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皆さんは、ふるさと「七尾の里海」にどんなイメージを持っていますか。
市民100人へのアンケートでは、左の円グラフのような結果に。
海が身近にありながら、意外と知らない「七尾の里海」。
皆さんがこれから見るものは、すべて「七尾の里海」の光景。
一緒に「七尾の里海」の神秘的な世界をのぞいてみましょう。
Q七尾の里海はどんなイメージですか?
きれい16人
ふつう21人
あまりきれいではない32人
きたない29人
その他2人
Q七尾の里海に入ってみたいですか?
入りたい27人
入りたくない73人
海に入りたくない理由
七尾の里海には多種多様な海藻がすむ。特に松島(能登島野崎町)は種類が豊富だ。潮が適度に流れ、水底には能登の海には珍しいサラサラな白い砂と、岩が点在。このバランスが非常に良いためだといわれている。そして、それらが乱雑に生育しているのではなく、種類ごとに分けられるように、それぞれの適した場所にまとまっている。その様子は、まるで小道や広場が点々と存在する手入れされた日本庭園のよう。そんな見方をすると、七尾の里海に興味が湧いてくるのでは…。
海藻は光合成を行うため、光が十分に届く深さで、透明度の高い場所を好む。
七尾の里海にたくさん生息する海藻(特にホンダワラ)は、陸上の植物と違い、冬から春にかけて成長する。その季節には、おのずと種類と量が増え、美しい海藻の森を形成した姿を見ることができる。
しかし、素晴らしい光景は、寒い季節ばかりではない。春はアマモ、夏はノトウミヒルモやホソエガサ、秋はホンダワラの新芽など、七尾の里海は、四季折々に生命力にあふれ、季節ごとに海藻を観察する楽しみもある。
観察するには、海に潜る一定の環境が必要。日本海側で冬の時期、海に潜れる地域は少ない。しかし、七尾の里海は、波荒い日本海に位置しているにも関わらず、能登半島が防波堤となり、さらに地形が湾であるため条件がよく、通年の観察が可能となる。
七尾の里海の東側は、富山湾に面しているため、養分豊かな湧昇流が流れ込んでいる。これは立山から地面に染み渡った養分豊富な水が地下を通じて富山湾に流れ込むもので、その結果、プランクトンが増え、四季にわたり数多くの魚が集まり、格好の漁場となっている。
世界中でも、七尾の里海にしか群生していないだろうとされている品種がある。その名はホソエガサ。環境省が作成・公表したレッドリストに、絶滅の危機にひんしている種として最も高いランクに指定(絶滅危惧種1.類)されている。ホソエガサは6月から9月の時期に見られる海藻で、今年は例年になく多く生育している。ホソエガサの生育条件として、二枚貝の殻に生えることから貝が豊富であることや透明度の高さ、きれいな砂地や穏やかな海域が挙げられる。その条件をすべて満たしているのが、七尾の里海である。絶滅危惧種でありながら、多く見られるということは、七尾の里海が、世界に誇れる素晴らしい海域であることの証明でもある。
七尾の里海から水揚げされる、代表的な生物と言えばナマコだろう。
そのナマコが冬眠ならぬ、夏眠をすることをご存知だろうか。ナマコは水温10℃以下で活発に活動し、水温25℃以上になると運動や摂餌活動を停止し、夏眠に入るという。
写真キャプション
冬の砂紋とホンダワラ(平成26年1月5日撮影)
ホソエガサ(平成26年6月29日撮影)
海草であるアマモは「海のゆりかご」と言われている。アマモが生息している場所は、生き物が卵を産む場所となり、孵化した稚魚の隠れ家となる。しかし、稚魚を餌にしている魚も、その場所がエサ場であることを知っている。海の食物連鎖として捉えた場合、アマモの生息地は、いろいろな生き物の生活の場となり、重要な役割を担っている。
また、アマモは根を張るため、砂の流出を防ぎ、海底の環境を守る役目を果たしている。日本各地でアマモを植え付ける活動が盛んに行われている中、七尾の里海ではその必要がないほど豊かに群生している。
