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日付 |
2022年05月05日(木曜日) |
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場所 |
市内中心部 |
国指定重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産に登録されている青柏祭の曳山行事が3年ぶりに行われました。
4日は、大地主神社に3台のでか山が奉納され、3年ぶりの光景を一目見ようと多くの市民や観光客が訪れました。新型コロナウイルスの感染対策で、でか山の曳き手を制限し、例年の半数程の人数で予定どおりの到着が心配されましたが、魚町の到着は予定より一時間も早く到着。関係者は安堵の表情を見せました。
5日は、運行ルートの短縮で能登食祭市場や七尾駅前は向かわず、御祓川周辺や各町にとどめましたが、多くの人で賑わいました。でか山を一気に方向転換させる妙技「辻回し」が披露されると、観客から拍手や歓声が上がり、「やっぱりでか山はいいね」と目を細め、でか山を見上げていました。
青柏祭でか山保存会会長の中村巧さんは「若い衆の笑顔を見る事ができてうれしかった。一般の人がでか山を曳くことができず残念でしたが、来年は制限なく祭りがしたい」と期待しました。