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更新日:2022年1月1日

1ページ(表紙)~7ページ

表紙(1ページ)

七尾市議会だより2020年5月62号

目次
2ページ
定例会の概要

3から7ページ
代表・一般質問(13名)など

8から10ページ
各委員会・分科会の審査結果

11ページ
採決結果一覧(3月定例会)

12ページ
議会中継のお知らせ、議会の動きなど

写真キャプション
崎山半島の先端にある能登観音埼灯台
昨年6月に日本ロマンチスト協会から「恋する灯台」に認定されたことから、令和2年度中に、眺望を確保するための樹木の伐採、記念パネルやベンチの設置など、周辺整備を行い、恋人の聖地、絶景スポットとして情報発信することとなっている。
(荒川一義議員の一般質問に対する答弁より)

http://www.city.nanao.lg.jp/
七尾市議会で検索


2ページ

3月定例会の概要
令和2年第1回七尾市議会定例会は、2月25日(火曜日)に開会し、3月4日(水曜日)から3月6日(金曜日)には計13名の議員が、議案に対する質疑と市政一般について、代表質問及び一般質問を行いました。
市長より提出された議案等については、議案54件、報告1件(報告1件は議決不要)、最終日の3月23日(月曜日)には、追加議案7件、同意案1件、また、意見書提出など議会議案4件も含め、全て可決され、28日間の会期を終え閉会しました。


令和2年度一般会計
299億9,000万円(対前年度比2億2,000万円増、0.7%増)

予算総額
626億463万4千円(一般会計、特別会計を合わせたもの、対前年度比7億2,627万2千円減、1.1%減)

令和2年度当初予算の主な概要

七尾駅前にぎわい館整備事業
7億2,637万4千円
七尾駅前商業施設パトリアの大規模改修

七尾駅前にぎわい館管理運営
1億5,058万6千円
七尾駅前商業施設パトリアの管理運営、出店奨励金など

スタートアップ事業
400万円
空き店舗などで創業する際に必要な改装費、機器購入費等の一部助成

ローカルベンチャー推進事業
3,669万3千円
事業継承を進めるため都市部からの人材獲得、育成
地域資源を生かしたブランド化への支援

企業立地等助成事業
3,974万1千円
雇用創出に資する工場等増設に係る経費の一部助成

ふるさと納税推進事業
1億9,920万円
返礼品やインターネット窓口サイト利用料など

県営圃場整備事業
1億8,042万9千円

震災対策農業水利施設整備事業
150万7千円
県営ため池耐震工事に向けた事業計画概要書の作成

鳥獣被害対策事業
2,185万2千円
イノシシ捕獲奨励金、イノシシ埋設への助成、鳥獣駆除、狩猟免許取得更新の支援、捕獲檻購入支援

七尾城跡調査整備事業
8,288万1千円
七尾城跡への誘客を目的とした大手道登山口駐車場の整備など

いきいき七尾暮らし移住交流推進事業
880万円
移住コンシェルジュ設置に対する助成

いきいき七尾暮らし促進支援事業
1,327万1千円
県外からの移住者向け民間賃貸住宅家賃助成

万行地区土地区画整理事業
4,000万円
万行地区土地区画整理組合が整備した公共施設に対する助成

私立保育園等施設整備費補助金
1億6,412万1千円
園舎の改築など大規模改修工事等に対する支援

学校インターネット活用推進事業
1億434万5千円
教育のICT化に向けた普通教室と特別教室へのLAN整備、学習系ネットワークの増速化、電子黒板の整備など

消防用自動車整備事業
7,760万2千円
ポンプ車(中島分遣所、袖ケ江分団、釶打分団)

消防団活動施設整備事業
3,538万3千円
袖ケ江分団車庫詰所の立替工事

動画像伝送クラウドシステム整備事業
52万8千円
救急活動時に心電図や動画等をリアルタイムで救急医療機関へ伝送するシステムの整備

コミュニティセンターの指定管理
8,632万1千円
コミュニティセンターの指定管理者制度の導入

地域コミュニティ活動支援事業
1億8,271万円
コミュニティセンターを活動の拠点とする地域づくり協議会への活動支援

コミュニティセンター整備事業
5,153万4千円
崎山地区コミュニティセンター移転に伴う改修費用

健康増進センターアスロン管理運営事業
7,696万4千円
健康増進センターアスロンの管理運営に係る経費

A類疾病等予防接種事業
467万8千円
令和2年8月から令和3年1月の間に生まれた児を対象としたロタウイルス予防接種の実施

戸籍住民基本台帳郵便局交付事業
1,463万2千円
11郵便局での諸証明の発行業務委託など

年金・おくやみコーナー設置
152万8千円
死亡による各種手続き窓口の一本化など

RPA及びAI活用事業
549万1千円
RPA及びAIを活用した働き方改革の推進

★詳しい概要は「七尾ごころ」広報4月号をご覧ください。


3ページ

議員のQ&市のA
七尾市議会の採決結果や詳しい答弁内容はホームページにて公開しています。
七尾市議会だより
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代表質問(灘会)
今田 勇雄 議員(灘会)

子ども医療費の窓口完全無料化について
子ども医療費窓口完全無料化の実施を!

