ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(3月号発行) > 広報ななお2022(令和4)年10月号テキストブック版 > 14~15ページ
ここから本文です。
9月3日(土曜日)山王小学校体育館
7バレーボールV1女子のPFUブルーキャッツによるバレーボール教室が開かれ、市内のバレーボールクラブに所属する小学生ら約50人が参加した。
子どもたちは、選手とともにコート内で鬼ごっこなどのゲームを行った後、アドバイスを受けながらパスやレシーブ、スパイクなどを楽しみながら練習した。歓迎のあいさつをした茶谷市長も練習に参加した。
ブルーキャッツの坂本将康監督は「バレーを通してスポーツの楽しさ、喜びを伝えたい。参加した子どもたちの夏の思い出になれば」と語った。
9月4日(日曜日)矢田郷地区コミュニティセンターまちづくりの方向性を示す「地域ビジョン」の策定を進める七尾青年会議所は、ワークショップを行い、七尾の将来像を話し合った。
参加者は「七尾未来新聞」と銘打って、「副業マッチング制度を活用し、企業の利益増加や移住者増加につながった」など、実現したい未来の姿を発表した。同会議所の森山明能理事長は「SDGs未来都市申請に向けた地域ビジョンを策定するだけでなく、繰り返し議論して実現できるようにしたいと強く思った」と力を込めた。
9月12日(月曜日)中島町中島
中島保育園の年長児16人が、5月に植えたコシヒカリの収穫を行った。鎌を片手に稲刈りに挑んだ園児たちは、「米でっかい」と大きく成長した稲に驚きながらも、上手に刈り取っていた。稲刈りの後には、大型コンバインの見学と試乗も行われ、貴重な体験をした園児たちは笑顔でいっぱいだった。
体験に協力した地元農家の松田武さんは「米の一粒一粒が重なって一膳のご飯になることを体感してほしい」と期待した。収穫した米は地元高齢者施設への寄贈を予定している。
9月12日(月曜日)七尾市役所
9月25日に鳥取県で開催される第9回全国高校生手話パフォーマンス甲子園に出場する田鶴浜高等学校手話部の中根帆紀香さんと水田杏さんが、茶谷市長に大会出場を報告した。
9大会連続の出場となる今回は手話劇を披露し、第1回大会出場以来の優勝を目指す。部を代表して中根さんは「披露の場を設けてくれたことや練習で教えてくれる先生など、たくさんの人への感謝を手話劇で表現したい」と意気込み、茶谷市長は「地域の代表として全国大会で頑張ってほしい」と激励した。
9月15日(木曜日)石崎漁港七尾湾漁業振興協議会と石崎里海保存会が、七尾湾の藻場の増加などを目的に漁礁の設置と稚ナマコの放流を行った。放流には、石崎小学校の5年生23人も参加し、漁船と漁港の岸壁から合計約1万匹の稚ナマコを海へと放った。
このほか児童たちは、石川県漁業協同組合七尾支所の職員から漁礁やナマコの生態などの説明を受け、映像で石崎漁港周辺の海の様子を見学。百成つばささんは「豊かな海を守るためにごみを捨てないことが大切」と学びを深めていた。
9月18日(日曜日)高階地区コミュニティセンター
たかしな地区活性化協議会が高階あおぞら市を初開催し、会場はにぎわいを見せた。地元住民がカボチャなどの野菜や手作りの小物、洋菓子など合計14店を出店したほか、輪投げなどのゲームコーナー、市内のバンドによるライブ演奏も行われた。
イベントの企画・運営に携わった地域おこし協力隊の髙橋雅人さんは「出店者の皆さんが楽しく参加しくれたので、一つ目標はクリアした。今後どうやって来場者を増やしていくか考えていきたい」とイベントの継続に意欲を見せた。
9月22日(木曜日)エレガンテなぎの浦
中能登町で生まれ、結婚後に青山町に移り住んだ敏夫さん。若い頃は会社務めで家庭を支え、4人の子宝に恵まれた。同窓会の幹事など、いろいろな役を引き受けるほどの世話好きで、定年後は畑仕事にいそしみ、現在は施設で穏やかに過ごしている。
お祝いの会では、市から届いた花や商品券を施設職員から受け取り、嬉しそうな表情を浮かべた敏夫さん。コロナ対策のため家族などの面会はなかったが、三女の植田菊枝さんは「子煩悩でやさしい人。愛情をたっぷりもらい、感謝している」と話した。
9月28日(水曜日)あっとほーむ若葉
福井県高浜町で生まれ、七尾市に嫁いだ益枝さん。仕事が趣味のように一生懸命に働き、3人の子どもを育てた。人と話すことが大好きで、誰とでもすぐに打ち解けられるほどだった。3年ほど前まで長男夫婦と暮らしていたが、現在は施設で過ごしている。
お祝いの会で花などを受け取り「ありがとうございます」と何度もお礼を述べた益枝さん。コロナ対策のため家族などの面会はなかったが、長男の寛さんは「戦後の苦しい時に、苦労して私たちを育ててくれた」と感謝した。