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日付 |
2024年07月27日(土曜日) |
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場所 |
能登島向田町 |
日本三大火祭りの一つで県無形民俗文化財の能登島向田の火祭が開催され、夜空を焦がす全長約30メートルの巨大なたいまつが観衆を魅了しました。
伊夜比咩神社での神事後、みこしを先頭に大小5基の奉燈が広場までの約500メートルの道を進み、大たいまつの周囲を7周練って広場に神様をお迎えしました。その後、約200人の見物客が手たいまつを持って大たいまつの周りを歩き回り、梅田耕輔壮年団長の合図で点火。燃え上がった大たいまつは今年の豊漁を示す海側に倒れました。
地震の爪痕が大きく残り、住民の間に自粛を求める声もある中で、最終的には「祭りで地域を元気付けたい」と開催が決定。祭りの準備には開催を反対した住民も加わり、子どもから大人まで一丸となって取り組みました。
梅田団長は「祭りをこれからも継続するために、今年の開催に踏み切った。祭りが復興の活力になってほしい」と期待しました。