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4月1日(木曜日)
介護老人福祉施設千寿苑
国際医療福祉専門学校七尾校の外国人留学生で初めて卒業したモンゴル出身のダシドンドグ・エンフバタさんが、千寿苑に介護福祉士として入職した。
人の役に立つ仕事がしたいと介護福祉士を目指し、授業の合間も図書室で勉強する努力家のエンフバタさん。入職式では、圓山寛人(ひろと)理事長から辞令を受け取り、同校の恩師である花田真維子(まいこ)さんもその様子を見守った。エンフバタさんは「お世話になった学校の先生のような優しい介護福祉士になりたい」と意気込んだ。
4月1日(木曜日)
能登島向田町
市内で捕獲された有害鳥獣を処理する、七尾市能登島有害鳥獣処理施設の竣工式が行われた。対象の有害鳥獣はイノシシやハクビシンなどで、1日当たり約500kgの焼却が可能。発生する燃焼ガスやダイオキシンなどを完全に燃焼し、煙突からの排気は無色透明で安全性の高い焼却炉となっている。
茶谷市長は「地域の皆さまの負担減や捕獲意欲の向上、捕獲頭数の増加、衛生かつ適正な処理につながることを期待します」とあいさつした。同施設は4月1日から受け入れを開始する。
4月5日(月曜日)
七尾市役所
市内で交通道徳の啓もうや歩行者の安全を守る七尾市交通安全推進隊61人の委嘱状交付式が行われた。田尻猛隊長など10人の隊員が出席し、茶谷市長から委嘱状が手渡された。
茶谷市長は「市民が安全安心でイベントなどに参加できるのは推進隊の皆さんのおかげ。引き続き市民のために活躍されることを期待しています」と感謝した。田尻猛(たけし)隊長は「地域の交通安全リーダーとして、市民に対する奉仕の精神を忘れずに職務を全うします」と引き締まった表情で決意表明した。
4月6日(火曜日)
金沢地方法務局七尾支局
市では人権相談や啓発、救済活動などに15人の人権擁護委員が従事している。金沢地方法務局野口友洋七尾支局長から、2期6年で退任する谷口忠(ただし)さんに感謝状が、新任の中橋傳治(でんじ)さんに委嘱状が手渡された。
退任する谷口さんは「いろいろな人権問題が身近にもあり、気を遣かいました」と振り返った。新たに委員となる中橋さんは「教育現場での経験を活かして、人権問題に取り組んでいきたい」と抱負を語った。
4月9日(金曜日)
七尾市役所
女子プロサッカーリーグ・WEリーグ参入を目指す石川県初の女子サッカーチーム「リリーウルフF石川」の監督や選手らがチーム発足の報告に訪れた。
チーム名は高い協調性を持ち、集団で力を発揮するオオカミと県花クロユリの英語名を組み合わせた。サッカーを通じて、女性が活躍できる社会に貢献したいと今年2月に発足し、小松市を練習の拠点としている。岡山県出身の後藤真未(まみ)選手は「たくさんの人に支えられてできたチームなので結果を出して恩返ししたい」と話した。
4月9日(金曜日)
七尾市役所前
4月6日から15日の春の全国交通安全運動に合わせて、交通安全を呼び掛ける交通事故ゼロキャンペーンが行われた。舟山修(おさむ)七尾警察署長は「交通ルール・マナーの順守や、正しい交通ルールの実践が習慣付けられるように啓発をお願いしたい」とあいさつした。
交通安全協会七尾鹿島支部や七尾警察署、七尾市女性ドライバーの会の16人が、運転手に「交通ルールを守って運転してください」と麦わら「帽子」の啓発グッズを渡し、交通事故「防止」を呼び掛けた。
4月17日(土曜日)
矢田郷地区コミュニティセンター
65歳以上の人への新型コロナウイルワクチン接種を開始する前に、医療関係者や市職員、住民ら約70人が参加して接種の手順を確認する模擬訓練が行われた。
訓練は、受け付けから接種後の経過観察までの流れを確かめるほか、接種後に急激なアレルギー反応「アナフィラキシーショック」が起きた想定で緊急搬送の動きも確認した。訓練に参加した茶谷市長は「訓練で見えた課題を解決し、安心して接種できるようにしたい」と話した。
4月30日(金曜日)
三引町
あかくらこども園の園児58人が、手作りのこいのぼりを手に元気に地域をパレードした。あかくらこども園で毎年行われている行事で、来年度は田鶴浜保育園と統合して新園舎に移転するため、三引町でのパレードは最後になる。保育士に手を引かれ、うれしそうに歩く園児の姿を温かく見守る地域の人は「見れなくなるのはさみしい」と話した。
川上郁江(すみえ)園長は「地域の人に、子どもたちの元気な姿を見てもらえてよかった。今年が最後になるので感慨深いものがあった」と目を細めた。