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市内で行われた活動やイベントを紹介します
3月10日(火曜日)ローレルハイツ恵寿
埼玉県草加市で生まれ、当時ではめずらしい服飾デザイナーとして、洋装店や服飾学校を経営していたていさん。85歳で長女が暮らす七尾市に移り住み、99歳まで一人暮らしをしていた。
施設でのお祝いの会には、自分で作った服を着て出席。ほかの入所者と一緒に東京音頭を歌い、思い出を語った。ていさんは「よその土地でこんなに盛大に祝ってもらえて、ありがたい」と涙ぐんだ。長女の神野厚美さんは「好きなことを続けてきたことが長寿の秘けつでは」と話し、一緒に長寿を喜んだ。
3月26日(木曜日)大津町
大津町で生まれ、現在も自宅で生活する芳太郎さん。週に数日は金沢市に住む長女夫婦が様子を見に訪れるが、その日以外は1人で暮らす。若い頃は農業を営み、98歳まで畑の草むしりをするなど、周囲の人は「元気でよく働く人だった」と口をそろえる。
長寿の秘けつは家の周りの散歩で、好天の日は欠かさず杖を片手に歩いている。「歩ける間は続けたい」と微笑む芳太郎さん。宮﨑高齢者支援課長から花かごを受け取り「長生きできるよう頑張ります」と力を込めた。
4月1日(水曜日)七尾市役所
年度始め式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模を縮小して課長補佐以上の職員のみで行われた。
不嶋市長は「世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、厳しい状況。市民の安全安心を最優先に、感染予防に取り組んでほしい」と厳しい表情を浮かべ、「第2次総合計画の施策をしっかりと実行し、市民が安心して活躍できるまちづくりに力を注いでいかなければならない」と訓示。職員は緊張した面持ちで不嶋市長の言葉に耳を傾け、気を引き締めた。
4月5日(日曜日)藤原比古神社
七尾市第一消防団高階分団の消防ポンプ自動車が22年ぶりに更新されたことに伴い入魂式が行われ、関係者約30人が参加した。
4月1日に就任した高階分団分団長の池島昌治さんは「ポンプ自動車も体制も新しくなった。地域のために頑張っていきたい」と新分団のスタートに意気込んだ。最後には新消防ポンプ自動車の放水が披露され、参加者全員で高階地区の安全と安心を願うとともに、地域を守る防災組織として精進することを誓った。