雪害に備えて
近年、大雪の影響により除雪作業中の事故や負傷、倒木などによる交通障害、車両による事故など、住民生活に支障をきたす状況が多くみられます。
今冬も大雪になったときに備えて、以下のことに注意しましょう。
屋根雪の落下に注意!
屋根に積もった雪がまとまって落下することで、人や車両に被害を及ぼすこともあるので、軒先などを通行する際には十分注意しましょう。
お寺、神社、体育館等、大きな屋根の下での落雪に注意!
学校の体育館やお寺、神社など、大きな屋根のある建物は、落雪による事故の危険性が高いので、屋根下には立ち入らないよう注意してください。
屋根の雪下ろし作業に注意!
- 雪下ろしは、2人以上で声を掛け合いながら行うなど、お互いに見守るようにしてください。
- 屋根にハシゴをしっかりと固定し、命綱とヘルメットを忘れずに携行してください。
- 屋根から雪を落とす際は、通行人等に危害を与えないよう注意してください。
- 晴れた日は、屋根雪が緩んでいるため、細心の注意を払いながら実施してください。
屋根雪の重みによる住宅の倒壊に注意!
- 積雪状況や家屋の強度等を考慮したうえで、適切な時期に雪下ろしをしてください。
- 積雪により、家屋から異常な音がするなど危険を感じた場合は、速やかに自宅から避難し、安全を確保してください。
除雪への協力を!
- 除雪車が通行する路線では、住宅前の路上駐車をしないようお願いします。
- 町内会、自主防災組織など地域の方々が一体となっての除雪作業にご協力をお願いします。(※一斉除雪デーを設定する場合もあります。)
- 軒先で作業する際は、屋根からの落雪に注意してください。
除雪機の操作に注意!
- 除雪機を操作する際は、見張り役も付けて複数人で実施してください。
- 除雪機に詰まった雪を除去する際は、必ずエンジンを止めてから除去してください。
用水等への排雪に注意!
用水等への排雪によって水があふれ、付近の住宅が浸水することもあるので、排雪する場所などは十分注意してください。
排気ガスによる一酸化炭素中毒に注意!
- 積雪の影響で、自動車からの排気ガスが車内に充満する危険性があるので、注意してください。
- 排気ガスによる一酸化炭素は、無色・無臭であり、車内に充満しても気づきにくく、一酸化炭素中毒になると激しい頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などが発生し、最悪の場合死に至るので、エンジンをかけたまま停車する場合、マフラーの周囲を定期的に除雪し、車内に一酸化炭素を溜めないようにしてください。
- 大雪によって渋滞が発生した時は、前方車両の排気ガスが車内に流入する恐れもあるので、十分な車間距離をとったり、外気を取り入れたりするようにしてください。
水道管の凍結に注意!
最低気温が-4℃以下になる時、また就寝時や家を留守にして長時間水道を使用しない時など、水道管が凍結しやすいので、以下のような対応をお願いします。
(水道管の凍結防止対策)
- 水道管に保温材を巻き付け、直接外気に触れないようにする。
- 水道管内の水を排水できる場合は、あらかじめ排水しておく。
- 凍結して水が出なくなった場合は、自然に溶けるまで待つ、または、凍結したところにタオルなどを巻き付けて、その上からぬるま湯をゆっくりとかける。(※なお、熱湯をかけると水道管が破裂する恐れがあります。詳しくは上下水道課「水道管の凍結を予防しましょう」のページでご確認ください。)