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6,183人の笑顔が能登の里山里海を駆け抜けた!
3月15日(日曜日)、全国から集まったランナーたちが早春の七尾を走り抜けました。青空の下、波おだやかに輝く七尾湾を見ながらのマラソンコース、42.195キロメートルを思う存分堪能したランナーたち。一方で、大会は1,500人を超えるボランティアの力によって運営されていました。エイドや関門では、たくさんのボランティアがランナーをもてなし、沿道では、赤ちゃんからお年寄りまで、大きな声援を送りました。参加者と受け入れる人々が一体となって開催されたこの大会を、皆さんはどのように感じたのか、聞きました。
朝日中学校吹奏楽部
(14.7キロメートル地点)
「ランナーが、少しでもがんばるぞという気持ちになってくれればうれしい」と話した、キャプテンの宮下聖矢くん。
ランナーたちも、ブラスバンドが奏でる音楽に応え、笑顔で手を振り返していた。
石川県漁協ななか支所七尾西湾出張所
(27.8キロメートル地点)
ランナーへ能登マ丼を提供。毎年恒例の味をランナーたちも楽しみにしていたよう。
笑顔で「能登マ丼どうぞー」と声を掛けランナーも「ありがとう」と笑顔を見せていた。
和倉町町会連合会
(41.8キロメートル地点)
残り400メートル地点。どうしてもコースを横切って車が往来する場所で、ランナーが途切れた僅かな間で、お互いに声を掛け合い車を誘導。
車の誘導だけでなく「ラスト400!」という声援とハイタッチで、ランナーを奮い立たせていた。
田鶴浜高等高校
(ゴール地点)
走りきったランナーに「お疲れさまです」と笑顔でタオルを渡す皆さん。楠彩さんは「全国からの参加者を、地元の人たちがもてなす。
知らない人同士が触れ合えることが素晴らしい」と、ボランティアの喜びを話した。
(イベント広場)
ランナーや訪れた人に牡蠣鍋を振る舞った皆さん。「ようこそ。お疲れさま」と出迎える。
ランナーも「ありがとう。がんばって完走したよ」と応え、走り疲れた体と心を癒す鍋を堪能していた。
ボランティア部
(イベント広場)
牡蠣の殻を拾ったり、炭を足したりして、訪れた人をもてなした生徒たち。
辻井辰也くんは「ランナーからのありがとうの言葉がうれしい。
来年度も参加したいし、良い大会であってほしい」と、笑顔を見せた。
林 美里さん
全国の大会に参加しているが、トップ3に入るくらいタフなコース。
エイドの人たちが「がんばれ!おかえり」と温かく声を掛けてくれ、すごく励まされた。
「後ろ、せまってるよー!」という、声援もうれしかった。
田中 孝昌さん
初マラソンで、何とか目標の4時間切りを果たせてよかった。
中学生のブラスバンドには、とても勇気づけられ、自然と膝が上がった。
沿道に並ぶおばあちゃんたちからの声援も後押しになった。
浅尾 純子さん
大柿 静子さん
ゼッケンを見て、同じ兵庫県だったので一緒に走ったんです。
エイドに寄った時、地元の人がテントの前まで出てきて肩をたたいてくれ、とても元気づけられました。
沿道での応援に、一番感動しましたね。