本文へスキップします。

ここから本文です。

更新日:2021年11月3日

6~9ページ

令和2年度決算のあらまし

令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、市民の皆さまのくらしや市内経済が深刻な影響を受けました。こうした中、市民生活の安全・安心を守り、感染拡大の防止や市民生活の支援、地域経済の立て直しを図るため、「新しい生活様式」への対応に向けて各施策に積極的に取り組みました。
一般会計の歳入(入ってきたお金)は、394億6,193万円で、歳出(使ったお金)は384億3,764万8千円です。歳入から歳出と令和3年度への繰越金1億3,596万6千円を差し引くと、令和2年度の実質収支は8億8,831万6千円となりました。

一般会計

歳入総額394億6,193万円(100%)
市税76億4,948万7千円(19.4%)
地方交付税100億2,571万3千円(25.4%)
国庫支出金98億4,446万円(24.9%)
県支出金21億4,355万3千円(5.4%)
諸収入28億6,274万7千円(7.3%)
市債25億270万1千円(6.3%)
その他44億3,326万9千円(11.3%)

歳出総額384億3,764万8千円(100%)
議会費2億1,286万8千円(0.6%)
総務費103億1,059万6千円(26.7%)
民生費90億3,324万6千円(23.5%)
衛生費29億8,018万8千円(7.8%)
労働費1,120万4千円(0.0%)
農林水産業費16億7,597万2千円(4.4%)
商工費33億3,867万円(8.7%)
土木費26億5,616万6千円(6.9%)
消防費12億9,577万4千円(3.4%)
教育費25億2,788万1千円(6.6%)
公債費43億5,335万9千円(11.3%)
災害復旧費4,172万4千円(0.1%)

令和2年度に行った主な事業

1.新型コロナウイルス感染症への対応

感染拡大の防止

新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保
新型コロナウイルスワクチンを市民が円滑に接種できるよう、接種体制の構築や中能登町との共同コールセンターの立ち上げなど、ワクチン接種の準備に取り組みました。
マスクの全戸配布【7,704万4千円】
感染拡大防止のため、入手困難であったマスク(1箱50枚入り)を確保し、町会や各地域づくり協議会の協力を得て、全戸配布しました。

市民生活と事業活動への支援

特別定額給付金の給付【51億7,452万8千円】
基準日に住民基本台帳に記録されている人を対象に、1人当たり10万円の特別定額給付金を給付しました。

プレミアム商品券の発行【26億6,814万3千円】
地域における消費喚起と経済循環を図るため、全世帯を対象としたプレミアム商品券(1万2千円分を1万円で購入)を発行しました。

子育て世帯への給付【2億4,185万2千円】
国の制度に基づき、児童手当受給世帯には児童1人当たり1万円、さらに市独自に一律2万円を上乗せし、児童扶養手当受給者などの一人親世帯には1世帯当たり5万円を給付しました。また、市独自に新生児に対しては1人当たり10万円を給付しました。

2.市民活躍都市ななおを目指して

地域資源を活かす「産業づくり」

七尾駅前にぎわい館の整備【9億1,832万6千円】
まちなかの賑わい創出の核となるパトリアの大規模改修を行いました。主に外壁や内装、電気・給排水・空調設備の更新工事を行いました。

イノシシなどの鳥獣被害対策【1億2,724万1千円】
作物に被害を与えるイノシシなどの捕獲や埋設、電気柵の購入、狩猟免許取得への助成などを行いました。また、新たに能登島地区に有害鳥獣処理施設を整備しました。

3.人を呼び込む「魅力づくり」

国指定史跡七尾城跡の整備【8,539万円】
本丸や二の丸、三の丸を巡る遊歩道の柵や階段を新しくしたほか、山麓から本丸まで歩いて登るコースの起点となる七尾城登山口駐車場の整備を行いました。

和倉温泉ウオーターフロントの整備支援【3,887万円】
(一社)ななお・なかのとDMOが事業主体となり、湯っ足りパークにウッドデッキ遊歩道やベンチを設置し、海の温泉地が感じられる魅力的なスポットとなりました。