質問
子ども・子育て支援事業に関するニーズ調査において、圧倒的に多く寄せられた意見が、子ども医療費の窓口完全無料化であり、さらに総合戦略推進委員会など、様々な場で同様の意見があると聞いている。
また、県内の自治体で、医療費の完全無料化を実施していないのは、七尾市を含め2自治体と聞いている。
安心して子育てができる環境づくりのためにも、子育て世代が望む、子ども医療費の窓口完全無料化について、今こそ取り組むべきと考えるがいかがか。

答弁
子ども医療費について、既に平成30年度から実質負担ゼロ円の対応を実施している。実施前後の医療費は、額において約2,900万円、率で35%の増となっており、財源としてふるさと納税寄附金を充てている。
今後は、過剰受診やはしご受診を控えていただけば、それほど医療費の大幅な伸びはないのではと考えており、少子化の進行や子育て世代からの根強い要望などを踏まえると、子育て世代の負担軽減や子どもたちの健やかな成長を支える観点から、令和2年度中に医療機関との調整を終え、必要となるシステム改修などを進め、令和3年度には窓口完全無料化が実施できるよう、しっかりと準備を進めていく。

【その他の質問項目】
■パトリアの再生と財政運営について
■中小企業振興基本条例の制定について
■七尾東部中学校の老朽化対策について
■能越自動車道田鶴浜七尾道路について


代表質問(新政会)
中西 庸介 議員(新政会)

新型コロナウイルスについて
新型コロナウイルスの状況と対応策は。

質問
県の発表で、県内に感染者が出たとの報道があった。当市において事実でないことが情報として流れ、風評被害にもつながるような間違いだらけの情報が拡散している状況である。多くの市民は、不安と混乱を招いていることと思うが、打ち消すための正しい情報と知識を伝えることが求められていると思う。
この現況と認識についてどのように捉えているか。今後の対応策と市民への周知方法について聞きたい。

答弁
本当に残念ではあるが、不安をあおるような情報がインターネットに載せられており、掲載しないでほしいということ、それに惑わされないように、冷静な行動を重ねてお願いしたいと思っている。
情報公開は国・県が集中管理し責任を持って行うことになっており、個人情報保護の観点から、情報が出にくいが、的確な情報をホームページやケーブルテレビなどで周知していきたい。インターネットが一般的になっているが、情報をしっかりと見極めていただくことが大事ではないかと思っている。

【その他の質問項目】
■財政について
■福祉政策について
■観光振興について
■教育委員会に問う

 

4ページ

一般質問
山崎 智之 議員(灘会)

若者などの雇用確保について
地域の課題を主眼とした業種への支援を!

質問
市内に既存店がある業種で創業を重ねても、顧客の奪い合いでは摩擦が生じやすいため、市民にサービスが行き届かないような地域の課題を主眼とした業種への支援を検討すべきではないか。また、第1次産業や第2次産業など、縮小傾向にある業種に関しても、創業支援と今後の対策について考えを伺う。

答弁
創業補助金については、スタートアップ事業として、小売・卸売業や飲食サービス、製造・加工業等を対象としているところである。これまで既存の事業者との競合が顕在化している「美容業・理容業」については、対象外とする対応を取っている。来年度からは、地域の課題を解決するための事業である、いわゆるソーシャルビジネスも対象とすることとしている。
また、1次産業について、これまでも、新規就農者などに対し、国や県、市の制度を紹介し、支援を行っている。

【その他の質問項目】
■災害避難時における盲導犬等の対応について
■町会運営の現状とサポートについて


一般質問
佐藤 喜典 議員(無会派)

自由通路について
駅前と駅南の一体のまちづくりを!

