ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(災害広報第2号発行) > 広報ななお2021(令和3)年8月号テキストブック版 > 8ページ
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七尾幼稚園の園児18人は七尾警察署を訪れ、キリスト教の「花の日」にちなんで警察署長ら署員に花束を手渡した。園児は「いつも守ってくれてありがとうございます」と声を合せ感謝の気持ちを元気いっぱいに伝えた。
その場で紙芝居による交通安全教室も開かれ、舟山修署長は「今日の感謝の気持ちを忘れずに、元気に過ごしてください」と話した。署からは、反射材のキーホルダーや交通安全啓発の冊子などを園児に贈った。
ローレルハイツ恵寿に入居する元理容師の佐藤常久さんが、コロナ禍で散髪に行けず困っている入居者のため、施設内で理髪サービスを始めた。
2年前、体力の低下を理由に輪島市で64年間続けた理髪店を閉め、同施設に入居した佐藤さん。5月に新型コロナウイルスの感染が拡大し、外部からの出張理髪サービスが停止。施設長から依頼され、現役復帰を決意した。愛用のはさみで丁寧に髪を切る佐藤さんは「自分のやりがいにもつながる。できる限り、続けたい」と意欲を見せた。
例年実施する自転車安全教室に、初めて七尾自動車学校の出前講座を活用し、5、6年生59人が交通ルールについて学んだ。今回コロナ禍で密を避けるために学年を分散して行い、自転車の使用機会が増える夏休みを前にPTAの育成委員会が開催した。
自転車シミュレーターを体験した5年生の野村謙斗くんは「難しかったけど、おもしろかった」と、6年生の山本果奈さんは「学んだことを活かしたい」と話した。児童は左側通行やヘルメット着用など、ルールを守ることが事故防止になると実感した。
天神山小学校の6年生42人が、石川県土地改良事業団体連合会の石黒徳広さんの指導の下、農業用水路に生息している生き物を観察し、命のつながりを学んだ。「能登の里山里海」に住む生き物を観察し理解を深めるため、七尾市里山里海協議会が開催した。
「ザリガニ捕まえた」「ドジョウ長い」とうれしそうな声を上げる児童たち。纐纈大我君は「みんなと協力し、捕まえることができて達成感があった」と話した。