4.新しい時代を担う「人づくり」

ICTを活用した教育の推進【4億5,745万4千円】
GIGAスクールaを実現するため、1人1台のタブレット端末の導入や校内ネットワーク環境の整備を行いました。

公立保育園統合民営化への整備【1,875万4千円】
旧田鶴浜中学校跡地に田鶴浜地区の公立保育園と私立認定こども園を統合した新しい園舎の整備を行いました。令和4年3月下旬に開園を予定しています。

5.安心安全で快適な「暮らしづくり」

安全で快適に暮らせる

消防団活動施設の整備【2,722万7千円】
袖ケ江分団の車庫詰所を市役所横の駐車場に新築移転しました。

雨水対策の強化【4,364万8千円】
雨水の浸水対策のため、排水ポンプ車を1台購入しました。

6.支え合う心を育む「共助づくり」

コミュニティセンターの整備【4,565万円】
旧北星小学校を改修し、崎山地区コミュニティセンターを移転しました。

地域除雪活動への支援【1,495万1千円】
7地区の地域づくり協議会に対し、小型・中型除雪機の購入支援を行いました。

公営企業会計以外の特別会計

ケーブルテレビ事業特別会計、入総額4億4,708万9千円、出総額4億4,708万9千円

国民健康保険特別会計、入総額61億7,158万2千円、出総額60億6,229万5千円

後期高齢者医療保険特別会計、入総額8億1,383万4千円、出総額8億1,304万2千円

介護保険特別会計、入総額70億9,029万4千円、出総額70億953万4千円

公設地方卸売市場事業特別会計、入総額7,915万3千円、出総額1億2,307万7千円
支で不足している4,392万4千円は、翌年度繰上充用金で補てんしました。

公営企業会計

水道事業会計
収益的収支
収入総額20億4,953万2千円
支出総額18億1,460万5千円
資本的収支
収入総額2億2,994万4千円
支出総額9億6,242万6千円
※資本的収支で不足している7億3,248万2千円は、当年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。

下水道事業会計
収益的収支
収入総額26億2,282万4千円
支出総額25億5,997万9千円
資本的収支
収入総額14億2,939万3千円
支出総額24億5,655万1千円
※資本的収支で不足している10億5,090万8千円(翌年度への繰越工事資金23,750千円を除く)は、当年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。

病院事業会計
収益的収支
収入総額106億6,973万7千円
支出総額85億8,454万3千円
資本的収支
収入総額6億387万7千円
支出総額11億5,156万7千円
※資本的収支で不足している5億4,769万円は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。

目的税の使い道

入湯税
目的:温泉地に必要な経費に充てるため5,329万2千円
環境衛生施設の整備(ごみ処理など)460万3千円
消防施設などの整備934万2千円
観光施設の整備1,549万5千円
観光振興(ソフト事業)2,269万3千円
温泉施設の管理115万9千円

都市計画税
目的:都市計画事業を行うため4億4,066万4千円
都市計画街路7,983万6千円
下水道など3億5,575万円
土地区画整理507万8千円

消費税
目的:社会保障に必要な経費に充てるため6億6,624万3千円
社会福祉(生活保護、障害福祉など)4億881万3千円
社会保険(国民健康保険など)9,166万1千円
保健衛生(医療、感染症対策など)1億6,576万9千円

基金の状況

財政調整基金
収入を調整したり、急激な税の落ち込みや災害などに備えたりするために積み立てているお金
減債基金
市が借り入れたお金の返済を計画的に行うために積み立てているお金

平成30年度
財政調整基金残高37億1,759万9千円
減債基金残高0円
その他特定目的基金残高28億9,867万7千円

令和元年度
財政調整基金残高40億6,490万4千円
減債基金残高0円
その他特定目的基金残高23億948万2千円

令和2年度
財政調整基金残高47億9,227万5千円
減債基金残高2憶円
その他特定目的基金残高16億6,716万2千円

財政指標の状況

経常収支比率
市の生活費の状況を収入との割合から計る1つの目安であり、数値が低いほど財政構造に弾力性があります。
(経常経費充当一般財源/経常一般財源総額)×100(%)
H午前6時94分.9%、R午前1時93分.4%、R午前2時93分.3%