七尾の里海に生息するアマモは、桜の開花する時期に、開花し始める。澄んだ水中に花粉が舞い、漂う様子が見られるのも、七尾の里海の特徴である。
また、アマモの葉にしか生息できないシャンデリアクラゲやヒメイカなどの生き物もいる。世界中の海を潜るダイバーの中には「七尾の里海に群生するアマモは、世界中で一番美しい」と絶賛する人もいる。
こんなエピソードがある。
七尾の里海に魅力を感じたドイツ人から、能登で唯一のダイビングショップである能登島ダイビングリゾートに電話が入った。「今、成田空港に到着して、七尾市に行きたい。七尾の里海を見てみたい」と。いきなりの電話だったため、関係者は半信半疑で電話の応対をした。そして翌日、そのドイツ人は能登島ダイビングリゾートを訪れ、即、七尾の里海に潜った。海から上がったドイツ人は「海藻の葉の色といい、景観といい、ホンダワラやホソエガサなどが生息しているこの海は本当に美しく素晴らしい」と絶賛し、能登島を後にした。
実は、そのドイツ人、平成22年10月に愛知県名古屋市で行われた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に参加するために、日本を訪れたのであった。わざわざ七尾の里海に来た理由も、この会議資料に七尾の里海のことが記されていたためで、「ぜひ、自分の目で確かめたかった」と語ったそうだ。
七尾の里海でよく見られる海藻のほとんどはホンダワラ。
私たちが七尾の里海をイメージした場合、泳ぎたくない、潜りたくないというイメージがある理由の一つに、この海藻が茶色くてきれいに思えないことが挙げられる。また、海面に浮いていたり、浜辺に打ち上げられたりしているといったことも理由となっているのかもしれない。
しかし、ホンダワラがなぜ茶色く浮いていたり、浜辺に打ち上げられていたりする光景が印象に残っているのだろうか。それは、ホンダワラは、陸上の草木のように冬に枯れるのではなく、私たちがよく海へ訪れる夏に枯れるからである。逆に冬は、里海の森を形成する主役であり、生命に満ち溢れ生き生きとしたホンダワラを見ることができる。
写真キャプション
アマモの草原(平成24年4月14日撮影)
ホンダワラとメジナ(平成25年9月10日撮影)
枯れたホンダワラが生えかわり、見事な森が形成される様子(平成25年9月30日撮影)
イワシの群れ(平成25年9月30日撮影)
七尾の里海にはさまざまな生物がすんでいます。
そこは、世界でもまれな生き物の宝庫なのです。
秋になると編隊を組むように並んで泳ぎ海藻の森に現れる。協力して森にすむ魚を追い込み、捕食する様子が見られる。
水面を這うように泳ぐエイ。危険を察するとパタパタと砂をかぶり隠れる。泳ぐときは羽ばたくように中層を泳ぐ。
ザラカイメンというスポンジの筒のような生き物の中に身をひそめる小さな(2cmほど)ハゼの仲間。このように生き物は互いに身を寄せて生活している。
フジツボの殻を巣にして、中で卵を産み孵化の時まで育てる。時折顔を出して外の様子をうかがい警戒する。
桜の開花の時期に海の中で満開を迎える。花びらの間からは光合成でできた酸素の気泡が放たれる。
能登島にすみ着いた野生のミナミハンドウイルカ。母子は常に一緒に泳ぎ、生きる術を学ばせているよう。
ウマヅラハギの好物はクラゲ。とがった口でついばみ、あっという間にクラゲは穴だらけになる。
砂からニョキニョキ伸びる姿はサボテンのよう。ポリプを広げプランクトンを食べる。暗い所で優しくたたくと光る。
砂の上を這うウミウシの仲間。ウミウシは貝類の仲間で貝殻を失った生き物。
さまざまな色や模様がある。
七尾の里海でよく見かけるハゼの仲間。胴部から尾にかけ、しまが7本なのが日本海型。ちなみに太平洋型は6本。
砂の海底に潜ったクサフグが眼だけを出して隠れている。近づくと一斉に猛スピードで泳ぎ去る姿が面白い。
