ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(災害広報第2号発行) > バックナンバー令和3年 > 令和3年1月号 > 広報ななお2021年(令和3年)1月号テキストブック版 > 4~5ページ
ここから本文です。
市内で行われた活動やイベントを紹介します。
11月6日(金曜日)
七尾市役所
不嶋市長と岡野副市長の退任セレモニーが行われた。不嶋市長は平成21年4月から副市長時代を含め11年5カ月、岡野副市長は3年10カ月、七尾市のために尽力された。
不嶋市長は「47年と8カ月の公務員生活を全うできたのは、皆さんのおかげです。これからも市民が幸せになるように心から祈っています。頑張ってください」と涙を浮かべ、感慨深げに語った。二人は職員に見送られ市役所を後にした。これからのご活躍をお祈りします。
11月12日(木曜日)
中島小学校
能登沖で取れた「能登ふぐ」を市の農林水産課が提供し、全校生徒200人がふるさとの海の恵みを味わった。
コロナ禍で需要が減少した能登ふぐの消費拡大を図り、子どもたちに地域の食材を食べてもらおうと企画された提供事業。給食には能登ふぐの唐揚げのほか、輪島産のサザエが入った炊き込みご飯など、能登の食材を使った献立が並んだ。6年生の田辺諒大くんは「お肉みたいな食感があっておいしい」と、初めての能登ふぐを満足そうに食べていた。
11月17日(火曜日)
七尾市役所
11月5日に行われた第71回男子・第38回女子石川県中学校駅伝大会で七尾中学校男女陸上部がアベック優勝を果たし、黒崎教育長に報告した。男女とも逆転の末の優勝で、男子は1秒差の激闘を制した。
黒崎教育長は「快挙を成し遂げた。栄誉なこと」と褒めたたえた。男子主将の白井新大(あらた)さんは「コロナ禍で思うように練習できなかったけど、たすきをつないで優勝できて良かった」と、女子主将の垣田(かきだ)奏(かな)さんは「3年間、このメンバーで頑張ることができて良かった」と笑顔で振り返った。
11月20日(金曜日)
七尾消防署
田鶴浜小学校の3年生33人が消防車両や地震体験装置、指令室を見学し、消防職員の仕事を学んだ。火事や救助現場を特定する装置や、消防車両に積まれている道具に興味津々の児童たち。消防職員の説明を聞き逃さないよう、一生懸命メモを取っていた。
人命救助のため、一刻を争う現場で働く消防職員。「いち早く現場に駆け付けられるよう、119番通報で人の名前や住所など正確な情報が必要」と児童たちに呼び掛けた。大橋輝(ひかる)君は「いざというときにお父さんの名前や住所を言えるようにしたい」と話した。
11月20日(金曜日)
グループホームひかり
きくいさんは石崎町で生まれ、6人きょうだいの長女として幼少期を過ごし、同町の片倉家に嫁いだ。若い頃は魚などを売り歩く行商で、奥能登方面や金沢まで足を運んでいた。現在はグループホームで穏やかに過ごしている。
お祝いの会では、職員や入所者から祝福され笑顔のきくいさん。炭坑節の踊りを披露するなど元気な様子を見せ「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。長男の廣之さんは「皆さんに祝福してもらい幸せだ」と目を細め、一緒に長寿を祝った。
11月25日(水曜日)
朝日小学校
4年生34人が、目が見えない人や高齢者の体の不自由さを体験した。二人一組になり、高齢者役の児童はゴーグルや重りの付いたベストなどを身に着け、視力や体力の低下を体感。介助役の児童のサポートを受けながら階段の上り下りに挑戦した。
アイマスク体験では、七尾市社会福祉協議会の職員から目が見えない人の誘導方法を教わった。久司(きゅうじ)彩乃さんは「階段が怖かった。誘導するときは分かりやすく伝えようと思う」と話し、相手の立場に立ち思いやる気持ちを学んだ。
11月30日(月曜日)
七尾市役所
日頃のPTA活動が認められ、優良PTA文部科学大臣表彰を受賞した七尾東部中学校育友会が、黒崎教育長に報告した。同会は、学校の除草・除雪作業やしびびの会による読み聞かせ、交通安全教室を開くなど、毎年地域と連携した活動を行っている。
黒崎教育長は「受賞は、育友会の皆さんが協力されてきた結果」と惜しみない取り組みに感謝した。鳥木隆会長は「積み上げてきたものが評価され、うれしい。これからも学校の求めに応じて、できることは何でもしたい」と話した。
11月30日(月曜日)
七尾市役所
行政相談委員を17年務め、総務大臣表彰を受賞した春木憲さんが茶谷市長に報告した。行政相談委員は総務大臣から委嘱を受け、行政機関への意見・要望などの相談を受け解決につなげる。市役所では毎月、行政相談日を設け行政相談委員が市民の声に耳を傾けている。
これまで82件の相談の解決に尽力した春木さん。「近年の相談件数が減っていることは喜ばしい。今後も頑張りたい」と意気込んだ。これからも市民と行政をつなぐパイプ役を担っていく。