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市内で行われた活動やイベントを紹介します
七尾市小学生サッカー交歓会
心の交流で爽やかな一日
和倉温泉多目的グラウンド
心地よい潮風が吹く和倉温泉多目的グラウンドで、市内の小学5年生が一堂に会し、サッカー交歓会が行われた。男女に別れ、1試合10分、10人対10人という特別ルールで、熱戦を繰り広げた。仲間からの熱い応援を背に、最後まであきらめずボールを追いかけ、声を掛け励まし合い、クラス一丸となって試合に臨んでいた。
また、他校の児童に「がんばれ」と声をかけるなど、学校間の交流も楽しんでいた。児童らにとって、充実した一日となったのでは。
七尾市老人と子どものスポーツ大会
競技を通してふれあい
七尾総合市民体育館
各地区の老人クラブ会員と保育園児が集まり、お互いに楽しめる競技を通して交流した。高齢者と園児がペアとなった競技では、園児たちの張りきる様子に高齢者の皆さんは終始、目を細めていた。
最後に踊ったフォークダンスでは、園児が高齢者に抱きつく微笑ましい場面や、別れ際に「元気でいてね」と声をかける姿などが見られ、和やかな雰囲気で終わった。寺尾恕則さん(79歳)は「元気をもらった」と、園児たちとのふれあいを喜んでいた。
行政相談委員総務大臣表彰受賞
木本峰生さん
七尾市役所
木本さんは、平成11年から14年間行政相談委員を務め、幅広い行政問い合わせ題の対応に尽力したことが評価され、総務大臣表彰を受賞した。行政相談委員は総務大臣から委嘱を受け、行政機関への意見・要望などの受け付けや、解決を進める。
木本さんは「郵便ポスト設置の要望を受け、実現に至ったこともあった。近年は相談が少ないが、どんなささいなことでも相談してほしい」と話した。七尾市役所では毎月、行政相談を行っている。皆さん、気軽に相談してみては。
能登ふぐの魅力を紹介
能登ふぐ料理で誘客期待
七尾市役所
能登ふぐ事業協同組合は、「能登ふぐ」を全国に売り出そうと昨年から視察や料理勉強、モニタリングツアーなどに取り組んできた。「能登ふぐ」とは能登で水揚げされるさまざまな種類の天然フグの総称。石川県はフグの漁獲量が全国1位(平成23年度)で、七尾湾でも「トラフグ」や「マフグ」といった天然フグが水揚げされている。
今年から市内飲食店などでさまざまな能登ふぐ料理が味わえるようになっており、全国からの誘客を期待したい。
第19回寺町サミットin七尾
寺院を生かしたまちづくり
宝幢寺
年に一度、寺院群都市会議加盟の8都市が集まり、寺院(群)を生かしたまちづくりを考える「寺町サミット」。今年は七尾市で開催され、8都市のまちづくり団体の事例発表や、市長によるパネルディスカッションが行われた。
寺での「朝市」開催や、「お寺こども教室」の開催など、寺が地域の場所となっていることが紹介された。コーディネーターの金沢学院大学東四柳史明教授は「次の世代に伝えるためにも、若い人を巻き込んだ取り組みが必要なのでは」と話した。参加者は、より一層魅力ある寺町を作ろうと誓い合っていた。
第16回全国農業担い手サミットinいしかわ
農業について語り合う
能登島地内
全国の農業者約2100人が一堂に会し、農業の発展について語りあった。能登島コースに参加した38人は、石川県で最初に農業参入した企業「スギヨファーム」で、自社で生産した農作物を加工するビジネス戦略を聞き、企業の農業参入について関心を深めていた。
めずらしい野菜を栽培し、レストランと直接取り引きしている「高農園」では、初めて見る野菜に目を丸くし、栽培方法や経営方法など熱心に質問していた。参加者にとって実りある機会になったのでは。
社会安全貢献賞受賞
防犯寸劇グループ「むつみ会」
七尾市役所
「むつみ会」は、平成15年から行っている防犯の寸劇で高齢者の詐欺被害防止に努めた功績が認められ、(公財)全国防犯協会連合会から表彰された。中島町在住の主婦が中心となって、年に10回程度公演を行う「むつみ会」の寸劇は高齢者から、ユーモアたっぷりでわかりやすいと評判。
「むつみ会」のメンバーは「最初は背中にせりふを貼るなど、大変でした。皆さんのお役に立てればという思いで続けてきました」と10年を振り返り、今後も活動を続けたいと意気込んでいた。
厚生労働大臣表彰受賞
粟津信一さん
七尾市役所
国民健康保険運営協議会の委員となり、27年目を迎えた粟津さん。市民の健康を増進する環境づくりや国民健康保険の医療費抑制などに大きく貢献したとして、大臣表彰を受賞した。
粟津さんは「七尾市の医療費は年々上がっている。医療費を抑制するためにも、特定健診受診率の向上に努めなければならない。今回の受賞を誇りに思い、今後も国民健康保険の環境づくりにまい進していきたい」と抱負を語った。