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更新日:2024年12月5日

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七尾の今を伝えたい
七尾復興PR隊!

1能登香島中学校2年生が、修学旅行で”復興に向けて頑張る七尾”をPRしました。
生徒たちは活動を通じて、復興後のまちづくりと、自分たちができることを考えました。

ふるさと教育で魅力を再発見

能登香島中学校では、総合的な学習の時間の「ふるさと創造プロジェクト」の中で、七尾の地域資源・魅力を再発見するふるさと教育を行っています。
令和4年度からは、市が推進する交流人口の拡大に着目した活動を実施。昨年度は外部発信に力を入れ、当時の2年生が「ようこそ七尾PR隊」と称して修学旅行先の大阪市・京橋中央商店街で、特産品販売などを通じたPR活動を行いました。
今年度も2年生の修学旅行で、同様の活動を行う予定としていました。

地域のためにできることは

1月1日、能登半島を襲った未曽有の大地震は、生徒たちが暮らす石崎・和倉・能登島の各地区にも甚大な被害を与えました。
「地域の一員として今の自分たちに何ができるかを考えることが、自分たちの暮らす地域の復興につながるのではないか」という学校としての思いもあり、今年度の「ふるさと創造プロジェクト」は全学年で、地域の復興を考える活動に取り組むことになりました。

生徒が提案「復興PR隊」

2年生は、最初に地域の人を招き、復興の現状や今後への思いを学びました。生徒たちには「復興の中心となるのは今の生徒たちの世代」というメッセージが送られました。
その上で、生徒たちが自分たちに何ができるかを考えた結果「修学旅行で復興をPRする」と声が挙がりました。「七尾の今の様子を知ってもらう」「七尾に来てもらうために、七尾の良さを伝える」ことが狙いです。
生徒の提案を受け、PR活動だけでなく、活動を通じて復興を考えることを目的に「七尾復興PR隊」の発足が決定。PR方法も生徒たち自身が考え、「動画作成」「ポスター作成」「物品販売」の3つとなりました。
また、活動の開始を前に、外部からの講師を招き事前学習を実施。生徒たちは、肖像権や著作権、個人情報の取り扱いなどの注意点と効果的なPRのためのアドバイスを学びました。

七尾の今を伝えるため、生徒たちの活動がスタート!

活動その1PR動画作成

撮影の基になる「絵コンテ」作りから取り組みました。魅力や現在の状況をどのように伝えるか生徒同士で話し合い、祭りや漁業、和倉温泉といったキーワードからイメージを膨らませ、先生の協力を得ながら作成しました。
次は、絵コンテを念頭にカメラアングルなどを現場で調整し、満足のいく映像が撮れるまで撮影。ナレーションも生徒が収録しました。
地域の人へのインタビューも実施し、復興への思いや取り組みを紹介することとしました。
テロップや音楽などを組み合わる編集作業にも生徒たちの手が加わっており、最終的に市全体の紹介も交えた1本の動画に仕上げました。

活動その2ポスター・チラシ作成

祭りや特産品の写真を使用したポスターと販売する商品のチラシを作成しました。
写真の配置や文章の分かりやすさ、見やすさなど、たくさんの人の目に留まるよう工夫を凝らし、「七尾に来てほしい」という思いを込めて作り上げました。

活動その3物品販売

昨年に引き続き8事業者の協力を得ることができました。
しかし、商品を購入してもらうには、その商品の魅力をしっかりと伝える必要があります。
そこで生徒たちは、事業者の皆さんから商品の魅力や歴史を学びました。さらに復興に向けた思いに触れ、生徒たちは活動への気持ちを新たにしました。
修学旅行の直前には商品の販売練習を行い、お客さんへの声掛けや説明、商品陳列の工夫などを教わりました。

協力事業者

大根音松商店、御菓子処花月、すぎ省水産、高澤商店、のと島クラシカタ研究所、八太郎漬本舗、花嫁のれん館、和倉温泉お祭り会館

ついに本番!大阪市・京橋中央商店街でPR活動!

販売ブースにはたくさんの人が訪れ、生徒たちの練習の成果もあり、多くの商品が購入されました。
来場者からの「七尾に行ってみたい」「七尾の祭りを見に行きたい」という声や、「大変なのに来てくれてありがとう」「能登の復興に向けて頑張って」「復興した七尾を待っているよ」といった温かい励ましの言葉に、復興への思いを新たにしました。

作成したポスターは8月末から現地で貼り出し、活動をPR。持参したチラシなどは、手渡しでの配布も行いました。
PR動画を通して、能登島から臨む七尾湾の景色や祭りなど七尾の魅力、復興に向けた地域の取り組みや思いを届けました。

修学旅行後、文化祭で全校生徒や保護者、地域の人に向け、活動を報告しました。
また、協力いただいた各事業者へ、感謝とともに活動での学びをまとめたお礼状を作りました。
この活動を通じて、生徒たちはどのような思いを抱いたのでしょうか。

石倉南風(みか)さん
和倉温泉が復興し、たくさんの観光客が来てくれるように、七尾の魅力を発信し続けることが大切だと思いました。

堤みなみさん
復興のために協力してくれた人や、温かい言葉をくれた人のために、できることをしていきたいです。

山本勇翔(ゆうと)さん
商品を県外に発信することや、祭りなどの伝統を引き継いでいきたいと思いました。

2年生の活動を見守って

能登香島中学校坪野昭校長

生徒たちは、事業者の皆さんから震災の被害で商品の製造・販売がどれだけ大変だったかを学ぶことができました。また、現地では温かな声や励ましをいただき、多くの生徒がうれしかったと話していました。
このような経験もあってか、震災後のまちづくりを地域の人と話し合った「能登香島中トーク」では、将来の復興後の姿を自分のこととして捉えて意見を述べる生徒、地域の現状を踏まえて発言する生徒の姿が見られました。
地域の復興に対して、自分たちがどのように関わっていくかを考える思いが、より深まったのではないでしょうか。
地域の一員、地域の学校として、地域の復興に向けて何ができるかを考えて取り組むことで、生徒たちにはふるさとを大切にする心を育んでほしいと思います。

復興に向け、一歩ずつ

生徒の提案で始まった「七尾復興PR隊」。
地域のさまざまな人の思いに触れ、大阪からの温かな励ましを直接を受け取ったことで、生徒の復興への思いが強まり、心に残る活動になったのではないでしょうか。
私たちも生徒たちと共に、自分にできることから取り組んで、一歩ずつ復興への歩みを進めていきましょう。

お問い合わせ

所属課室:総務部秘書広報課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-1110

ファクス番号:0767-53-7050

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