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熱き血潮を魅せる男の祭
石崎奉燈祭
昔、石崎町では奉燈ではなく、山車が出る祭が行われていた。現在の奉燈祭になったのは、125年前の明治22年、奥能登から古い「キリコ」を譲り受けてからだと言われている。
重さ2トン、高さ12メートルを超える奉燈は、血気盛んな若い衆約100人で担ぎ、太鼓と笛のリズミカルな祭ばやしに乗り、統率のとれた足並みで、町内の家屋の屋根をかすめるように、巧みに練り歩く。
一番の見せ場は堂前広場。ここで、各町内から出された6基の奉燈は、町内の名誉をかけて勇壮華麗に乱舞競演する。
今年の祭りは、35度を超える猛暑日となったが、若い衆はそれ以上に熱く、その姿に、観客も胸が高鳴る様子を見せていた。