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更新日:2020年4月27日

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危険が迫るその前に
~自分でできる浸水・洪水対策~

近年、毎年のように全国各地で自然災害が頻発し、甚大な被害をもたらしています。令和元年に発生した台風19号では東日本を中心に記録的な大雨に見舞われ、千曲川(長野県)の氾濫により、死亡や負傷、家屋の損壊や浸水など多大な被害を受けました。市では、平成30年8月末の集中豪雨による中島町の熊木川などの氾濫で浸水被害を受けました。幸い死亡や負傷などといった人的被害はありませんでしたが、今後発生するかもしれない浸水被害を最小限に抑えるため、洪水ハザードマップを活用した事前の備えをお願いします。洪水ハザードマップは広報ななお5月号と一緒に全戸配布しています。

洪水ハザードマップとは

石川県が公表した御祓川、熊木川、二宮川の洪水浸水想定区域図に基づき、皆さんが住む地域の避難場所などを分かりやすく地図にまとめたものです。災害発生時や危険性がある場合の迅速な避難行動に役立ちます。

計画規模

「50年に1回の降雨」により、河川が氾濫した場合の浸水状況を示したもの。

浸水想定区域図

浸水の可能性がある区域を4段階に分けて色付けしています。黄⇒薄オレンジ⇒薄桃⇒濃桃の順に浸水が深くなります。(地図上の色付き部分で確認)

浸水実績(緑斜線)

過去に洪水や側溝が溢れることによる内水氾濫といった、浸水被害の実績がある区域を表記しています。

(注意)地図に色付けした浸水想定区域以外のところでも、状況によっては浸水することがあります。

想定最大規模

「想定し得る最大規模の降雨(1000年以上に1回の降雨)」により、河川が氾濫した場合の浸水状況を示したもの。

地域や家庭でできること

側溝の日常点検と清掃

道路横にある側溝は、降雨時に雨水を排水する重要な役割を持っています。落ち葉やごみなどがたまらないように、日頃から点検と清掃をお願いします。

土のうの活用

土のうは、家などの浸水しやすい箇所に積み上げておくと、いざというときに浸水を防いでくれます。浸水でお困りの人は事前に準備をお願いします。

「土のうを作る材料はどこで手に入るの?」

土のう袋や中に詰める砂は、ホームセンターなどで購入できます。袋の中に適量の砂を入れて封をするだけなので簡単に作れます。その他、ラジオや携帯トイレ、懐中電灯など災害時に役立つ便利なグッズもそろっています。今のうちに備蓄品や防災備品を見直しておきましょう。

洪水ハザードマップの使い方

1.洪水ハザードマップで自宅を見つける…自宅の位置を確認し、洪水や崖崩れが起こり得る区域を確認しましょう。

2.避難場所を確認する…夜間や悪天候などで避難場所へ行くことが難しい場合、外よりも自宅の2階以上に移動するといった、より高い場所への避難(垂直避難)も有効です。災害の影響がない区域の親類や友人の家など、より環境が整った場所へ避難することも有効です。

3.安全な避難経路を決める…大雨のときに浸水の危険性がある水路や橋などの場所を確認し、避難経路を複数決めておきましょう。

4.家族で災害時の対応を話し合う…災害時に家族が適切な行動を取れるように、役割分担や貴重品の保管場所、持ち運ぶ物など家族の共通ルールを作りましょう。

5.周辺住民が協力する…周辺住民と災害に備えた行動を話し合い、情報を共有しましょう。高齢者など避難に支援が必要な人もいるので、みんなで協力し助け合いましょう。

問い合わせ
総務課防災対策室
電話番号53-6880

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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