光さん(74歳)
平成13年から「能登わかば農業協同組合」の理事に就き、平成28年から6年間、代表理事組合長を務め、地域農業の発展に大きく寄与しました。
理事就任当初から一貫して、県と連携した良質米生産と石川県産米の販売に尽力。組合長となってからは、1等米比率を20%以上引き上げ、「能登かぶらずし」「中島菜入りプリン」といった農商工連携による商品開発に携わるなど、地元生産農家の所得増大を図りました。
市の農業委員会の委員を長らく務め、平成29年からは会長に就任。地域のほ場整備の推進や、新たな担い手の育成を図り、農家や営農集団の過剰投資の防止、経費の負担軽減に向けて取り組みました。
一方、徳田町会連合会会長を長らく務め、地域の小中学校再編問題の取りまとめや、河川改修の早期着工、推進を関係機関に働きかけるなど、地元の課題解決にも貢献しています。
産業賞
石崎町谷﨑裕さん(72歳)
昭和49年に「日本の宿のと楽」の前身「和倉第一観光ホテル」を先代とともに創業し、地元との対話を重ねながら円満な信頼関係を築き上げて以来、半世紀近く地域の観光業、旅館業の発展に大きく寄与しました。
平成4年から和倉温泉旅館協同組合の役員を務め、平成27年からは理事長に就任し、温泉浴客数を100万人台に回復させるなど地域の観光振興に尽力しました。
令和2年からは、観光地域づくり法人「ななお・なかのとDMO」の理事長に就任。和倉温泉の魅力をさらに磨き上げるため「七尾・和倉温泉ウォーターフロント構想」を掲げ、湯っ足りパークの整備や七尾湾周遊観光の推進に精力的に取り組んでいます。
コロナ禍で観光業をはじめとする地域経済全体が危機に直面する中、地域間、産業間での取り組みを進め、和倉温泉のみならず地域全体に経済効果が波及するよう日々活動しています。