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市内で行われた活動やイベントを紹介します。
10月1日(木曜日)
七尾市役所
市と市内23郵便局との包括的な連携に関する協定の調印式が行われた。これまでの市の各種証明書の発行業務やプレミアム商品券の販売などの協力に加え、市民の利便性の確保や向上、未来を担う子どもの育成などに協力することを締結した。
不嶋前市長は「地域の灯台として、市民の暮らしを一緒に守っていただきたい」とあいさつ。新谷(しんたに))秀明(ひであき)七尾郵便局長は「地域に愛される郵便局になれれば」と力を込めた。今後も協議しながら、市民サービスの向上を目指す。
10月5日(月曜日)
金沢地方法務局七尾支局
10月から人権擁護委員に再任する坂口初男さん、橋場(はしば)美貴(みき)さん、唐木(からき)卓(たかし)さんに法務大臣からの委嘱状を金沢地方法務局七尾支局の岡本(おかもと)良衛(りょうえい)支局長が手渡した。委員の任期は3年で、人権に関する相談や救済活動、小中学校などに向けた啓発活動に取り組む。
岡本支局長は「全国で新型コロナウイルスに関連した差別などが発生しているので救済をお願いしたい」と話し、橋場さんは「思いやりの心を持つ大切さを周知していきたい」と気持ちを新たにしていた。
10月7日(水曜日)
小丸山小学校
新型コロナウイルスの影響で中止となった運動会の代替えイベント「こまスポ2020」が行われた。6年生が競技内容や感染防止対策を考え、コロナ禍でも思い出に残ることをしたいと企画。3密を避けるため開催日を分けて実施することとした。
この日は2年生と5年生が玉入れや綱引き、リレーの3種目を楽しんだ。リレーでは、走者がバトンを受け取る前に手を消毒するなど感染防止対策を行った。秋晴れの下、児童たちは「運動会ができてうれしい」と最高の笑顔を見せた。
10月19日(月曜日)
旧北星小学校
東湊小学校の3年生40人が社会科と総合の授業の合科(ごうか)学習で、崎山いちごの苗約400株を植えた。崎山地区の特産品として栽培されている崎山いちご。植えた品種は「宝交早生(ほうこうわせ」で、来年4月下旬から5月にかけて収穫時期を迎える。
地元農家の人から、植える際の注意点を教わった児童たち。苗を優しく手に取り、おいしいイチゴになるように思いを込めながら植えた。田中創汰(そうた)君は「苗を植えるときの向きが難しかった」と話し、真っ赤なイチゴができるのを楽しみにしていた。
10月21日(水曜日)
石崎小学校
新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクの着用とソーシャルディスタンスを保って行われたスポーツフェスティバル。例年とは違い、6年生一人一人が役割を持ち、自分たちで掲げた「自分に勝つ!コロナに勝つ!協力して本気でやりぬく石崎勝(いしさきしょう)!」というスローガンの下、各競技の運営に取り組んだ。
赤・白・黄・青団に分かれて、リレーや応援合戦、大玉転がしなどに全力を尽くした児童たち。仲間に声援を送ったり下級生をフォローしたりと、学年の垣根を越えて団結する姿を見せた。
10月21日(水曜日)
山王小学校
(公社)七尾青年会議所が、6年生57人にSDGsの学習会を開いた。子どもたちに持続可能な開発目標(SDGs)を学んでもらい、地域への誇りを高めてもらおうと企画された学習会。児童たちは、SDGsの達成年限である2030年の七尾に向けて明日からできることを考えた。
6グループに分かれて「里山里海」と「街づくり」をテーマに話し合った児童たち。全世界で起こっていることを身近なこととして捉え、解決に向けて一人一人が小さなことから取り組む大切さを学んだ。
10月22日(木曜日)
ケアハウスアンジェリィなぎの浦
羽咋郡志賀町で3人きょうだいの次女として生まれた清子さん。3人の子どもに恵まれ、夫の光次(みつじ)さんが営む農業を手伝いながら、若い頃に習っていた和裁を生かして60歳頃まで着物を縫う仕事をしていた。
草花を育てることが趣味で、甘いお菓子に目が無い清子さん。長男の健治(けんじ)さんから「もっと長生きしてください」と祝福されると、清子さんは「元気でいられることを喜んでいます」と感慨深い表情を見せた。これからもお元気でお過ごしください。
10月31日(土曜日)
史跡七尾城跡
史跡七尾城跡の発掘調査現場で市内小中学生の親子7組が発掘を体験した。市教育委員会は、未着手だった七尾城中心部の発掘調査を9月下旬から実施。実際の発掘現場で体験してもらい、七尾城の歴史に理解を深めてもらおうと企画した。
市職員は調査で出土した珠洲焼の破片などを見せ、慎重に掘り起こすよう説明。参加者はシャベルなどを使い、土を掘り起こした。焼き物の破片を見つけた石田零(れい)君は「昔の人がどんな生活をしていたか分かれば」と歴史のかけらを手に、目を輝かせた。