質問
駅前周辺のにぎわいを取り戻すための方策として、駅前と駅南の一体のまちづくりの考え方及び取組についてどのように考えているか。駅前と駅南を繋ぐ自由通路について、JRとの協議は、駅の南側に電車の停泊、保守点検基地などの施設があることから整備が難しいが、引き続き続けてきた協議はどのようなものか。

答弁
中心市街地へ人の流れを誘発し、駅前周辺のにぎわい創出を図るために、まずパトリアの再生が最優先と考えている。老朽化した施設の大規模改修を行うとともに、入店するテナント募集に出店奨励金を用意し、食料や衣料品の買物、美容室や医療機関などの日常生活を支えるサービス提供できる空間づくりを進めていく。
自由通路については、平成29年6月議会で、調整が難しく進展していないと答弁して以来、状況に変化はない。財源確保の観点からも実現に向けたハードルは高く、厳しいものと考えている。

【その他の質問項目】
■総合戦略について
■保育園の民営化について

写真キャプション
パトリア


一般質問
山添 和良 議員(無会派)

ライブカメラについて
ライブカメラの有効活用を!

質問
本市ホームページ上にあるライブカメラが調整中となっているのは大変残念だ。ふれあいセンターやまびこ荘や田鶴浜の野鳥公園に設置してあるライブカメラは、誘客に活かせる有効な手立てである。また、来年度コロサスキー場のファミリーゲレンデに設置予定の「動く歩道」の良きPRにもつながると思う。早急に修繕し、しっかり活用すべきと思うがいかがか。

答弁
市街地や和倉温泉の観光・誘客手段の目的として、平成28年度に七尾商工会議所屋上と和倉温泉ホテル海望屋上にライブカメラを新設しており、今後も有効活用していきたいと考えている。
やまびこ荘と野鳥公園のライブカメラは設置以来14年が経過し、現在は修繕不能の状況に至っていることから、映像を楽しみにご覧いただいた方々にはご迷惑をおかけしてきたことを心苦しく思っている。
今後は、ホームページ上から表示しないよう処理させていただこうと考えているが、やまびこ荘にあるものも含めて、どういった目的で再利用できるかということを、検討してみたいと思う。

【その他の質問項目】
■学校の働き方改革について
■平和学習について
■フリースクールについて
■全国学力調査について
■乗車ホームについて

 

5ページ

一般質問
徳田 正則 議員(新政会)

道路整備について
通学路の歩道整備促進を!

質問
七尾中学校前の市道徳田303号線の歩道が、令和2年度末までに藤橋バイパスまで完成予定と聞いている。しかし、通学路に指定されている国分町の半田、山下地区は、大雨が降ると川があふれ、道路にも濁流が流れ出す。中川原町の踏切付近から八幡町の旧農協牛乳までの市道徳田131号線に歩道を整備する考えはないか。
八幡町から下町にかけて、七尾中学校や朝日小学校の通学路になっている市道徳田18号線の計画事業が2年経過したが、今後はどのような予定か。

答弁
現在、七尾中学校、朝日小学校の通学路対策として、市道徳田303号線と市道徳田18号線の整備を進めている。市道徳田131号線についても、歩道等の連続性を確保するという意味から整備が必要と考えている。まずは現在事業中の市道徳田18号線の整備効果の早期発現に取り組み、整備状況を見ながら今後整備区間と事業着手を見定めていきたい。
市道徳田18号線については、平成25年度から約2キロ間の整備を進めている。現道の幅員11mに拡幅するため、用地取得に努めている。まとまった用地が確保できた区間から順次工事を実施し、1年でも早く全線開通できるようにしたい。

【その他の質問項目】
■七尾市通学路安全プログラムについて
■鷹合川について


一般質問
桂 撤男 議員(灘会)

どじょうの養殖について
どじょうを能登島の特産品に!

質問
昨年、株式会社ファーム・エンジンという会社が、温泉の二次利用の事業化を目指し、どじょうのふ化から稚魚の販売、養殖物の販売等、生産から販売まで一貫した事業を実施しているが、能登島の養殖実験は成功したのか伺う。
温泉利用養殖は、泥を使わないので泥臭さが無く、温泉熱を利用するため水槽の温度を一定に保つことで餌の食いが良く、通常1年以上かかるが6か月ぐらいで肉厚で骨が柔らかい成魚になるとのことだった。
現在の場所では狭くお湯の量が足りなくなる懸念もあるが、事業拡大してほしいと思っており、将来的な展望について伺う。

答弁
昨年4月に1万尾、8月に5万尾の稚魚を入れ、10月から金沢の店舗への試験的な提供を経て、昨年末から出荷を始めたところであり、今のところ順調に成長している。温泉熱を使い、11月から5月まで、成長がどのように進むかを重要な目的として行っており、今のところ成功しているものと思っている。
事業者において養殖を行うハウスを増やしたいとしていることから、今後熱源となる温泉の量の確保策を含め、能登島の新たな特産となるように検討していきたい。

【その他の質問項目】
■第2期七尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略について
■図書館活動について
■新型コロナウイルスについて


一般質問
伊藤 厚子 議員(無会派)

認知症施策の充実について
認知症サポーターのチームオレンジを各町会に!

