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大地震はもう起きないと思わずあの日のことを教訓に災害時の備えを考えてほしい
251町会中233町会
地域の人が互いに助け合い、災害発生初期の自主的な防災活動にあたる。
131人
地域の防災意識の啓発や防災力の向上に努め、災害発生時には避難誘導・救助にあたる。
平成19年3月25日午前9時41分に能登半島沖で発生した震度6強の大地震。
あれから10年が経ち、その間にも国内では6年前の東日本大震災や昨年の熊本地震、鳥取県中部地震など震度5を超える地震で甚大な被害が発生しました。
七尾市は能登半島地震を教訓に、災害時に備えて地域防災計画や津波避難計画などを立て、防災体制の強化に努めてきました。
地域では自主防災組織を立ち上げる町会が増え、今では233町会で結成しています。
また、防災士も年々増え、131人が活動しています。
これは自分たちの住んでいる地域は自分たちで守るという自助と共助を住民が理解し、防災意識が高まっている表れです。
能登半島地震から10年が経ち、地震を知らない子どもたちや記憶が薄れてゆく人が増える中、あの大災害を忘れることなく今自分自身ができることをやらない手はありません。
あの日のことを教訓に、もう一度、災害に対する『日ごろからの備え』を見直してみましょう。
七尾市は、異常気象時や災害時などに、市民の皆さんに必要な緊急情報をさまざまな手段で伝えています。
どんな時でも情報を確認できるように備えておきましょう。
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屋外スピーカー(緊急防災情報告知システム)
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防災防犯メール(インフォメールななお)
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防災ラジオ
ほかに、市のホームページやケーブルテレビ、フェイスブックなどでもお知らせしています。
インフォメールななおは事前に登録すると、災害や気象情報などをいち早く受信できるサービスです。
検索サイトで「インフォメールななお」と検索し、画面の案内のとおり進んで登録してください。
1.携帯電話でQRコードを読み取ります。
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登録用
2.空メールを送信してください。
3.「インフォメールななお」のサイトから本登録用URLが届きます。
4.記載されたURLにアクセスし「防災防犯情報」を選択してください。
5.内容を確認し「登録」ボタンを押すと、手続きが完了します。
注意
メール受信設定(迷惑防止設定)でmail@nanao-safety.netのアドレスを事前に受信可能に設定しておいてください。
設定方法が分からない時は、携帯電話会社に問い合わせてください。
家族全員の非常用備蓄飲食料を準備していますか。
最低でも3日分は必要です。
水や電気などライフラインが停止することを想定すると、1週間程度あれば安心です。
昨年8月の台風10号で「避難準備情報」の意味が伝わらず、適切な避難行動がとれなかった事例が他県でありました。
これが課題とされ、国で検討が行われた結果、高齢者などが避難を開始する段階であることを分かりやすくするなどの理由から、以下の表のとおり避難情報の名称が変更となりました。
今後、七尾市ではこの新たな名称で避難情報を発信します。
緊急度
低
変更前
避難準備情報
変更後
避難準備・高齢者等避難開始
とるべき行動
高齢者や体が不自由な人など避難に時間のかかる人は避難を始めてください。
それ以外の人は避難の準備を行い、不安を感じる場合は自主的に避難を始めてください。
緊急度
中
変更前
避難勧告
変更後
避難勧告
変更なし
とるべき行動
災害による被害が予想される状況ですので、対象地区の全ての人は速やかに避難を始めてください。
避難場所への避難が難しい状況であれば、屋内の高い所など安全な場所に避難してください。
緊急度
高
変更前
避難指示
変更後
避難指示
(緊急)
とるべき行動
災害による危険が非常に高まった状況であるので、緊急に避難してください。
避難場所への避難が難しい状況であれば、屋内の高い所など安全な場所へ緊急に避難してください。
防災交通課
電話番号53-6880