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市内で行われた活動やイベントを紹介します
海を知り、海を守る大切さ
能登島小学校
海上保安庁が、毎年6月の海洋環境推進月間に合わせ、川や海の保全、事故防止などの普及啓発活動を行っている。
4年生29人は、海上保安官から波が起きるしくみや離岸流の恐ろしさの話を聞いた後、海がなぜ汚れるのかをクイズや実験などで学び、海を守る大切さを知った。
濵田幹太くんは「授業で習っていないことを分かりやすく教えてくれた。一人では海に行かないようにします」と海で事故に遭わない心構えを話してくれた。
能登島のきれいな海を見て育った能登島っ子は、海を知り、大切な海を守っていく。
筆に思いを込めて
石崎小学校
6年生30人が、七尾市文化協会の橋元道彦会長に教わりながら水墨画に挑戦した。
七尾市は水墨画の画聖、長谷川等伯生誕の地。
等伯が描いた水墨画を学び、親しむことを目的にしている。
ほとんどの児童が、墨をすずりでするのも初めての体験。
橋元さんに教えられたとおり、墨の濃淡を意識しながら、筆先に集中。
野崎百々花さんは「濃くしたり薄くしたり、太いところ細いところに気を付けて、うまく描けたと思う」と笑顔を見せた。
児童一人一人が自分の思いを表現した、個性豊かな水墨画が完成した。
目標に向かって!可能性は無限大!
田鶴浜多目的グラウンド
能登地区から6チーム約80人のサッカー選手が集まり、遠藤さんからサッカーの基本を学んだ。
遠藤さんは「みんなにはたくさんの可能性がある。目標を持ち続け、必死にボールを追いかけてほしい」とサッカーが大好きな子どもたちへエールを送った。
ボールのコントロールと相手選手がいないスペースにボールを運ぶという、午前中に行われた試合で気付いた点を重点的に指導した遠藤さん。
子どもたちは集中し、それぞれが描く目標へ向けてさらなるレベルアップに励んでいた。
今年はどんな絵ができるかな
藤橋町
赤米や黒米といった古代米の稲穂の色の違いを利用し、田んぼ一枚をキャンバスに見立てて絵を描く古代米アート。
本宮のもり幼保園の年長児12人が山田重隆さん協力の下、日ごろ食べるお米がどのように育つかも学びながら田植えを行った。
初めて田んぼに入る園児も多く「ぬるぬるして気持ちいい」と笑顔を見せ、教わった通りに苗を3、4本ずつ丁寧に植えていった。
稲穂が色付き始める秋、田んぼにどんな絵が完成するか今から楽しみだ。
地域を守るため思いを一つに
七尾消防訓練場
七尾鹿島地域の消防団29分団174人が参加し訓練大会が行われた。
この大会は、消防団員が日頃の訓練で磨いた消防技術を披露し、技術の向上と士気の高揚を図ることが目的。
消防団員一人一人が火災現場を想定し、迅速かつ的確な動作で競い合った。
ポンプ車操法訓練で初めて指揮者を務めた海老元幸さんは「大会に向けて1カ月間練習してきた。火災現場では日頃の訓練がないと何もできなくなる。この大会が良いきっか
けになっている」と話した。消防団員が、地域を守りたいという思いを一つにする大会となったようだ。
犯罪や非行のない社会を目指して
七尾市役所
社会を明るくする運動七尾鹿島地区実施委員会や七尾鹿島保護区保護司会が集まり、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会づくりを目指す運動の出発式が行われた。
参加者は、7月1日からの強調月間にあわせ7月31日まで街頭キャンペーンを行う。
七尾鹿島保護区保護司会の米村正勝会長が「安全で安心な国づくりは、女性・若者が輝く社会の基盤。多くの人に犯罪や非行のない地域社会を目指すこの運動に参加してほしい」
と内閣総理大臣からのメッセージを力強く読み上げた。参加者は早速、市内主要施設での啓発活動へ向け出発した。
七尾の魅力を笑顔でおもてなし
七尾駅
北陸新幹線金沢駅開業によって、七尾、能登に訪れる観光客が増えている。
能登の玄関口である七尾駅に下車する観光客を最初に迎え入れ、七尾を案内するため9年ぶりに七尾駅構内に観光案内所がオープンした。
案内所スタッフの大河寿さんは「新幹線効果がとても大きい。七尾、能登の良さを発信するため、お役に立ちたい」と意気込みを語った。
スタッフの皆さんによる笑顔の出迎えやおもてなしで、観光客に七尾の魅力を存分に伝えてほしい。
小野静子さん
グループホーム
一青の家
七尾で生まれた後、北海道に移り住み働き始めた静子さん。
夫を戦争で亡くし、七尾に戻ってからはうどん屋や仏壇店で働き家庭を支えていた。
娘のセツ子さんは「人の面倒見が良く、一番尊敬する人」と話してくれた。
静子さんは「とても嬉しい。ありがとうございます」としっかりした言葉で感謝の気持ちを伝えていた。
長生きの秘訣は、小さい頃から働いていたことだという静子さんは、今でも施設で料理の盛り付けを手伝っている。
これからも、元気にお過ごしください。