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「昔むかしのお話会」が発足したきっかけは、代表の木下真由美さんが年前、東部中学校(当時)に「朝の読み聞かせ」に数回参加したとき、「能登島の小中学校の子どもたちにも声を出してゆっくり読む絵本や民話の世界を伝えたい」という想いから。今も一緒に活動をしている桂満子さんと人でスタートした。
発足して8年目。今ではメンバーが13人。元保育士やケアマネージャーなど、業種も活動範囲も幅広い。
月に約5回、能登島小中学校や保育園に行くだけではなく、高齢者の集会や高齢者介護施設などにも活動範囲を広げ、高齢者の介護予防にも役立っている。
取材に行ったのとじま保育園では、「読み聞かせ」の始まりから終わりまで、メンバーから話される物語に園児は釘づけ。それだけ、メンバーのバイタリティーに溢れる表現に、園児たちは集中し続けているのだ。これが、【読み聞かせ効果】と感じた一面だった。
また、昨年の春から卒園する園児たちに、これからの健やかな成長を願いながら制作した「ストラップ」をプレゼントしている。今年もその準備に余念がない。この気配りから「地域の人を大事にしたい」というこの会の思いがさらに感じられた。
これからも、絵本や民話を伝える「読み聞かせ活動」が、末永く続くことを切に願いたい。
木下真由美|桂 満子|在澤侑里子|堀井愛津子|松浦芳美|長谷部エイ子|前田幹子|上野富志子|上田藤恵|堀口順子|堀 一美|坂本朱美|聖川真実
3月25日(日曜日) 午前7時30分~午前9時
袖ケ江地区、御祓地区の住民(約7,000人)
詳細は、広報ななお3月号の折り込みチラシをご覧ください。(対象地区のみ)
被災地派遣 七尾市役所職員 鷹合 豊勝
福島県南相馬市では、津波により人命、財産など一瞬にしてすべてを失った多くの方々がいらっしゃいます。復興事業説明会で、その被害に遭われた方からお話を聞く機会がありますが、表現できない苦境に直面されたにもかかわらず「この震災を乗り越え復興するんだ」という堅固な意志が伝わり、その姿には深い感銘を受けます。復興に携わる上で、『少しでもその気持ちに応えたい』そんな心情の毎日です。
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