質問
市において、認知症サポーターはどれくらいに増え、どのような活動をしているか。
近隣の認知症サポーターがチームを組み、専門機関と情報共有を図り、そのチーム内で学び合って、必要とされる支援を行うが、このチームオレンジの取組を各町会単位で取り組めないか。

答弁
サポーター養成講座は、平成17年度から開催し、令和2年2月までで地域や学校など162回開催しており、延べ5,189人の方が受講している。
認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者としてできる範囲で手助けを行うもので、一部地域では認知症カフェや通いの場などの運営に関わっていただいている。
チームオレンジは、養成講座のステップアップ研修を受講した認知症サポーターがチームを組み、認知症の人とその家族の支援活動を行うものである。市では、高齢者等の個別の生活ニーズに応える担い手として、各地区で生活介護支援サポーターを養成しており、認知症サポーター養成講座の受講も必須としている。今後、この方々にステップアップ研修を受講いただき、まずはできるところから地区単位でチームオレンジの整備を進めたいと考えている。

【その他の質問項目】
■災害発生時等の情報提供について
■ひきこもりの現状と支援について
■「摂食障害」の治療支援センターの設置について


6ページ

一般質問
西川 英伸 議員(新政会)

七尾版SDGs行政計画の策定と持続可能なまちづくりについて
SDGsで持続可能なまちづくりを!

質問
七尾市総合計画の基本方針と将来像に沿った誰もが暮らしたいまちの実現を目指すには、経済、社会、そして環境の3つの面において新しい価値の創出を通して、持続可能なポテンシャルの高い地域をつくる必要があると考えるが、持続可能なまちづくりを行うために、SDGsを下敷きとしてどのような形で施策に反映させていくのか。その場合、各部署が横断的な取組をする体制をどのようにつくっていくのか。

答弁
市が既に取り組んでいる様々な施策自体が、SDGsの目標に互いに目指す方向性が通じていると考えている。第2期総合戦略で4つの柱を横断する視点としてSDGsをうたっており、策定にあたっては、各分野から成る委員会の委員から意見も頂き、まとめ上げる中で、基本的施策ごとに通じていると思われるSDGsの17目標をロゴで表示することとしている。
また、各部で構成している庁内連絡会議で、SDGsに対して横断的に情報を共有するということにしている。総合戦略をまとめ上げたときの七尾市総合戦略等推進委員会においても、毎年度、取組に対し効果検証を行っていくということにしている。そういったことから、2030年に向けた、世界が合意するSDGsの開発目標につながればと考えている。

【その他の質問項目】
■会計年度任用職員制度について
■自治体経営の生産性向上について
■認知症対策について


一般質問
永崎 陽 議員(新政会)

アスロンについて
アスロンの今後について!

質問
健康運動指導士の専門員が配置されている質の高い施設が「アスロン」の魅力だ。
4月から市の直営に当たり、今後の施設の在り方について伺う。1.今後の健康増進施設の在り方2.条例で定めている事業についての考え3.今後、指定管理者制度移行に対する考え4.利用促進対応を伺う。

回答
1.運動療法は、平成29年度からは実績が無く、個人利用負担も大きいことから、4月からは取りやめるが、各種講座、プール、温泉、トレーニングジムなどはこれまでどおり継続していく。2.現在週4日、1日3回実施している教室、簡単なエアロビクス、簡単ストレッチ、マット運動、水中ウオーキングなどについても継続実施。
また、田鶴浜地区のがん検診及び特定健診の会場としての利用や、セミナー室を利用した市の特定保健指導や地区での健康づくりの活動でも実施できるよう考えている。3.直営で運営する中で経費の見直しや会員確保を図り、施設の健全経営に努め、安定的な運営を目指し、今後、指定管理するにはどのようにすればよいか検討していく。4.皆様からの紹介や広報及びホームページ等を活用したPRで少しでも多くの会員確保に努める。
また、セミナー教室やスタジオが空いている場合、積極的な活用をPRしたいとも考えている。

【その他の質問項目】
■新型コロナウイルス対応について
■コミュニティセンターの災害対応について
■年金・お悔やみコーナー設置について
■合葬型墓地の整備について
■人事評価について


一般質問
荒川 一義 議員(無会派)

七尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略について
ふるさと納税のリピーター確保を!

