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更新日:2019年6月5日

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海ごみをなくそう!みんなで守るきれいな海(6月は環境月間です)

市の海岸は延長160キロ(石川県581キロ)の距離があり、港や漁港、海水浴場など私たちの生活に欠かせない場となっています。
いま、海ごみが、私たちの海やそこに暮らす生き物たちにさまざまな影響を及ぼしています。

海ごみとは
海岸ごみ(海岸漂着物)、漂流ごみ、海底ごみ(海底堆積ごみ)の総称

海を汚していたのは、私たちの「ごみ」だった
石川県へ流れ着く漂着物は年間2,500トン、漂着物の約93%は発生源が日本であると推計されています。(環日本海環境協力センター試算)
私たちの暮らしから生まれたごみは、風や雨で川へ流れ、海岸に流れ着きます。

河川や海岸で、ボランティア活動による継続的なごみ清掃が行われていますが、回収が追いつかないのが現状です。
平成30年度に市内で回収した海ごみは87トンでした。

海に流れ込んだプラスチックなどのごみは、分解されずさまざまな問題を引き起こします

海ごみによる影響

景観やレジャーへの影響
・美しい景観を損なう。
・海水浴の邪魔になる。

安全な暮らしへの影響
・医療系廃棄物やガラスの破片などにより、人に被害が及ぶ恐れがある。

漁業や海運への影響
・底引き網や定置網にごみが引っ掛かり破れる。
・漂流しているごみが安全な航行を妨げる。

海洋生物への影響
・海洋生物の体に絡まる。
・ウミガメなどが誤って飲み込む。

いま、私たちにできるアクション

リデュース(ごみを出さない)
日常生活で出るごみの量を減らそう
●マイバックを持参。
●詰め替え商品を選ぶ。

リユース(繰り返し使う)
繰り返し使える物は何度でも使おう
●要らなくなったものは捨てずに必要な人に譲る。
七尾市不用品活用銀行をご利用ください。

リサイクル(ごみの再生利用)
使い終えた物は、できるだけ再生利用しよう
●古新聞、空き缶、ペットボトルなどはきちんと分別して、資源として再生利用。

もっと知りたい人はCHECK!
市民、事業者、行政が市の良好な環境を未来に残すための指針「第2次七尾市環境基本計画」を平成31年3月に策定しました。

インタビュー
みんなの海は、みんなで大切に
七尾海上保安部では「未来に残そう青い海」をスローガンに、海洋環境保全のため町会などと協力して海岸清掃を行っています。残念ながら海岸に流れ着くごみは多く、特にプラスチックごみは分解されないため、波や紫外線により劣化して細かい破片に変わります。これをマイクロプラスチックと呼び、海の生物が取り込むことで、生態系への悪影響が心配されます。
いま私たちにできることの一つとして、海の大切さを伝えていく活動が重要だと思っています。幼児や小学生を対象にした環境教室では「みんなの海はみんなで大切に」「海にごみは捨てないで」と訴えています。海にごみを捨てることは違法行為です。私たち一人一人がごみを海へ捨てないという意識を持って、未来に青い海を残していきませんか。

気付いてください
私たちが海を汚していることを

いま、海ごみ問題は地球規模の課題となっています。このまま何もしなければ、海ごみは増え続け、いずれごみの量が魚を上回るともいわれています。
私たちの何げない行動が海を汚しているかもしれません。きれいな海を取り戻すために、自分の行動を見直し、できることから始めませんか。

問い合わせ
環境課
電話番号53-8421

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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