アマモをすみかとするクラゲの一種。泳ぐこともなく、アマモの葉にくっつきプランクトンを捕って生きている。
アマモの葉につく、十字型のクラゲ。
真ん中は口で、四方の腕先の触手でプランクトンを捕り、口へ運ぶ。
およそ5mmの小さな魚。おなかについている吸盤でホンダワラの葉などにしがみつく。真冬の冷たい海で会える。
夏の日没直後に行う産卵の儀式。オス(手前)はメスを肩に乗せて、ゆっくりと中層へ運ぶ。
潮の干満の影響を受けやすい岩場に多く見られるギンポの仲間。岩の凹凸や穴をすみかとし、尾から入り、キョロキョロと外の様子を見て、たまに穴から出る。
夏前の大潮の日。冬の間に丸々肥えたナマコが岩に登り始める。大きく頭を持ち上げて放卵放精を始める。
初夏から七尾の里海の底を緑に染めるノトウミヒルモが紫の花を咲かせる。
(能登付近の固有種)
ピンクや黄色、紫などの派手な触手をたくさん持ち合わせたクラゲで、泳ぐのが苦手。
タツノオトシゴの仲間。体の各所にあるとげのような皮弁は、ホンダワラに擬態していて、見つけるのが大変。
生き物たちの”ふるさと〞七尾の海
私は水中カメラマンという仕事柄、さまざまな海に潜りその素晴らしさを撮影してきました。そして、いつしか七尾の海に引かれるようになりました。
北は流氷が浮かぶ北海道から南は沖縄のサンゴ礁まで。日本の海は、素晴らしい大自然が残る宝の場所です。しかし、なかでも七尾の海に通い詰めるのには訳があります。
人里近くの湾奥は波静かで、真水の影響を少し受ける典型的な内湾。”江戸前〞で知られた東京湾と同じ環境です。一方、富山湾に面した外海は深海まで続く外洋。七尾にはごく狭い範囲に二つの異なる海が存在しています。そして両方に共通しているのが海藻の森が広がっていることです。海藻は健全な環境のバロメーター。特に七尾の海には、環境の変化に敏感なアマモという種類がほかでは見られないほど豊富です。この海中の森は魚たちのふるさとでもあり、稚魚たちはここですくすくと育ちます。まさに、「里海」という言葉そのもの。私の心を引きつけてやまない七尾の海は、生き物の命を育むという意味でも、日本一の海です。
1957年神奈川県藤沢市生まれ。立正大学文学部卒業。幼少時代から海が遊び場で22歳の時に本格的にダイビングと水中写真を始める。その後、数々のフォトコンテストで受賞。国内外の研究者と連携した貴重な映像・撮影は国際的な評価を得ている。
七尾の里海は、すべてが美しく楽しい海
七尾の里海に初めて潜ったのは5年前の5月の大型連休中。ボートで5分程沖合でジャボン。
入浴剤を入れたような緑色、春色の海中を漂うクラゲをカメラを携えて追いかけました。ところがその後、能登島の本気を見ます。
アメ玉大の珍しい形のクラゲは海に足を入れて徒歩10歩で何種類も見れますし、頭に房のある小指ほどの魚、コケギンポを見るなら最短1歩。
海の入口から緑色の草原が待っていてくれます。草原ではゴマ粒大の酸素がプクプクと葉先から湧き出す様子を、春夏にはあちこちで咲く小豆大の白や桃色の花を、梅雨時には緑色のホソエガサ(絶滅危惧種)まで見ることができます。
夕方には、波間で散乱した橙色の光線が差し込み(まさに日本海)緑色の草原の先には、波の跡、砂紋の広がる真っ白な砂原が続きます。
何を撮ろうか?夢中でいると空気を吸うのを忘れてしまいそうなほどです。
七尾の里海は小さな生き物、花や海藻、夕陽、そして砂さえも楽しい海です。
身近にある海に、もっと目を向けて
能登に来たのは12年前。大阪から仕事で訪れたのがきっかけ。
システムエンジニアとして国内外での活動する傍ら、アウトドア事業に携わり、海外はオーストラリア、日本は紀伊半島など新規エリア開拓を手掛けてきました。
スキューバダイビングはそのひとつ。各地の海を潜ってきましたが、七尾の里海にはとても引きつけられる魅力を感じました。それは他の地域にはない海藻の茂る光景と生態系です。健全な海の姿である海藻の豊かな七尾の里海は、サンゴ礁に匹敵するほどのレジャーの可能性と環境保全の必要性があり、地元の協力を得て調査を始め、日本海側で初めての通年潜れるダイビングエリアを開設しました。また、腰を据えて活動を続けるのに、七尾へ移住をしたのもその時でした。
