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石川県のイノシシによる農作物被害の9割が水稲です。水稲被害は収穫直前の時期に多発するため、穂が実り始める7・8月の収穫前に対策を取ることが大切です。「防護柵の点検」「周辺環境の管理」「捕獲の強化」に取り組み、農作物への被害を防ぎましょう!
市では、有害鳥獣による農作物や人畜の被害を防止するため、補助金などの制度を設けています。
有害鳥獣処理施設搬入報奨金
搬入1回当たり3千円
捕獲した有害鳥獣を七尾市能登島有害鳥獣処理施設に搬入した場合に、市捕獲隊員に協力した地元町会や生産組合などに交付します。ただし、1日1回の搬入に限ります。
有害鳥獣埋設事業補助金
埋設1回当たり3千円
捕獲した有害鳥獣をやむを得ず埋設処理した場合に、市捕獲隊員に協力した地元町会や生産組合などに補助します。ただし、対象地区や豚熱による埋設に限ります。
狩猟免許取得支援補助金
狩猟免許1万円、第1種銃猟免許3万円
新規で狩猟免許を取得した人を対象に予算の範囲内で補助します。
有害鳥獣捕獲奨励金
成獣1万円、幼獣3千円
有害鳥獣を捕獲した人に交付します。ただし、市捕獲隊員に限ります。
有害鳥獣捕獲檻購入事業補助金
1基2万円
新規に有害鳥獣捕獲檻を購入する町会や生産組合に対し、有害鳥獣捕獲檻の購入費用を補助します。ただし、5万円以上(税別)のものとし、1団体につき当該年度1基のみの購入に限ります。
市内では、イノシシによる被害が増加し捕獲数が急増したことで、これまでの埋設処分だけでは対応が困難になっています。住民にとって、埋設場所の確保や埋設にかかる労力の負担が大きいこともあり、市では新たな処分方法として、住民の負担軽減や効率的・衛生的に適正な処理ができる「七尾市能登島有害鳥獣処理施設」を、昨年度、能登島向田町地内に整備しました。無色透明な排煙で安全性が高く、環境に配慮した施設となっています。
利用の概要
稼働日
週3日(月・水・金)
捕獲数に応じて稼働日に変更があります。
時間
午前8時30分から午後5時15分
休業日
土・日、祝日、年末年始など
対象
イノシシやハクビシンなどの市内で捕獲された有害鳥獣
※豚熱などに感染したイノシシは焼却不可
搬入方法
市が配布するビニール袋に梱包
ビニール袋は当施設や農林水産課で配布しています。
使用料
無料
報奨金
3千円(1日1回の搬入に限る)
施設の概要
構造
鉄骨造平屋建
建築面積
89.36平方メートル
焼却炉
主燃焼炉一括処理ガス化燃焼式
能力/1時間当たり最大100kg(1日当たり500kg)
燃料/A重油(1,800ℓ)
冷蔵庫
面積/17.28平方メートル(約40頭分)
温度/0~5℃
冷凍庫
面積/16.32平方メートル(約40頭分)
温度/-20~-30℃
メリット
住民負担の軽減
埋設場所の確保や掘削、埋め戻しなど、住民負担の軽減につながる。
効率的な処理
搬入されたイノシシなどを冷蔵や冷凍で一時的に保管し、一定量による焼却が可能。
捕獲意識の向上
住民負担が軽減されるため、捕獲意識の向上につながる。
七尾市能登島有害鳥獣処理施設
七尾市能登島向田町日明谷8番地4
電話番号84-1733
委託業者(株)環境日本海サービス公社
問い合わせ
農林水産課
電話番号53-8422