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市内で行われた活動やイベントを紹介します
ブリの解体ショー
命をいただくありがたみを感じる
ななおあいじ保育園
園児207人が宇出津港で水揚げされた約10キロのブリの解体を見学した。1歳児ほどの大きさのブリが見事に解体される様子に園児は興味津々。取ったうろこや頭が掲げられると歓声を上げ、身を乗り出して見学していた。
洗練された包丁さばきを披露したのは加賀屋で総料理長を務める宇小藤雄さん。園児の健やかな成長を願って出世魚のブリを選んだ。昼食には年長児が切った野菜と合わせて宇小さんが作ったブリ汁が並び、園児は旬の味覚を味わって、食べ物への関心を深めていた。
第12回釶打郷土芸能祭
4年に1度の挑戦!釶打魂を見せる!
釶打公民館
青年団が中心となり昭和49年に復活させて以来、今もなお続く郷土芸能祭。4年に1度の開催年に当たる今年、釶打地区に古くから伝わる郷土芸能や太鼓、踊りなど25の演目を住民が中心となり披露した。
この日を待ち望んでいた観客で埋め尽くされた会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、出演者の名演技に盛大な拍手や紙テープが飛び交った。子どもから大人までが主役になり、そして観客として応援する側になることで郷土の歴史が守られ、これからも受け継がれていく。
田鶴浜左義長まつり2017
左義長音頭が響きわたる
田鶴浜町
市の無形民俗文化財指定の「田鶴浜の左義長」を盛り上げようと開催された田鶴浜左義長まつり。実行委員会がステージイベントや展示コーナーなどを設け集客を図ったほか、左義長を知ってもらおうと完成させた左義長音頭を披露し観客全員で合唱した。
「田鶴浜の左義長」では、壮年会が孟宗竹に厄よけの御赦免(ごしゃめん)や笠、扇などを飾り、8町内それぞれの竹を立てた。午後には竹を倒し、住吉神社に飾った御赦免や正月飾り、書き初めなどを集め総括祭で燃やした。集まった人たちは燃えあがる炎に、厄よけと字の上達の願いを込めた。
100歳のお誕生日おめでとうございます
奥村兵五郎さん
三引町
三引町で生まれ、幼い頃から木の伐採などの仕事をしてきた兵五郎さん。現在も住み慣れた自宅で元気に過ごし、天気の良い日には外へ一人で散歩に出かけるほどはつらつとした生活を送っている。
100歳の誕生日を心待ちにしていた兵五郎さんは、岡野副市長や家族から祝福を受けると満面の笑みを浮かべていた。長生きの秘けつは、好き嫌いや大きなぜいたくをせず、素朴に暮らしてきたことにあるという。暖かな春の訪れを楽しみにしている兵五郎さん。これからもお元気でお過ごしください。
新入生に900本の反射タスキを贈呈
安心安全な通学を願う
七尾市役所
市内精肉店6店舗で組織する七尾市学校給食食肉納入組合が、教育委員会に900本の反射タスキを贈った。反射タスキは市内小中学校で6年前から着用が義務付けられて定着が進み、4月から小中学校に通う新1年生全員に配られる。
高教育長は「ありがとうございます。反射タスキは入学式で新入生に渡したい」と感謝の気持ちを伝えた。運転手が通学中の児童に気づきやすいようにと始めた反射タスキの贈呈は4回目を迎え、木下俊一理事長らは、交通事故が無くなることを願っていた。
自衛隊入隊・入校予定者激励会
使命感を胸に成長を誓う
七尾市役所
今春、七尾市から自衛隊に入隊・入校予定の3人の激励会が開かれ、関係者や保護者が新たな門出を祝った。不嶋市長から「困ったときは心温かい教官やたくましい先輩に相談し、同期との縁を大切に頑張ってください」と励ましの言葉が送られ、3人は引き締まった表情で一つ一つの言葉を心に刻んでいた。
陸上自衛隊高等工科学校入校予定の山本恵一郎さんは「厳しいことや辛いことにめげずに勉学や訓練に励み、一人前の自衛官を目指します」と成長を誓った。期待と使命感を胸に、自衛官としての新たな一歩を踏み出す。
七尾湾能登かき祭
旬の海の幸を堪能
能登演劇堂前特設会場
旬の能登かきを食べようと大勢の来場者が詰め掛けた。会場に約800人分の炭火焼コーナーが設けられ、殻付きかきやかき飯、かきフライのほかに、中島菜など特産品の販売も行われた。
オープン直後から地元客を中心に、福井県や富山県、新潟県などからの来場者でにぎわった。富山県から訪れた男性は「昨年初めて来てかきがおいしかったので、今年も来ました」と満足した様子。会場は、熱々の能登かきを堪能する来場者の熱気に包まれていた。
100歳のお誕生日おめでとうございます
此内きみのさん
介護老人保健施設えんやま
若林町に生まれ、4人の子どもと11人の孫に恵まれたきみのさん。入居している施設では、毎日3桁の足し算などの計算問題を約120問解いたり、シルバーカーを使用してフロア内を歩いたりと、心と体の健康のために意欲的な日々を過ごしている。
岡野副市長をはじめ、家族や若林町会の人たち、関係者から心温まる祝福を受け「大勢の人がお祝いに来てくれて、うれしいです」と感動の涙を流したきみのさん。106歳まで長生きした夫の明次さんのように、これからも元気にお過ごしください。