質問
今後ふるさと納税を推進・発展させていくには、事業の趣旨や内容、成果を明確化する、クラウドファンディングなどや、継続的に寄附してくれるリピーターを増やすかの点についての見解と取り組み、そして現在の納付寄附金額と使い道について伺う。

答弁
クラウドファンディングの活用は、市の政策や取り組みの発信、また寄附者とのつながりを持つ上でも有効であると考えており、昨年度行った和倉温泉まつり会館のでか山制作費の募集は、事業の趣旨や内容を明確にしており、会館のPR及び魅力発信にも寄与したものと考えている。成果についても、寄附額の結果を明示し、寄附者にオープニングイベントへの出席も案内する。今後は七尾市の魅力を発信する新たなプロジェクトを検討し、返礼品を設けるなどこの制度をうまく活用していきたい。
七尾には米や新鮮な魚、水産加工品など優れた返礼品が多くあり、寄附者には喜ばれており、リピーターが多いものと感じている。引き続き魅力ある多種多様な返礼品を提示し、全国に七尾ファンを増やしていきたい。
使い道の主な事業として、子ども医療費の助成8,400万円、鳥獣被害対策2,000万円、定住促進住宅取得助成5,000万円、空き家対策2,000万円などである。

【その他の質問項目】
■パトリア再生について
■和倉温泉お祭り会館オープンに向けて

写真キャプション
返礼品の一部(魚介類)


7ページ

一般質問
礒貝 和典 議員(無会派)

地域医療構想について
公立能登総合病院の地域医療構想について!

質問
1.能登病院では、2025年度を想定して、病床数を算定していると思うが、地域医療構想との違いを伺う。2.医師は5年間の猶予期間があるものの、過労死ラインを超える時間外労働をなくすための方策を伺う。3.地域医療構想に基づく医療費抑制をやめ、地域の実情に合わせた住民参加の地域医療計画を策定する考えがあるか伺う。

答弁
1.在宅医療が難しい能登地域では、病床削減により患者の行き場がなくなることが懸念され、能登中部医療圏では総人口は減少するが、高齢者人口は2030年までは増加するものと推定されており、現在、約9割の病床が稼働していることからも、当面は病床数を維持し、削減する予定はない。2.当院では不足する医師の負担軽減のために、チーム医療を進めると同時に医師事務作業補助者を14名配置し、書類作成の代行入力をし、医師が行う特定の医療行為ができる特定看護師というものを養成、配置し負担軽減に努めている。当直翌日の午後には帰宅できるように勧めており、さらに複数主治医制を全ての診療科で達成できるよう、医師の確保を大学にお願いしている。3.既に地域住民の代表や、医療関係者などが参加する形で地域医療構想会議が行われており、将来の医療需要、必要病床数などについて協議が進められている。病床削減については、地域医療構想の推計値を参考にしながら、将来計画について、能登病院協議会で地元協議していく予定である。

【その他の質問項目】
■消費税と病院経営対策について
■変形労働時間について
■ふるさと納税について
■指定管理者制度について

写真キャプション
公立能登総合病院


一般質問
木下 敬夫 議員(無会派)

PCB調査について
化学物質ポリ塩化ビフェニルが使われたものはないか!

質問
人体に有害な化学物質ポリ塩化ビフェニル(PCB)が全国の橋やダム、鉄橋や水門といった大規模施設の一部塗料に含まれているとする環境省の調査結果が発表され、調査費用や除去作業には相当の費用がかかるようだが、橋梁の老朽化対策など課題山積の中、新たな問題であるこのPCBの問題に対して市の今後の対応を伺う。

答弁
橋梁塗装の対応について、当市が管理する橋梁、市道橋で456橋、農道橋・林道橋合わせて15橋、計471橋のうち、PCBを含む塗料が国内で製造・使用された期間に造られた鋼鉄製の橋1橋あったが、この1橋については、橋梁長寿命化計画に基づき、平成23年度に塗装の塗り替え、修繕を実施しており、PCBを含む塗料が使用されている橋梁は、現在当市が管理する中にはない。

【その他の質問項目】
■七尾まち・ひと・しごと創生総合戦略について


動議
議員定数削減を求める動議

今定例会で、永崎 陽 議員から、議員定数削減を求める動議が提出され、討論・採決の結果、賛成少数で否決されました。

内容
議員定数の削減を図ることにより、議員報酬の歳出額を抑制することにつながる提案
18名→15名(3名減)

結果
賛成少数で否決

動議とは?
動議とは、一般的に会議の途中において、予定外に発議される、会議の意思決定を求める提案のことです。

 

お問い合わせ

所属課室:議会事務局

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8433

ファクス番号:0767-53-1326

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