開業して10年、マスコミや映像制作会社に七尾の里海を紹介し、全国放送番組や書物など、多くの映像を提供してきました。今や「全国のダイバーが一度は訪れたいダイビングポイント」として知られるようになり、県外からのお客様が毎月七尾を訪れ、四季折々の七尾の里海を楽しんでいただいています。
他の地域の方々から賛美される七尾の里海を、もっと皆さんに知っていただけるよう、今後も日々の活動を続けていきます。
人々に感動を与えることのできる七尾の里海
七尾の里海に潜り始めて、10年以上経ちました。能登島ダイビングリゾート開業準備の時からほぼ毎日、海の生き物や植物の様子を観察、写真を撮って記録し続けています。
釣り好きな父親の影響で子どもの頃かボートに乗り、七尾の湾の水面から水中をよく眺めていました。一体この海の中はどんな世界なんだろう?通り過ぎる魚や、水面に流れる藻を眺めながら、そんなことを思っていた記憶があります。
スキューバダイビングを始めたのは福井県の海でした。たくさんのダイバーが全国から集まり、水中世界を楽しみ賑わう光景が印象的でした。このような海に親しむ人を自分のふるさと七尾の里海に全国から集められたら、地域活性化や環境意識の向上を図れるのではないかと思うようになりました。今では、お客様に四季折々の情報を提供し、海の中をご案内しています。
おかげさまで全国をはじめ海外からも能登島の海藻群生地の美しさに魅了された七尾の里海のファンが集う海へと育てることができました。しかし、この海を守り育てるのは地域です。人々に感動を与えることのできる七尾の里海を将来も持続できるように、これからはさらに地域と連携したいと考えています。
この特集を企画してから、どうも腑に落ちないことがあった。何だろうと思ったら、私自身がふるさとである七尾の里海のことを、あまり知らないことに気づいた。この特集を企画した意図も、まさにそこであり、海が身近にありながら、市民の皆さんは、七尾の里海のことについて知っているのだろうか、知らないのであれば知ってほしいと思ったことから始まった。
そこで、「思い立ったが吉日」、「善は急げ」と思う性格から、自ら海に潜って体験しないと始まらないと思い、スキューバダイビングに初挑戦。見たこともない世界が見られる。しかし、本当に潜れるのかという期待と不安が入り乱れている。
6月30日土曜日、天気は曇り。いよいよ海の世界へ。約20キロある装備を身にまとっての潜水は、想像した以上に自由が利かない。ましてや初体験で水中撮影をしようというのだから、なおさら思いと行動が伴わなかったため、スタートから四苦八苦。同行してくれた須原さん(インストラクター)に、パニックになっていることを悟られないように「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせていた。
ようやく水中で泳げるようになったら、水中撮影に挑戦。
目の前に広がるのはアマモの草原。無数に放出される気泡と、アマモの草原が神秘的な美しさを感じさせてくれた。
その後、何が撮れるかなと思っていた矢先、マダコに遭遇。岩の隙間がすみかなのか、近づいても逃げずに、じっとしていた。マダコを撮ろうとしたが、うまくいかない。撮影したい場所の水深位置に、自身が停止していないといけないのに、どうしても浮いてしまうのである。なぜなら、地上にいる時よりも必要以上に酸素を吸ってしまったため、肺が浮き輪状態となり、浮いてしまったのである。次は肺からの酸素の出し入れ調整ができないことに動揺してしまい、残念ながらマダコの撮影はできなかった。
少しずつ、こつをつかみ始めたころ、ヒトデを発見。七尾の里海でよく見るこのヒトデはイトマキヒトデという。
