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長年にわたりそれぞれの分野で尽力された方々が、栄誉に輝かれました。
木下 孝輝さん(79歳)江曽町
元七尾市議会議員
昭和58年に七尾市議会議員に当選。35年間の長きにわたり市政の発展に尽力され、七尾市議会議長、副議長に就任されるなど議会の円滑な運営にも貢献された。在任中は地元徳田地区を基盤に、地域住民の声を行政につなぐため道路整備や耕地整理に力を注いだ。「長い間議員を務めることができたのも、地元の皆さんと内助の功で支えてくれた妻のおかげです」と感謝を述べた。
三浦 光雄さん(72歳)矢田町
元公立高等学校校長
昭和43年に教員となり、新設鹿西高校で創部したソフトテニス部を4回の全国優勝に導いた。七尾高等学校校長を退職後、七尾市教育長に就任。「転んでもすぐ起きる、強くたくましい子を育てよう」を目標に、七尾コロサスキー場でのスキー実習や世界農業遺産に認定された能登の里山里海を学ぶ環境学習や伝統芸能学習を取り入れた。また、児童生徒の適正な学習環境を確保するため学校の統廃合を推進し、充実した教育環境づくりに尽力された。
泉 幸彦さん(61歳)中島町小牧
元1等陸尉
昭和51年に陸上自衛隊に入隊し、患者の治療や医療施設への護送、部隊の健康管理などを行う衛生科を中心に35年間勤務。訓練や災害派遣など常に危険と隣り合わせの業務に従事してこられた。座右の銘は「一所懸命」。与えられた場所で努力を惜しまず頑張ることを心掛け、「国民の期待に応え、いかなる事案にも対応できるよう常に心身ともに鍛えなければならない仕事でした」と妥協が許されない厳しい業務を振り返った。
杉田 安生さん(74歳)古府町
元七尾鹿島広域圏事務組合消防司令
昭和46年に消防士となり、住民の人命や財産を火災から守る消防業務に従事。「昔は狭い道路が多く、有事の際は消防車が到着するまでに迅速な消火活動を行ってくれる地元消防団の力がとても大きかった」と消防団との連携を図り、被害の拡大防止に努められた。また、「市民との触れ合いを第一に」と消防職員50人で七尾港まつり総踊りに参加し防火を呼び掛けるなど、市民の防火意識の高揚にも熱心に取り組まれた。