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市内で行われた活動やイベントを紹介します
県内初!大学と住民で取り組む
「支え合いマップづくり」
気づきからの前進
三室町集会所
これからの地域には、福祉や防災に関する環境整備や問題解決、そして今後を見据えた取り組みが必要となってきている。そんな中、三室町会は金沢大学と北陸学院大学の先生や学生と共に、県内初となる「支え合いマップづくり」に取り組んだ。
これは、先生や学生の視点から、三室町について感じたことを伝えてもらうことで、気づきを与えることが狙い。もともと、地域の危機感について住民意識が高い三室町民は、3日間の交流の中で多くの気づきを得ることができた。この気づきを地域にどう生かすのか。次世代の地域を守るために、前進しなければならない。
わく・ワーク(work)職場体験
保育士の大変さとやりがいを学ぶ
田鶴浜保育園
田鶴浜中学校2年生3人が田鶴浜保育園で保育士の補助を体験した。初めは、何をしていいのか分からず戸惑う生徒たち。園児から「お姉ちゃん、好きな食べ物は?好きな花は?」と話しかけられるうちに緊張も解け、笑顔で遊戯に参加したり、一緒に絵を描いたりした。
実習生の佐古田宇音さんは「園児とコミュニケーションをとるのが難しくて、保育士さんはとても大変な仕事だと思います。でも、その分とてもかわいい笑顔で笑いかけてくれて喜びも感じます」と話し保育士の仕事の大変さとやりがいの一端を学んでいた。
故谷口吉明さん叙勲伝達式
周りの人の支えに感謝
七尾市役所
谷口吉明さんは昭和43年に旧中島町消防団に入団。平成16年から6年間、七尾鹿島広域圏事務組合第3消防団長を務めあげたが、今年6月周囲の人に惜しまれながらも亡くなった。今回受賞した死亡叙勲は、国家や公共に功労のあった人が亡くなった場合に授与されるもの。
伝達を受けた妻の谷口チエ子さんは「消防署の皆さん、地域の皆さんの支えによって受賞したもの。本当にありがとうございます」と涙を浮かべながら喜んでいた。
市内で行われた活動やイベントを紹介します
ガラ美キッズ「1日こども館長」
能登島ガラス美術館の裏知識を知る
能登島ガラス美術館
濱田花音さん(小学5年)、千代音々さん(小学5年)、柳海花さん(小学4年)の3人が1日こども館長を務めた。最初の仕事は来館者の出迎え。緊張しながらも「おはようございます。ようこそお越しくださいました」と来館者に声をかけた。
館内循環ツアーでは、竹本学芸員が展示物や美術館に施されたガラスアートを、クイズ形式で説明した。濱田さんは「美術館の壁にあるガラスに光が入って虹ができた。館内にいろいろな工夫がしてあるなんて知らなかった」と驚いた様子で、ガラス美術館の裏知識を知ることができて満足そうだった。
のとじま夏休み子どもキャンプ
能登島で夏休みの思い出を
能登島家族旅行村
市内外から小学生23人が集まり、キャンプや民泊を通し、自然体験や地元スタッフの皆さんと交流を深めた。参加した子どもたちは知らない者同士。まずは仲良くなるためのゲームを行った。初めは交わす言葉も少なかったが次第に打ち解け、協力してゲームに挑戦した。
昼食はおにぎりと流しそうめん。岐阜県から参加した三田村采奈ちゃんは「流しそうめんは初めて。自然の中で食べると、一層おいしい」と笑顔をみせた。普段の生活では味わえない能登島の自然を満喫し、夏休みの思い出の1ページになった。
高校生が先生!
中学校教諭を体験
将来を見据えたインターンシップ
七尾東部中学校
インターンシップの一環で七尾高校2年生19人が七尾東部中学校で補習授業や宿題の補助を行った。参加した高校生は、将来教職を志望している。緊張した様子ではあったが、中学生一人一人に熱心に指導していた。
中村富美代さんは「質問があれば、その場で臨機応変に対応しなければならない。先生は大変です。でも、教えた箇所を分かってもらえると嬉しい」と指導の喜びを話した。教諭を志す高校生にとって実りある時間になった。
北陸新幹線グランクラス
シート展示・着座体験
待望の金沢開業へ向けて
七尾駅
グランクラスシートの展示・着座体験は能登地区では初の試み。展示除幕式には七尾市観光協会濵暉元会長はじめ、JR西日本金沢支社木道弘之七尾鉄道部長などが参加。着座体験には浜岡保育園の年長児15人も駆け付けた。竹内珈伊くんは嬉しそうに「サンダーバードや昔乗った新幹線よりふかふかしていた」と話した。
親子で訪れた高橋一充さん、茉央ちゃんは「幅が広く包み込まれるような感覚。ぜひ一度乗ってみたい」と金沢開業を心待ちにしていた。来年3月金沢開業に向けて期待はさらに高まる。
100歳お誕生日おめでとうございます
田中ますいさん
あっとほーむ若葉
昼間は自分の部屋で休んだり、食堂で和んだりと穏やかに過ごしているますいさん。若い頃は夫と一緒に農業に励んで生活を支え、7人の子どもを育てた。
五男の浜名路房さんは「何事にも一生懸命な人。運動会には手作りの焼きまんじゅうを持って来てくれました」と思い出を振り返っていた。また「皆さんのおかげで長生きすることができました。ありがとうございます」と職員の皆さんに感謝を伝えた。ますいさん、これからも元気にお過ごしください。