細い星状の形をしたトゲモミジガイも発見。ヒトデを見て感激していた時、アマモの草原に集まるクロダイの群れにも遭遇。
次から次へと生き物に出会い驚きと感動の連続だった。しかし、こんなものではなかった。ミズクラゲや光で反応する海藻、モズクやベラ、カレイやハチメなど、ひっきりなしである。モズクは、食卓に並ぶモズクの色とは全く違い、水中では黄金色に輝いていた。
アマモの草原を抜け、白い砂地が広がる場所には、今では能登にしか生息していないといわれるノトウミヒルモが群落していた。昔、ノトウミヒルモは全国で見られたが、護岸工事などで変わった潮の流れなどに影響されやすく生息しづらい環境となり、今では七尾の里海にしか見られなくなったそうだ。
ノトウミヒルモが群落した場所を過ぎたところにもう一つ、全国でも七尾の里海にしか見られない絶滅危惧種に指定されたホソエガサを見ることができた。なぜかはわかっていないが、今年は、例年になく大発生しているという。私もその光景を見た時、本当に絶滅危惧種に指定された海藻なのかと目を疑った。ホソエガサの上部は、ラッパのような形をしていて、地上では見られないとても美しい緑色をしていた。
潮の流れでゆらゆらと揺られる様子を見ると、みんなで合唱しているかのように見えた。
今回の体験は、初めてのことばかりで驚きと感動の連続だったこともあり、約1時間の水中散歩は、あっという間。時間が経つにつれ、幻想的な世界に引き込まれ、今思い返すと、夢だったのかと思わせるくらいの海中の楽園散歩だった。
今回の特集で、七尾の里海の素晴らしさを感じていただけたでしょうか。
七尾の里海に自分自身で触れてみたいと思った皆さん、次のようなイベントがあります。七尾の里海を気軽にのぞけるチャンスです。
私が体験したように、スマートホンで写真を撮ることもできます。ぜひ、この機会に七尾の里海の世界をのぞいてみませんか。
「七尾の里海を撮ろう!」水中撮影会
スマホや携帯で気軽に水中撮影
シュノーケリングをしながら水面から水中の風景を撮影。プロの水中ガイドが海の生き物や植物を紹介。ダイビングボートに乗ってクルージングを楽しみ、野生イルカの撮影もします。
日時:9月14日(日曜日)午後1時から午後6時
場所:能登島ダイビングリゾート(能登島野崎町)
参加費:3,240円
募集人数:30人(18歳以上)
持ち物:水着、Tシャツ、短パンなど
カメラ:携帯電話で水中撮影ができる防水ケースを販売しています。(3,078円~)
申込方法:住所、氏名、年齢、連絡先をファクスかメールで送ってください。
申込期限:8月31日(日曜日)
詳細は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:のとじまん会
電話84-0081
ファクス84-0082
写真キャプション
アマモの草原
イトマキヒトデ
アマモとクロダイの群れ
黄金色に輝くモズク
ベラとカレイ(カレイはどこにいるでしょうか?)
この特集を発行する前、3ページにあるアンケートに答えていただいた数人に、この特集を読んでもらいました。
その人たちの感想は
「ここにある画像は、本当に七尾の海なの?信じられない。」
「七尾の海の美しさを知って、イメージが変わった。」
「七尾の海はヘドロや臭いイメージがあるけれど、こんな美しいところがあるんだね。」
「海に囲まれた日本で、七尾の里海にしか生息していない生物がいると思うと、子どもたちに自慢できる海にしていかないと駄目だね。」
この特集は、市民に「七尾の里海」を知ってもらうこと。そして、身近にありながらも、「七尾の里海」について、よくないイメージを持っている人が多いため、それを拭払できたらという思いから企画しました。
「七尾の里海」の海中に広がる世界は、楽園そのもの。この特集が、私たちの身近にある海が世界に誇れる海であることを認識してもらうきっかけになってくれればと思います。
取材協力:能登島ダイビングリゾート