ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(12月号発行) > 広報ななお2023(令和5)年5月号テキストブック版 > 4~5ページ(君は放課後インソムニア実写映画完成報告&テレビアニメ先行上映)
ここから本文です。
実写映画「君は放課後インソムニア」の完成報告イベントが3月15日に都内で開催され、ダブル主演の森七菜さんと奥平大兼さん、監督を務めた池田千尋さんが作品への思いを語りました。
原作の大ファンという森さんは、主演の話が舞い込んだ時を振り返り「夢がかなったと思える瞬間だった」と声を弾ませ、映画初主演の奥平さんは「出てくるみんなが個性豊かで、だんだん引かれていった」と原作漫画の魅力を語りました。
自身の高校時代を思い出したという池田監督は「原作の生っぽい、すぐそこに生きていそうな高校生たちがいる空気感を、どう作品の中に作っていくかを心掛けた」と撮影時の思いを話しました。
市内で行われた撮影の話題では「オジロ先生の漫画の七尾市の再現率がどれだけ高かったのか、そのまま写真のように美しく捉えられていたのか分かった。ファンとして聖地巡礼しながら撮影した感じ」と撮影自体を存分に楽しんだ様子の森さん。奥平さんは「色々なところを歩きたくなる、静かで、のどかで、心が癒される場所だと思った」と印象を語りました。
池田監督は「原作を知っている人がとても多くて、ロケ地もなかなか許可が下りないところまで快く貸してくれた」と感謝し、七尾高校の天文台で行われた撮影では「サウナ並みの暑さが大変だった」と、実は過酷な現場であったことをうかがわせるエピソードを披露しました。
最後にメッセージを求められると、池田監督は「生きることを全力で肯定することを映画で実現しようと決めた。主人公の二人が、すごいパワーで世界に対して窓をどんどん開いていく姿を感じてほしい」と語り、奥平さんは「丸太が映画の中で真っすぐ生きていたと伝わればうれしい。公開近くにはアニメも放送されるので、それぞれの良さを比べて楽しんでもらえたら」と期待しました。
森さんは「高校生のキラキラした物語だけど、その人なりの悩みがあって、キラキラだけが人生の全てじゃない。自分が悩んでいることも含めて自分なんです。伊咲と丸太が、悩みを抱えている人の両肩に頭を乗せて、寄り添ってくれるような優しい映画なので、映画館に来てもらえたらうれしい」と締めくくりました。
映画「君は放課後インソムニア」6月23日(金曜日)全国ロードショー
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
テレビアニメ「君は放課後インソムニア」の先行上映会が4月9日に七尾市文化ホールで開催され、上映後には主演キャストと監督によるトークイベントも行われました。
上映会には、市内外から約600人が来場。茶谷市長は開会のあいさつで、原作漫画が国外でも発刊されていることに触れて「海外まで七尾の魅力が伝われば」と期待しました。
上映会前半は第1話から第3話までを続けて上映。七尾の街並みを精密に再現した鮮やかなアニメーションが、来場者を作品の世界へと引き込んでいました。
上演後のトークイベントでは、ヒロイン「曲伊咲(まがりいさき)」を演じた声優の田村好(このみ)さんと池田ユウキ監督、進行役として上田智輝プロデューサーが登壇。多くの来場者を前に、田村さんは「たくさんの人に観ていただけてうれしい」と話しました。
金沢市出身の池田監督は、本作を担当することが決まった時を「こんな奇遇なことがあっていいのか」と驚いたといい、「石川県出身だからこそ、この作品を盛り上げるために原作で描かれていることを、しっかりと表現できたら」と制作への思いを話しました。
田村さんは「キャラクターの内に秘めているものが、本当に表現できているのか」と、ヒロインを演じる大変さを明かしました。
来場者へのメッセージとして、池田監督は「詳細に街を再現しようと頑張った。市内の建物や風景を楽しんでいただけたら」と期待し、田村さんは「優しく温かい作品となっているので、最後まで見届けてほしい」と話しました。
アニメ全体のイメージは、私の理想の青春です!映画もとても楽しみにしています。(市内在住10代女性)
原作のファンで聖地巡礼もしました。アニメでしかできない表現もあって、3話とも感動しました。(金沢市20代男性)
風景が忠実に描かれてきれいでした。地元の人がうらやましいです。(愛知県30代男性)
青春ストーリーに胸キュンしました。今後の2人の成長が気になります。(市内在住20代女性)
北陸放送毎週金曜日午前1時25分~
BSテレビ東京毎週火曜日午前0時30分~
(注意)放送日時は変更になる場合があります。
その他配信情報についてはアニメ公式ホームページをご覧ください。