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高階公民館で平均年齢85歳の皆さんが、長年コーラスの練習をしていると聞きつけ、おじゃました。杖を突いている人もいるので、椅子に座ったままで歌うスタイルだが、年齢を感じさせない、きれいな高音を響かせていた…。
自宅に一人でいるより、みんなで歌って楽しもうと、平成12年から活動を始めた。メンバーは現在11人で、月に2回公民館で練習を行っている。
代表の大森君子さん(88歳)は「歌は生きがい。暇さえあれば歌っています。童謡や演歌を歌っていますが、たまに恋の歌を歌ったりして、心が青春時代に戻るんですよ」と楽しそうに話してくれた。楽譜に目を細めながらも、大きな口を開けて、楽しげに歌う皆さん。「人から歳のわりには、しっかりした声だと言われます。みんなで歌うから楽しいですよ」と話す先田すみこさん(92歳)。
練習は和やかな雰囲気で、ゆったりとしたペースで進む。休憩時間には会話が弾む。「みんなと話すのも楽しみなんですよ」と笑顔の皆さんだ。
年に1、2回公民館のサークル発表会などに出演しているそうで、次は、2月1日にサンビーム日和ヶ丘で行われる「七尾市公民館大会」で歌声を披露する。
40代の頃にコーラスをしていた村本英子さん(80歳)は「発表の場があることはいいですね。成功に向けて一つになっていく。成功したときの喜びはいくつになっても良いものです」と話してくれた。
年を重ねるにつれ、人前で発表する機会は少なくなるが、皆さんは、スポットライトの下で、いきいきと歌い輝き続けている。元気だから歌える。歌えるから元気でいられる。そんなシルバーコーラスの皆さんでした。
1月13日(月曜日)から2月9日(日曜日)
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