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市内で行われた活動やイベントを紹介します
菜の花米給食試食会
収穫の喜びを味わう
高階小学校
高階小学校の5、6年生と地元の有志が、菜の花を肥料にした米「菜の花米」を栽培。田植えや草刈り、稲刈りを体験しながら大事に育てた。試食会では、保護者や地域住民も参加するにぎやかな雰囲気の中、炊きたてで、つやつやのご飯を味わった。池島美佐樹君(6年)は「甘味があっておいしい。お父さんがお米を作っているので、少し苦労がわかった」と話した。この後、児童たちは、七尾東雲高校の収穫祭で菜の花米を販売。「たくさんの人に味わってほしい」と笑顔を見せた。
ティファニー財団
伝統文化大賞受賞
この賞の名に恥じないように
七尾市役所
廃れた地域の伝統文化を復活させ、地道にまちづくりに生かしたことが評価され、一本杉通り振興会が最高賞を受賞。一本杉通りは、見る花嫁のれん展や聞く語り部処、体験できる拠り所など、通りの魅力を五感で伝える取り組みが訪れる人を魅了している。鳥居正子会長は「この伝統や取り組みは継承していかなければなりません。今後は若い世代にも伝え、この賞の名に恥じないように励みます」と話した。今後も、全国の人々が一本杉通りの魅力に注目するだろう。
ふるさと歴史検定
地域の歴史に魅せられて
田鶴浜小学校
田鶴浜地方史の会が、田鶴浜小学校6年生に地域の歴史を教える「ふるさと歴史教室」。第8講座までを終了し、学習を振り返る歴史検定を行った。「緊張する」と言いながら、休み時間に何度も復習する児童たち。検定は50問に挑戦し、80点以上の合格を目指した。静まり返る教室で鉛筆を走らせ、チャイムが鳴ると「難しかった」と口をそろえた。小浦百葉さんは「検定は難しかったけど、歴史教室は楽しい。学んだことを親に自慢したい」と話し、地域の歴史に魅せられていた。
高齢者と世代間交流
心温まるふれあい
高階保育園
高階保育園で、地域の高齢者や園児の祖父母を招き、焼き芋づくりや音楽会を楽しんだ。おじいちゃんやおばあちゃんが来ているとあって、大きな声で歌を歌うなど張り切る園児たち。地域の高齢者に「元気でいてね。また保育園に来てね」と書いたメダルのプレゼントもあった。初めて参加した一人暮らしの高齢者は「交流会に参加できてうれしい。子どもたちがかわいくて、見ているだけで元気がもらえた」と園児の愛らしい姿に心が癒されたようだった。
古代人になって脱穀体験
昔の人ってすごいね
本宮保育園
古代人の衣装をまとった本宮保育園児が、古代の脱穀を体験。石器を使って稲を刈るのは大変だったようで、難しい顔で取り組む園児の姿も。うまく切れると、「切れたよ」と笑顔を見せた。石器と脱穀機で脱穀にも挑戦。脱穀機の方が早く脱穀できると知り「すごい」と驚いていた。古代米の生産者である山田重隆さん(藤橋町)は「こうした体験を通して、お米を食べるありがたさを感じてほしい」と話した。
美しい里山里海を巡る旅
七尾の魅力を再発見
能登島地内
市内の美しい景観を市民にもっと知ってもらおうと景観ツアーが行われた。海の透明度が抜群の松島海水浴場(能登島野崎町)や、能登島長崎町の地域の人たちが作った展望台を見学。展望台は、あいにくのくもり空だったが、海を一望できる絶景に感動。能登島長崎町では散策路を整備し里山の再生などに力を入れている。ツアーに参加した浮田和寛さん一家(万行町)は「こんなきれいな場所があったとは。また家族で来たい」と話し、七尾の魅力を再発見したようだ。
日本の遊び文化教室
昔ながらの遊びを楽しむ
七尾サンライフプラザ
石川県生涯学習インストラクターの会では、竹とんぼや折り紙など、日本の昔ながらの遊びを楽しんでもらおうと「日本の遊び文化教室」を開催。この日は、来年の干支「馬」を折り紙で作った。参加者は、自宅でも作れるようにと真剣に折り方を習っていた。「難しい」と話しながらも童心に返り楽しんでいた。松本久美子さんは「地域の老人クラブの人たちにも教えたい」と話した。折り紙を通して家族だんらんや交流の輪が広がってほしい。
民生委員・児童委員感謝状贈呈式、委嘱状伝達式
地域の身近な相談役
七尾サンライフプラザ
民生委員・児童委員は3年に1度、全国一斉に改選が行われ、11月30日の任期満了を前に退職者94人に感謝状が贈られた。8期24年にわたり民生委員を務めた神戸宏和さん(田鶴浜町)は「退任後も民生委員で培った経験を地域のために役立てたい」と話した。高齢者や障害がある人の福祉に関すること、子育てに関することなどさまざまな相談や支援を行う民生・児童委員。皆さんも気軽に相談してみては。