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七尾港矢田新第一埠頭(矢田新町)
8月7日金曜日から11日火曜日
「太平洋の白鳥」の愛称で親しまれている帆船「日本丸」が七尾港に寄港します。
下記の期間中に「船内の一般公開」などのイベントを行いますので、ぜひご覧ください。
写真提供
独立行政法人航海訓練所
8月7日金曜日午前10時
8月9日日曜日
午前の部
午前9時から午前11時30分(午前11時乗船締切)
午後の部
午後1時から午後4時(午後3時30分乗船締切)
(事前の申し込みは不要です。)
8月11日火曜日午前10時
「日本丸」は世界最大級の帆船で、設計から建造まですべて国内で行われた我が国初の純国産大型帆船です。横帆18枚、縦帆18枚、計36枚の帆を有する、4本マストバーク型の帆船で、国内はもとより世界各地へ遠洋航海も実施しています。姉妹船「海王丸」とともに独立行政法人航海訓練所の練習船として、将来客船やタンカー、フェリーなどの船長、機関長になる若者たちを訓練しています。
船種(帆装型式)4本マストバーク型帆船
総トン数
2570トン
全長
110.09メートル
全幅
13.80メートル
深さ
10.72メートル
七尾港整備・振興促進協議会(産業振興課内)
電話番号
53-8565
ヒューマンクローズアップ
能登島鰀目町
地域おこし協力隊
小山 基さん(30歳)
東京都小平市から能登島鰀目町に移住し、6月1日から地域おこし協力隊として活動を始めた小山基さん。
これまでは環境コンサルタントとして、小笠原諸島で仕事をしていた。
以前から、自給自足の生活を考えており、能登島で行われた移住体験ツアーに家族で参加。
七尾での暮らしに魅力を感じ移住を決めた。
充実した子育てサービスがあり、自然の中で子どもを育てられることも大きな理由だという。
小山さんは、能登島地域づくり協議会と共に、平成28年度から始まるコミュニティセンター立ち上げへ向けた能登島地区の計画作り。
また、祭りや文化など地域の資源や猪が出没する場所などを調査し、地図におとすことで、情報を可視化する活動を行っている。
七尾市への移住前と後の印象の違いを聞くと「もっとゆったりしている所だと思っていましたが、地域の皆さんがとても活動的。こちらの人は、何でも自分たちでやり、それを教えてくれるので、忙しい毎日を送っています。週末になればスポーツ大会や草刈りなど、イベントがたくさんあり、楽しみは、自分たちで作り出すものだと強く感じました。
私が暮らす鰀目に、息子と同年代の子どもが3人もいたことに驚いています」と地域に溶け込み、日々充実している。
七尾市の魅力について「七尾の魚はとてもおいしくて驚きました。東京で食べる魚とは全然違います。あと、七尾各地で行われているたくさんの祭も魅力だと思います。鰀目えびす太鼓にも挑戦したいですね。私ができるようになったら、3歳の息子にも教えてやりたいです」と話した。
「まずは地域に馴染むこと、地域をよく知ることに努めたい。そして、移住者を増やすために、どんどん七尾の魅力を発信したいですね。七尾には、すごくきれいに保たれている田んぼや畑がたくさんあって、素晴らしい景色が広がっている。人が減りこの景色が荒廃していくのは、とても残念なこと。この景色を維持できるように、移住者を増やすいろいろな活動を積み重ねたいです」と意気込みを力強く語り「七尾市民一年生なので、先輩たちからいろいろなことを教えてもらい、どんどん私の力を生かしたいですね」と目を輝かせていた。