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裏方に徹し次の世代につなぐ
石崎奉燈祭奉賛会実行委員長
赤坂明さん(石崎町)
11年前に石崎奉燈祭奉賛会の実行委員長に就任し、祭りの責任者として汗を流してきた赤坂さん。「常に頭に置いていることは、祭りに関わる人全ての安全の確保。奉燈の運行時間が遅くなれば、担ぎ手の負担が大きくなり、それだけ事故のリスクも増える。年々、警備体制や救護体制を充実してこられたのは、スタッフに恵まれているおかげ」とこれまでの祭りを振り返った。
「祭りをここまでやってこられたのは、若い衆が元気に祭りを守ってきたから。これからも子どもたちが、各町の奉燈の指揮を執る支部長や太鼓打ち、青年団に憧れるような祭りにしていってほしい」と、祭りを担う世代に期待する。
近年、各町会が担い手の減少などで奉燈を出すことに苦労していることを心配し「祭りをつなげていくために町ぐるみで知恵を絞っている。6基の奉燈が堂前広場で乱舞する姿をずっと見届けたい」と祭りの未来に思いを寄せる赤坂さん。
今年の祭りを終えて休む間もなく、すでに一年先を見据え、安全対策に思いを巡らせている。
(平成29年の石崎奉燈祭の様子を写真で紹介)