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更新日:2013年2月1日

広報ななお:平成24年3月号 20・21ページ

市長コラム

素晴らしい『ふるさと』

ようやく陽ざしが春らしくなってきた。雪の下の地面から顔を出している新芽を見つけると旧友に会うったようにうれしくなり、元気が出る。「久しぶりだな、あの雪の下で、よく頑張ったなあ」と新たな出会いを喜ぶ。

新しい生命が、活動を始める3月は、希望の春である。人間にとっても、子どもたちや若者が進学や就職で親離れをし、新しい世界へと巣立つ別れのときである。限りない愛情を注ぎ、手塩にかけて育てた若者が、ふるさとを離れることは、祝福すべき旅立ちではあるが心配も多い。

都会で学んだ若者が田舎へ帰ってくれるだろうか。就職が決まったことはうれしいが、そのままずっと県外に住み続ければ、家の跡継ぎはどうなるのだろうか。保護者の方々の心配は、七尾市全体の心配でもある。子どもが増えず、年老いた者が残された高齢者集落(限界集落)が増えていく。「立派に育てた若者が、親もふるさとも捨てて、都会に行ってしまう」ようになっている。

新しい世界で自分を磨き、能力を高めた若者よ、その蓄えた力や人脈をぜひともふるさとのために、親のために活かしてほしいものだ。

「鮭」が、生まれた母なる川に遡上するように、ふるさとに戻り、ふるさとのために働いてくれることを期待している。小さいときから七尾の伝統や祭りを体験し、自然の中で生活した子どもたちは、七尾に愛着と誇りを持って育ったことと思う。

そんな環境で育った若者がふるさとで働きたい、ふるさとのために役に立ちたいと思ってはいても、地元で仕事が見つからない。「仕方なく都会に就職する」と言われる。それも理由の一つではあろうが、親自身が子どもを育てる間に「地域のため家のために七尾へ戻ってくるんだぞ」と、もっと強く、その思いを刷り込んでおくべきではなかったかと思う。(他人事ではない、私自身の思いである)

七尾は素晴らしいところだ。人情も厚いし、食べ物もおいしい。生活もしやすいし、子育てにも良い環境だ。

毎年3月・4月は県外への転出が増え、人口減少に歯止めがかからない。大きな夢や希望を持って、旅立つ若者の足を引っ張るつもりはないが、親として今一度、子どもたちにふるさとを忘れるなと伝えてほしいと思う。『老いの繰り言…』

市長へのメール「前略、市長さん」では、市民の皆さんから市長へのご意見・ご質問などをお待ちしています。

市長談話室

市政への思いやアイデアをお聞かせください!

  1. まちづくりに関すること、
  2. 生活環境に関することなど前向きなアイデアをお聞かせください。(個人・グループどちらでも可。1組30分以内)

日時・場所

  • 3月26日(月曜日)午後3時~午後5時 能登島市民センター 1階応接室
  • 4月10日(火曜日)午後3時~午後5時 七尾市役所 202会議室

申し込みは1週間前まで(公務により中止になる場合があります)

[問][申]

広報広聴課 電話53-8423

みんなの本棚 新刊情報

  • 「松井久子の生きる力」
    松井久子|六耀社
  • 「奇跡のむらの物語1000人の子どもが限界集落を救う!」
    コシノヒロコ|マガジンハウス
  • 「隠し事」
    羽田圭介|河出書房新社
  • 「ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!」
    秦 建日子|河出書房新社
  • 「震災と情報 あのとき何が伝わったか」
    徳田雄洋|岩波書店
  • 「超訳越登賀三州志」
    富田景周|能登印刷出版部
  • 「ゆみに町ガイドブック」
    西崎 憲|河出書房新社
  • 「宇宙から学ぶ ユニバソロジのすすめ」
    毛利 衛|岩波書店
  • 「毎日が大河」
    田渕久美子|幻冬舎

「本を読む仲間の集い」講演会(入場無料)

日時

3月17日(土曜日)午後1時30分~午後3時30分

会場

七尾サンライフプラザ 2階 視聴覚室

講師

輪島市立図書館読書会 会長 藤平 朝雄 氏

演題

「夢は枯野を」-文学散歩50歩-

[問]

  • 中央図書館 電話53-0583
  • 本府中図書館 電話53-3662
  • 田鶴浜図書館 電話68-6785
  • 中島図書館 電話66-8000

七尾市立図書館のホームページでは、各図書館の最新情報が見られます。また、全図書館の蔵書検索もできます。ぜひご利用ください。

石川県七尾美術館

ハンス・フィッシャーの世界展
父からわが子へ、そして世界中の子どもたちへの贈り物
4月15日(日曜日)まで開催中(会期中無料)

版画家・舞台美術化として活動したフィッシャーの絵本作家デビューは、わが子へ贈った手描き絵本でした。手描き絵本・原画などの絵本作品に壁画原案や版画、色鉛筆などを加え紹介します。

開館時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

一般700円、大高生350円、中学生以下無料

  • アニメ上映会『こねこのぴっち』【入場料無料】
    4月1日(日曜日) 1回目:午後2時~午後2時40分 2回目:午後3時~午後3時40分
  • ともだちぬりえ【要観覧料】
    3月10日(土曜日)・11(日曜日)・24(土曜日)・25(日曜日) 1回目:午前10時~正午 2回目:午後2時~午後4時
  • お父さん、コーヒーをどうぞ
    会期中、大学生以下のお子さんと来館され、観覧券を購入されたお父さんに、コーヒーを1杯プレゼント。受付で「イクメンです」とお申し出ください。

[問]

石川県七尾美術館 電話53-1500

能登演劇堂

歌舞伎「あんまと泥棒」

出演 菊月菊千壽、千川貴楽、花柳寿美蔵

歌舞伎の舞台裏に触れるスペシャル企画

  • 第1部 解説付き実演「助六のできるまで」
  • 第2部 歌舞伎舞踊「助六」
  • 第3部 歌舞伎「あんまと泥棒」

日時

5月23日(水曜日)昼公演午後2時、夜公演午後6時30分

入場料

全席指定一般4,000円、高校生以下2,000円(当日500円増し・未就学児入場不可)

[問]

(公財)演劇のまち振興事業団 電話66-2323

七尾フラワーパークのと蘭ノ国

ももいろラン展 4月25日(水曜日)まで開催中

春らしく桃色のランを集めて展示します。

[問]

のと蘭ノ国 電話54-0300

石川県能登島ガラス美術館

  • 春休みクイズ こういう作品あるのかな?
    開館20周年記念「こういう作品あるんです~20年のあゆみ~」展【4月22日まで開催中、休館日:3月21日(水曜日)】のガラス作品がクイズになっています。クイズで作品を楽しく見てみませんか?
  • 学芸員とめぐるクイズラリー
    3月20日(火曜日)・25日(日曜日)・31日(土曜日)午後2時~(※申込不要)

開館時間

午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

観覧料

一般800円、中学生以下無料

「触れて遊んで・今うわさの透明展」開催中!

[問]

能登島ガラス美術館 電話84-1175

サンビーム日和ヶ丘自主上映会

映画「ツレがうつになりまして」上映!

日時

3月10日(土曜日)

  • (1)午後2時~
  • (2)午後7時~

3月11日(日曜日)

  • (1)午前10時~
  • (2)午後2時~

料金

大人1,000円 高校生以下500円

[問]

サンビーム日和ヶ丘 電話68-2277

 

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お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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