実質公債費比率
市全体のさまざまな事業における、市のローン返済の状況を計る目安であり、数値が低いほど財政構造に弾力性があります。
H午前6時16分.6%、R午前1時14分.0%、R午前2時13分.0%

以上の問い合わせ
企画財政課
電話番号53-8455

市職員給与などのあらまし

詳細は市ホームページや本庁1階の情報公開コーナーで閲覧できます。

職員数の状況

令和3年4月1日現在の職員数は493人で、病院・消防の職員を含めると1,130人です。おおむね順調に職員の削減が進んでいます。平成30年度末に策定した第4次定員適正化計画(5カ年)に基づき、職員数の適正化に努めます。

第4次定員適正化計画の進捗状況
平成31年度、計画職員数510人、実績職員数510人
令和2年度、計画職員数508人、実績職員数498人
令和3年度、計画職員数502人、実績職員数493人
令和4年度、計画職員数487人
令和5年度、計画職員数487人

職員給与の状況(令和2年度普通会計決算)

職員数592人(総職員数から公営企業等会計部門の職員数を除いた数)
給与費総額30億8,872万円(平均給与費522万円)
給与費:毎月支給される給料のほか、扶養・住居・通勤などの各種手当と、民間の賞与(ボーナス)にあたる期末・勤勉手当の合計額(退職手当は除く)

職員の初任給(令和3年4月1日現在)

一般行政職大学卒七尾市18万2,200円
一般行政職大学卒国18万2,200円

一般行政職高校卒七尾市15万600円
一般行政職高校卒国15万600円

技能労務職高校卒七尾市14万7,900円
技能労務職高校卒国-

技能労務職中学卒七尾市13万9,900円
技能労務職中学卒国-

職員の平均給料月額および平均給与月額(令和3年4月1日現在)

一般行政職平均年齢44.8歳、平均給料月額31万7,376円、平均給与月額35万5,858円

技能労務職平均年齢54.2歳、平均給料月額27万4,132円、平均給与月額29万6,689円

平均給料月額:職種ごとの職員の基本給の平均
平均給与月額:給料および職員手当(期末・勤勉・退職手当を除く)の合計額の平均

ラスパイレス指数(令和2年)

ラスパイレス指数:国家公務員の給与水準を100とした場合の地方公務員の給与水準を示す指標

七尾市94.5%、県内市平均97.5%、全国市平均98.9%

退職手当、市長金額1,809万4,560円、1期(4年間)勤めた場合の見込額
退職手当、副市長金額887万1,120円、1期(4年間)勤めた場合の見込額

職員の期末・勤勉手当(令和2年度)

6月期、期末手当1.3月分、勤勉手当0.95月分
12月期、期末手当1.25月分、勤勉手当0.95月分
合計、期末手当2.55月分、勤勉手当1.9月分
支給率は国と同じ

職員の退職手当(令和3年4月1日現在)

勤続20年、自己都合19.6695月分、勧奨・定年24.586875月分
勤続25年、自己都合28.0395月分、勧奨・定年33.27075月分
勤続35年、自己都合39.7575月分、勧奨・定年47.709月分
最高限度額、自己都合47.709月分、勧奨・定年47.709月分

支給率は国と同じ

特別職の給料など(令和3年4月1日現在)

給料、市長、給料月額など82万8,000円、期末手当3.35月分(令和2年度支給割合)
給料、副市長、給料月額など71万400円、期末手当3.35月分(令和2年度支給割合)
議員報酬、議長、給料月額など52万2,000円、期末手当3.35月分(令和2年度支給割合)
議員報酬、副議長、給料月額など45万9,000円、期末手当3.35月分(令和2年度支給割合)
議員報酬、議員、給料月額など43万2,000円、期末手当3.35月分(令和2年度支給割合)

特例による減額後の額

以上の問い合わせ
秘書人事課
電話番号53-8465

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?