本文へスキップします。

ここから本文です。

更新日:2020年12月25日

2~3ページ

新年のごあいさつ
-誰もが笑顔で暮らせるまちを目指して-

2ページ

新年あけましておめでとうございます。本年が市民の皆さまにとりまして、幸多き年となりますようお祈り申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染拡大により日常生活や社会・経済活動は大きな制約を受け、皆さまにとっては大変な苦労をされた一年だったかと思います。収束がいまだに見通せず厳しい状況の中ではありますが、市としても感染対策にしっかりと取り組みながら、人口減少や少子高齢化の流れに歯止めをかけ、赤ちゃんからお年寄りまで誰もが笑顔で暮らすことができ、生きがいを持って活躍できる社会を実現してまいります。

次代を担う若者や子育て世代の支援

「子や孫が戻ってくるまちにしてほしい」という、親たちの悲痛な声を耳にします。子どもたちと生涯同じまちで住み続けるには、若い人たちの働く場所の確保が必要不可欠です。定住人口を拡大させるため、地元企業への支援や新たな企業誘致を進めてまいります。

また、人口減少の問題には、結婚や出産、子育てがしやすい環境づくりが、解決への第一歩となります。出産や子育て世代の負担を軽減するための支援策や子どもたちの成長を支える教育や保育を充実させます。

豊かな自然環境の保全と能登の里山里海を活かした産業の創出

七尾市は、世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」や、ユネスコ無形文化遺産に登録された「青柏祭の曳山行事」、七尾城跡など、自然と歴史・文化に恵まれた地域です。

豊かな自然や長い歴史に育まれた、農水産物や数多くの観光資源は地域の重要な資源です。この資源をしっかりと磨いて地域ブランド化することで新しい価値を生み出し、産業の創出を進めるとともに、先人から受け継がれた豊かな恵みを子や孫の世代に引き継いでいきます。

市民が中心となって活躍するまちづくり

地域独自の自然や観光・文化など、地域の特性や資源を継承・活用することにより、特色のある地域づくりが求められています。市内15地区の地域づくり協議会が積極的に活動できるよう、活動の起爆剤となる資金や人、知識・アイデアの提供や、地域資源の発掘・発信により地域が自立するための支援を行うなど、地域の誰もが活躍でき、生きがいを感じられるまちづくりを行います。

3ページ

駅前の賑わい創出と港を活かしたまちづくり

七尾駅前から七尾港までの地域や周辺商店街の賑わいを創出します。

七尾港は天然の良港です。クルーズ船のターミナルとして利活用を促進するとともに、マリンスポーツ・レジャーの中心地となるよう魅力を発信してまいります。七尾駅周辺は、市民が集い憩える場、能登の玄関口として観光客などが訪れる交流人口の拠点として、七尾の魅力を発信していきます。

交流人口の拡大

交流人口を拡大するため、地域の特性を活かした工夫や知恵による独自の取り組みが求められています。七尾にはすでに、食や歴史、祭り、温泉といった観光資源に加え、能登和倉万葉の里マラソン、モントレージャズフェスティバルイン能登など、スポーツ・文化の地域資源があります。既存の資産を全国・世界に発信することで交流人口の拡大を図り、さらに新しい取り組みも検討してまいります。

地域経済の発展・強化

新たな市場への参入や商品開発など、市内企業の新しい取り組みを応援します。商工会議所や商工会、経営コンサルタントなどの経済関係者との連携を強め、経営課題の整理や専門スキルのある人材とのマッチング、プロジェクトの定期的な進捗確認など、既存産業の強化を図ります。

また、親族に後継者がいなくても、経営意欲のある方に引き継ぐという選択肢もあります。七尾の企業の高い技術力や貴重な経営資源を将来に引き継ぎ、雇用の確保などを実現していくために、築き上げてきた産業の灯を消すことなく、市が発展的な事業承継の実施をサポートします。

最後に、職員と一丸となって市政運営に取り組むのはもちろんのこと、市民の皆さまとともに前進するため、あらゆる機会を通じて皆さまの声を聴き、皆さまの下へ足を運び、皆さまとともに豊かさを感じるまち、笑顔あふれる七尾市の創生に向け取り組んでまいります。

七尾市長

茶谷(ちゃたに)義隆(よしたか)

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?