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金沢マラソン組織委員会の会長を務める村山卓金沢市長から、地震で中止となった能登和倉万葉の里マラソンへの応援メッセージ入りの横断幕4枚が贈られました。
メッセージは、同組織委員会がブース出店した「大阪マラソン」「板橋cityマラソン」「ふくい桜マラソン」に参加したランナーから寄せられたもので、大会や被災地への思いが書かれています。
村山市長は「いろいろな形で能登を応援していただいている。大会を途切れさせないよう協力できれば」と話しました。
歌手の大黒摩季さんが被災した市民を元気付けようと矢田郷地区コミュニティセンターでミニライブを開催し、力強い歌声を披露しました。
大黒さんは集まった観衆を前に「誰も能登を忘れていない」と呼び掛け、「熱くなれ」や「ら・ら・ら」などのヒット曲で、エールを送りました。
また、ミニライブに先駆けて茶谷市長に義援金500万円を贈呈。4月に開催したチャリティーライブの収益の一部を寄せたもので、「皆さんの笑顔と元気のきっかけ作りに使ってほしい」と手渡しました。
七尾みなと福祉会による地域交流イベントが開催され、多くの人が訪れました。仮設住宅の万行第1団地入居者も招待されました。
イベントでは、年長児13人で結成された鼓笛隊による旧七尾市歌の演奏やマジシャンによるパフォーマンスが披露されたほか、キッチンカーも並び園児たちや訪れた人には笑顔が広がりました。
イベントを企画した小澤美佐江園長は「仮設住宅に入居している方にも園児とのふれあいや地域交流を楽しんでもらえたら」と話しました。
金沢大学で学校教育を学ぶ学生らによる体験型の音楽講座に東湊小学校の3年生27人が参加しました。この講座は、地震で被災した児童を励まそうと今回初めて実施されました。
子どもたちは、ハンドベルの演奏や合唱が披露されると大きな拍手を送りました。また、学生と一緒に太鼓やタンバリンを叩いて演奏を楽しみました。
講座を終えて飯山夏那さんは「地震で不安な毎日だけど、演奏したら元気が出た」と笑顔を見せました。
4月20日からプレオープンしていた和倉温泉屋台村が本オープンを迎え、会場は多くの人でにぎわいました。
屋台村には店舗での営業ができない8店舗が出店し、地元住民や復旧・復興の支援者などが、各店舗の自慢の料理に舌鼓を打ちました。
和倉温泉商店連盟の立川尚人会長は「和倉は能登の復興の拠点になると思う。皆さんの明日への活力になれば」と期待しました。
七尾市出身でメゾソプラノ歌手の鳥木弥生さんが七尾中学校でコンサートを開き、伸びのある歌声で生徒らを魅了しました。
ナポリ民謡「オー・ソレ・ミオ」などの名曲が約1時間にわたって届けられると、聞き入っていた生徒らは拍手喝采しました。
コンサートは、鳥木さんの「被災した子どもたちを元気付けたい」との思いから企画され、テノール歌手の伊藤達人さん、ピアニストの藤原藍子さんも出演しました。
被災した地域の住民や飲食店を元気付けようとイベントが開催され、合唱やよさこいなどのパフォーマンスが行われました。
和倉温泉商店連盟と能登よさこい祭り運営委員会が主催し、和倉地区を拠点に活動する合唱団「WISH」や、石川県・富山県・高知県のよさこい19チームなどが出演。地震からの復興を祈り、熱気あふれる演奏・演舞が披露されると、会場は大いに盛り上がりました。