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広報ななお
七尾ごころ
平成30年(2018年)10月号No.169
能登七尾がもっと好きになる!
~のと里山里海ミュージアムがまもなく開館~
能登立国1300年の暮らしの価値を伝え、未来を創造する「のと里山里海ミュージアム」がいよいよ開館します。このミュージアムは、先人から受け継がれてきた能登の里山里海の自然環境や歴史的文化的価値のある暮らしを、市民をはじめ全国、世界中の皆さんに紹介する施設です。これまでの見て、読んで学ぶ博物館と異なり、見て、ふれて、楽しく学ぶ「体感ミュージアム」として、世代間を超えて交流できる施設を目指します。
ミュージアムでは自然や歴史、祭りなど「里山里海」を総合的に学ぶことができ、子どもだけでなく大人も、私たちの暮らしの中にある身近なことに新たな発見があると思います。興味を持ったものは実際に足を運んで体験し、能登七尾をもっと好きになってほしいです。また、ミュージアムに完成形はありません。来館された市民の皆さんに知識やアイデアをもらいながら、みんなで作り上げて進化させていきたいと思っています。
スポーツ・文化課 床坊学芸員
ミュージアムに入って一番最初に目にする場所が里海コーナーです。内海の藻場や能登のブリ漁などを解説しています。伝馬船に乗り込んで海中の映像をのぞいたり、実物と同じ重さの能登寒ブリを持ち上げたりする体験コーナーが見どころです。
里海・里山コーナーの標本の上には、スキャノグラフィーといわれるスキャナーで昆虫や貝、海藻の姿を高解像度で立体的に取り込んだ写真が並んでいます。半透明のフィルムに画像を印刷し、天井からの光で透かします。まるで生きているかのような生き物たちの世界をお楽しみください。
順路を進むと最後に里山里海シアターがあります。能登の四季折々の情景や勇壮な祭りの数々を、壁面と床面の2画面で上映します。臨場感あふれる映像で里山里海の魅力を体感してください。上映時間は約10分で、毎時00分、15分、30分、45分に上映します。
あおカフェは里山里海の「緑・青(あお)」、人と人が「会う(あう)」、七尾まだらの歌詞「エーオー(AO)」が由来となっています。カフェにはキッズスペースがあり、テイクアウト可能なメニューをご用意しています。また、カフェ内のショップではオリジナルグッズの販売を予定しています。
住所:国分町イ部1番地
休館日:火曜日・年末年始
開館時間:午前9時~午後5時(10月28日は午前11時開始の開館記念式典終了後に入館できます)
入館料:無料
問い合わせ
電話番号:57-5100
開催日:10月28日(日曜日)
場所:能登歴史公園(国分寺地区)・能登歴史公園センター・のと里山里海ミュージアム
内容や時間は変更になる場合があります。
午後0時30分から午後5時
絵に描いた魚などが生き生きと動き出す楽しいイベント。11月28日まで開催。
場所:ミュージアム企画展示室
時間:午後0時30分
日本を代表する写真家宮澤正明が今回の写真展のために撮影した能登の風景や祭り、人物などの写真を展示します。新たな能登の魅力が伝わってきます。
場所:レクリエーションルーム・休憩室・学習室
インターナショナルな活動を続けているピアニストのアキコ・グレースが宮澤正明の写真とピアノソロでコラボレート。
このイベントのために書き下ろしたオリジナル曲「能登」や、宮澤正明の映画「うみやまあひだ」の曲などを披露します。
場所:レクリエーションルーム
時間:午後2時から
時間:午前10時30分から午後5時(一部午後5時)
内容