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アジサイの花が咲き始める梅雨のはじめ。和倉温泉の風物詩といえば「能登よさこい祭り」だ。
第1回は、地元8チームからスタート。小さな祭りは年々規模を増し、今では、地域の皆が楽しみに待つイベントとなった。今年は、これまでのスタッフの地道な活動と、全国のよさこい関係者との信頼関係を築き上げたことが実を結び、県内外から史上最多58チームのよさこい人が和倉の地に集結した。
毎年、各よさこいチームは新たな音楽や踊りを制作し、この大会に挑む。一糸乱れぬ統率がとれた演舞は圧巻のひと言。よさこい人は、血がにじむ努力を積み重ね、その成果で、観客を魅了する。
参加者数史上最多の大会を制したのは結成4年目の地元チーム、「白鷺童子」。昨年に続き、2連覇を達成した演目は、「能登之華」。幕末からこの地に伝わる庶民の風習「花嫁のれん」を見事、演舞に取り入れ、観客に感動を与えたことが大賞獲得につながった。
参加チームが増え続け、演舞のレベルが、年々確実に高くなっていることを感じさせる「能登よさこい祭り」。来年は、どんな舞いで魅せてくれるのか。心を動かされた観客は、すでに来年への期待に胸を膨らませていることだろう。