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更新日:2016年7月5日

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風土の唄で踊れよさこいただ狂え

楽、輪、舞、華、熱

20回の節目を迎えた能登よさこい祭り。6月10日(金曜日)の前夜祭は能登食祭市場、11日(土曜日)から2日間は和倉温泉街を舞台に、県内外から64チーム約2,000人が集い行われた。

第1回から参加してきたチームはわずか3チーム。高知のよさこいから学びはじまった祭りは、鳴子を使った踊りを基本に年々進化。傘や扇子を用いるなど華やかさを増した能登よさこい祭りならではの踊りが祭りを盛り上げる。

毎年、各チームが想いを一つに、独自の曲や振り付けを作り上げ練習を積み重ねて挑む。わくわくステージや総湯前、県道通りなど多くの演舞場で熱い演舞が繰り広げられ、掛け声と共に鳴り響く鳴子の音。風土の唄や色鮮やかな衣装を身にまとい、一糸乱れぬ演舞で観客を魅了する。踊り人と観客が一つになった瞬間、演舞場では声援や拍手が沸き起こった。

今年大賞を受賞したのは、チーム結成8年の志賀町「舞士道」。7回目の参加で栄冠を手にし、歓喜の輪ができていた。七尾の各チームも、大賞チームに負けない演舞を披露し観客の心をしっかりつかんでいた。この祭りが20回を通過点に、どんな発展を遂げていくのか観客は今から来年の開催を待ち望んでいた。

能登よさこい祭りに入賞した地元チーム

準大賞

石川県知事賞

加賀屋エストヴァンズ

金賞

高知県知事賞

舞幻

銀賞

高知市長賞

いやさか組

銀賞

七尾市長賞

白鷺童子

優秀賞

和倉温泉商店連盟会長賞

能登國涌浦七士

優秀賞

七尾市観光協会長賞

のとしん舞遊人

特別賞

踊らんかい楽しまんかい

特別賞

和倉温泉わくたまくん賞

一魁

20回出場チームのコメント

和倉商人連

和倉商店連盟チームとして続けることに力を入れ、そしてこの祭りに集まってくださるすべての人に喜んでいただけるチームを目指してきました。

20年連続出場者の2人を中心に今後も頑張ります。和倉商人連をよろしくお願いいたします。

加賀屋エストヴァンズ

能登よさこい祭りがスタートして20年。多くの諸先輩方に支えられて今の「加賀屋エストヴァンズ」があります。毎年、新入社員が地域との繋がりと共存を学ぶ場として、チームの結束力を養う場として、脈々と歴史は受け継がれてきました。先輩から後輩へ。今後も熱い「血の伝承」は続きます。

のとしん舞遊人

能登よさこい祭りも今年で20回目の出場となりました。第1回目の大会から若さと元気さをチームカラーとして地域のお祭りを盛り上げようと頑張ってきました。20年の間にお祭りは大きくなり、当チームも地域の活性化に少しは貢献できたのではないかと思っております。長きにわたりたくさんのご声援をいただき本当にありがとうございます。

これまでの20年の歩み

第1回平成9年(1997年)

第1回10チーム(県内10)「YOSAKOIかいかい祭り」の名称で開催。

大賞チーム名

和倉温泉商店連盟(七尾市)

第2回平成10年(1998年)

第2回16チーム

(県内15、その他の県外1)

県外チームが初参加。

大賞チーム名

加賀屋エストヴァンズ(七尾市)

第3回平成11年(1999年)

大賞チーム名

ちゃっとこいめだかっちゃ(輪島市)

第4回平成12年(2000年)

大賞チーム名

夢遊人(七尾市)

第5回平成13年(2001年)

第5回32チーム

(県内31、その他の県外1)

参加チーム数が当初の3倍に増加。

大賞チーム名

加賀屋エストヴァンズ(七尾市)

第6回平成14年(2002年)

第6回から「能登よさこい祭り」に名称を改変。

大賞チーム名

夢遊人(七尾市)

第7回平成15年(2003年)

大賞チーム名

夢遊人(七尾市)

第8回平成16年(2004年)

大賞チーム名

田鶴浜鶴の舞(七尾市)

第9回平成17年(2005年)

颯爽JAPAN(兵庫県)

第10回平成18年(2006年)

第10回40チーム

(県内29、富山県3、新潟県3、その他の県外5)

参加チーム数が40の大台に。

大賞チーム名

能登國涌浦七士(七尾市)

第11回平成19年(2007年)

能登半島地震での風評被害を能登よさこい祭りの開催によって能登は元気だと伝え、復興の一助となる。

大賞チーム名

加賀屋エストヴァンズ(七尾市)

第12回平成20年(2008年)

大賞チーム名

花鶴風月(七尾市)

第13回平成21年(2009年)

大賞チーム名

花鶴風月(七尾市)

第14回平成22年(2010年)

第14回50チーム

(県内22、富山県16、新潟県6、その他の県外6)

参加チーム数が50の大台にのり、県外チームが県内チームを上回る。

大賞チーム名

能登國涌浦七士(七尾市)

第15回平成23年(2011年)

第15回53チーム

(県内23、富山県18、新潟県6、その他の県外6)

大賞チーム名

能登國涌浦七士(七尾市)

第16回平成24年(2012年)

大賞チーム名

能登國涌浦七士(七尾市)

第17回平成25年(2013年)

大賞チーム名

白鷺童子(七尾市)

第18回平成26年(2014年)

大賞チーム名

白鷺童子(七尾市)

第19回平成27年(2015年)

第19回65チーム

(県内23、富山県23、新潟県7、その他の県外12)

県外チームが増え、参加チーム数が過去最高を記録。

大賞チーム名

のとしん舞遊人(七尾市)

第20回平成28年(2016年)

第20回64チーム

(県内25、富山県22、新潟県7、その他の県外10)

大賞チーム名

舞士道(志賀町)

能登よさこい祭り連絡協議会会長

赤坂 明さん

第5回から大会に参加し、9回大会から連絡協議会会長を務める赤坂さん。能登よさこい祭りが20回続いた理由を「いろいろチャレンジしながら少しずつ形を変えてきたから」と話した。祭りを全国に発信するため、必死になって各地に出向き、よさこい仲間を集めた。北信越地区のよさこいチームで連絡会を立ち上げ、横のつながりが広がったことで、今では全国からチームが集まるようになった。

また、踊り子、特に若い人たちの声を聞くことを心掛けた。今年新たに湯っ足りパークに演舞場ができたのも若い人の意見がもとになった。新しいことを認めてくれる町やチームの代表で作る連絡協議会だけでなく、かつての踊り子や有志など、応援団のような人たちにも支えられてきた。

「これからも踊りたい人たちに場所を提供していきたい。リピーターの参加者が多いのも誇れるところ。鳴子を通して出会った宝物の仲間たちとこの大会を盛り上げていきたい」と大会のさらなる進化を楽しそうに話した。

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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