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市内で行われた活動やイベントを紹介します
日にち:7月7日(土曜日)
場所:中島地区コミュニティセンター豊川分館
小学校最終学年の思い出を親子で作ろうと、地元の特産品「中島菜」の粉末を使った手打ちうどん作りに、中島小学校6年生40人と保護者が挑戦した。参加した親子は時折不安な様子を見せながらも、食生活改善推進委員の指導の下、小麦粉に水を加え混ぜたり、生地を袋に入れ足で踏んだり試行錯誤しながらうどんの麺を作った。
保護者が麺を茹で手打ちうどんは完成。楽しみながら作り上げた、ほんのりと苦みのある中島菜うどんの味はいつまでも親子の心に残る。
日にち:7月11日(水曜日)
場所:天神山小学校
天神山小学校5年生32人が墨絵教室に参加し、講師の橋元道彦七尾市文化協会会長から墨絵の特徴や描き方などを教わった。
安土桃山時代に活躍した七尾出身の絵師長谷川等伯の作品の中から自分が描く作品を選び、橋元さんの指導の下、思い思いに墨絵を描いた児童。「墨を薄めたり濃くしたりして描くのが楽しかった」と達磨図などの絵を完成させた。教室を終えて墨絵を満喫し、自分の作品の出来栄えに笑顔を見せていた。
日にち:7月12日(木曜日)
場所:田鶴浜高等学校
山王小学校4年生58人が、田鶴浜高等学校健康福祉科の3年生から手話を学んだ。「おはよう」や「こんにちは」など簡単なあいさつの手話を教わった後、児童は『ありがとうの花』の曲に合わせて歌詞を手話で表現する手話歌を練習した。
「耳が聞こえないのはとても不便だと思う。これから障害のある人の気持ちが分かるようになりたい」と話した達萌々菜さん。児童は今後行われる車いす体験やアイマスク体験を通してさまざまな人との接し方を学び、豊かな心を育んでいく。
日にち:7月16日(月曜日・祝日)
場所:旧高階小学校
閉校となった小学校の校舎を利用して、テレビ番組『逃走中』をまねた鬼ごっこが企画され、朝日小学校の高学年ら約90人が参加した。企画した地域おこし協力隊の任田和真さんが「地域を活気付けることがやりたかった」と思いを語った。
鬼役のハンターが現れると児童は「逃げろ」と声を上げ必死に逃げ回り、捕まった児童は牢屋へ。最後まで逃げ切った児童は「ハンターが速かったけど楽しかった」と話した。静かだった空き校舎に児童の元気な声が響き渡り、地域住民の笑顔であふれた。
日にち:7月18日(水曜日)
場所:矢田町
羽咋市で生まれ、大田町に嫁ぎ6人の子どもに恵まれたかず子さん。現在、長男の政博さん家族と自宅で生活し、週5回利用しているデイサービスで利用者や職員と話すことを楽しみにしている。
16日に100歳の誕生日を迎え、津田健康福祉部長から花かごを受け取ったかず子さん。家族から「これからも元気で明るく過ごしてください」と祝福を受けると、「いつも笑顔とありがたい言葉をもらっています」と何度も感謝を伝えていた。これからも元気にお過ごしください。
日にち:7月20日(金曜日)
場所:介護老人福祉施設千寿苑
新潟県上越市で生まれ結婚し、2人の子どもに恵まれた米子さん。20年前に夫を亡くし、市内に住む次男哲さんと同居するため七尾に。現在入所している施設ではおしゃべりや風船バレーを楽しんで過ごしている。お祝いの会で、米子さんは岡野副市長から花かごを受け取ると笑顔を見せ、長寿の秘けつを聞かれると「のんびり過ごすこと」と話した。
施設の職員が七尾に伝わる祝い唄七尾まだらを踊って祝福し、会場は温かな雰囲気に包まれた。これからも元気にお過ごしください。
日にち:7月25日(水曜日)
場所:浜岡幼保園
石崎町出身の輝関が卒園した幼保園を訪れ、園児と学童保育に通う小学生ら210人と交流した。園児からの「お相撲をやっていて楽しかったことと苦しかったことを教えてください」という質問に、輝関は「日々の稽古は辛いけど、勝った時の喜びは大きいです」と笑顔で答えた。
写真を撮ったり手を合わせて大きさを比べたりして触れ合った後、園庭で輝関が叩く太鼓に合わせて奉燈を担いだ園児たち。嬉しそうに目を輝かせながら輝関との出会いを楽しんだ。
日にち:7月29日(日曜日)
場所:花園町
南大吞地域づくり協議会が、投げ入れた網にアユを追い込んで取る漁法のテンカラ流し網漁体験を企画し、旧有磯小学校校区の親子10組21人が参加した。参加した親子は、熊淵川で地元のアユ取り名人の池岡徹さんと一緒に網を仕掛け、川をさかのぼってアユを追い込んだ。
川に入ると「気持ちいい」などと楽しそうに声を上げた児童たち。ずぶぬれになって川を進み、網に掛かったアユを外し慎重に籠に入れた。地元の川で伝統ある漁法を学び、自然に親しんだ。